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更新日:2016年2月17日

平成17年度食品からのダイオキシン類摂取量調査結果について

ダイオキシン類は食品、大気、土壌などを通して人に取り込まれますが、その約9割は食品から取り込まれていると言われています。
本市では、札幌市民が日常摂取している食品からのダイオキシン類の量を把握するため、平成12年度(第1回)及び平成14年度(第2回)に本市独自の調査を行い、その結果を公表しています。
第1回及び第2回調査は、平成10年に行われた「札幌市民の食生活調査」に基づき実施しましたが、平成16年に「平成15年札幌市健康・栄養調査」の結果が公表され、札幌市民の近年の食生活の変化を踏まえた調査が可能となったことから、今回、第3回調査を実施し、その結果を取りまとめましたのでお知らせします。

調査結果の概要

1調査方法(トータルダイエットスタディ

(1)試料

「平成15年札幌市健康・栄養調査」の食品摂取量に基づき、市内の小売店より186品目の食品を購入し、実際の食事形態に従って調理した後、13の食品群に大別し、食品群ごとに均一に混合したもの及び飲料水(合計14食品群)を試料とした。

(2)分析方法

「食品中のダイオキシン類及びコプラナーPCBの測定方法暫定ガイドライン」(平成11年10月厚生省)に従い、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)7種、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)10種、コプラナーPCB(Co-PCB)12種、計29種について分析した。

2査期間

平成17年10月~平成18年2月

3査機関

札幌市衛生研究所

4調査結果

調査の結果、食品からのダイオキシン類の一日摂取量は0.69pgTEQ/kgbw/dayであり、過去2回の調査結果(第1回(平成12年度):1.04pgTEQ/kgbw/day、第2回(平成14年度):0.98pgTEQ/kgbw/day)よりも低い値でした。
この値は、我が国の耐容一日摂取量(TDI)である4pgTEQ/kgbw/dayを下回っており、現在のところ、通常の食生活において食品衛生上の問題はないと考えております。

表1イオキシン類一日摂取量(札幌市)
群(食品) 第1回調査
(平成12年度)
第2回調査
(平成14年度)
第3回調査
(平成17年度)
 
割合(%)
1(米・米加工品) 0.00 0.00 0.00 0.0
2(穀類・種実類・芋類) 0.11 0.12 0.04 0.1
3(砂糖類・菓子類) 0.09 0.10 0.08 0.2
4(油脂類) 0.12 0.26 0.19 0.6
5(豆類・豆加工品) 0.00 0.00 0.00 0.0
6(果実類) 0.00 0.00 0.00 0.0
7(緑黄色野菜類) 0.00 0.00 0.00 0.0
8(他の野菜類・きのこ類・海草類) 0.40 0.00 0.03 0.1
9(調味料・嗜好飲料) 0.00 0.00 0.00 0.0
10(魚介類) 42.50 40.56 31.61 91.6
11(肉類・卵類) 5.58 7.84 2.51 7.3
12(乳・乳製品) 2.76 0.05 0.04 0.1
13(その他の食品) 0.27 0.04 0.01 0.0
14(飲料水) 0.00 0.00 0.00 0.0
一日摂取量(pgTEQ/day) 51.83 48.97 34.52 100.0
体重1Kg当り一日摂取量
(pgTEQ/kgbw/day)
1.04 0.98 0.69

表の数値は端数処理のため必ずしも合計値と一致しません。

表2イオキシン類一日摂取量(全国平均・北海道)
    平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度
体重1Kg当り一日摂取量
(pgTEQ/kgbw/day)
全国平均 1.45 1.63 1.49 1.33 1.41
北海道 0.84 0.67 0.88 0.84 0.48
0.94 1.03 1.03
1.44 1.33 2.48
平均1.09 平均1.07 平均1.33

用語説明

トータルダイエットスタディ

通常の食生活において、食品を介して特定の物質がどの程度実際に摂取されるかを把握するための調査方法。飲料水を含めた全食品を14群に分け、「平成15年札幌市健康・栄養調査」による食品摂取量に基づき、市内の小売店から食品を購入し、必要に応じて調理した後、各食品群ごとにダイオキシン類の分析を行い、市民一人あたりの平均的な一日摂取量を推定した。

pg(ピコグラム)

10-12g(1兆分の1グラム)

TEQ

毒性等量(Toxic Equivalent Quantity)の略号。
ダイオキシン類は、種類により毒性の強さが大きく異なるので、毒性を評価するときには、2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(2,3,7,8-TCDD)の毒性を1として、他のダイオキシン類の毒性の強さを換算して評価する。この場合TEQという単位が使われる。

TDI

耐容一日摂取量(Tolerable Daily Intake)の略号。
一生涯毎日摂取しても健康に被害を及ぼさないと考えられる量で、ダイオキシン類について、4pgTEQ/kgbw/day(1日に体重1kg当たり4pgTEQの意味。体重50kgの人であれば、4pgTEQ×50kgで計算し、TDIは200pgTEQとなる。)とされている。

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ファクス番号:011-622-5177

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