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更新日:2018年8月21日

Vol.04 腎臓移植外科(2018年6月4日掲載)

 

当院の腎臓移植外科は、多数の移植実績がある北関東以北最大の腎移植施設です。
1985年の第1例の腎移植から始まり、2017年までの総移植件数は760件を超え、現在も多くの方が受診されています。
今回は、当院の理事も務めている腎臓移植外科部長の原田医師を紹介いたします。

原田浩医師

Q 医師を目指したきっかけを。

A もともと中学生の頃にラジオやスピーカーを自作する等、ものづくりが好きで工学部への進学を考えていましたが、受験勉強をする中で医療の世界に関心を持ち、医者を志すようになりました。

Q 現在の専門を選んだ理由は。

A 学生実習の際、移植手術を見る機会があり、血流再開と同時に尿が出てきた様子を見て、治療の効果が如実にあらわれたことに感銘を受けたことがきっかけです。

Q 市立札幌病院を選んだ理由は。

A 関東以北で最大の腎移植センターがあるからです。

Q 腎臓移植外科外来には一日どれくらいの患者さんが受診するのですか。またどのような患者さんが受診するのですか。

A 多い日には1日60人程の患者さんが訪れます。外来患者さんは移植を終えた患者さんであったり、これから移植を考えている患者さんです。最近は、未透析の患者さんが半数を占め、糖尿病の患者さん等も増えてきています。

Q 腎臓移植外科のウリは。

A 迅速な移植対応、個々の病状・移植の背景に応じたテーラーメードの(患者さん個人に応じた)移植、幅広く手厚い外来での対応です。腎臓移植外科には移植コーディネーターの資格を持つ看護師がおり、豊富な経験を活かして様々な面で活躍しています。外来で多くの患者さんを診ることができるのも移植コーディネーター等の外来スタッフのおかげです。

腎臓移植外科チーム 

腎臓移植外科の医師と外来スタッフ

Q 平成29年度に厚生労働大臣表彰を受けられましたがそれまでの活動は。また今後の展望は。

A 600件を超える腎移植の実践と全国でも有数の臓器提供地域である北海道での献腎移植の実現を評価していただいたのだと思います。今後は、まだまだ足りない死体ドナー数の増加と臓器移植数の増加のための啓発活動を行っていきたいです。

Q これまで行われていた研究により、特許を取得した検査方法があるそうですが、どのような検査方法ですか。

A これまでの腎臓の働きを調べる検査は、針を体に刺して腎臓の組織を採取する等、侵襲性(体への負担)がある方法でしたが、今回発明した方法は、尿に含まれる細胞を使い遺伝子情報を調べる非常に体への負担が少ない検査方法です。

Q この方法によって今後期待することは。

A 体に負担の少ない検査ができることでより多くの方が検査を受けやすくなる環境の醸成です。また、今回の発明に関連した検査方法が検診にも活用できる可能性があると思っています。現在も研究は続けているので、よりよい検査方法等を提供できればと考えています。

Q オフの過ごし方は。

原田理事A 体を動かすことが好きなので、仕事が終わった後や休日にジムに行って汗を流しています。また、学会の後の余興でバンドのドラムを叩いたりすることもあります。

Q 理想とする医師像は。

A 診察に訪れたすべての患者さんとしっかりと向き合い、困難な治療も断らず医療を提供する医師です。

Q 地域の医療機関に向けて一言お願いします。

A まだまだ腎移植を知らないで過ごしている慢性腎臓病の患者さんがいらっしゃいます。幅広い移植へのご理解、ご推奨を患者さんにお願いします。

Q 地域の皆さんにむけて一言お願いします。

透析療法を施行中で腎移植を希望されている方や、慢性腎不全と診断され透析療法や腎移植が必要と言われている方等、腎の問題でお困りの方は是非、当院の窓口を叩いてください。コーディネーターのみの相談もありますので、お気軽にご来院下さい。

このページについてのお問い合わせ

市立札幌病院 

〒060-8604 札幌市中央区北11条西13丁目1-1

電話番号:011-726-2211

ファクス番号:011-726-7912