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更新日:2023年3月22日

濃厚接触者になった方へ

 

<保健所業務の重点化について(市民の皆さまへのお願い)>

札幌市では、感染力が強いオミクロン株の特徴を踏まえ、市民の皆様の命を守るため、必要な医療へつなぐことを最優先と考え業務の重点化を行っております。
濃厚接触者と思われる方に対しては、陽性者の方自らご連絡いただき外出自粛や健康観察などについてご説明をお願いいたします。
保健所業務の重点化とオミクロン株の特徴を踏まえた市民の皆さまへのお願い

 

濃厚接触者とは 

感染可能期間(陽性者が発熱や呼吸器症状等の新型コロナウイルス感染症を疑う症状を呈した2日前から隔離開始までの間)に陽性者と接触した者のうち、次に該当する者(国立感染症研究所「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」より抜粋)

  1. 陽性者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者
  2. 適切な感染防護なしに陽性者を診察、看護もしくは介護していた者
  3. 陽性者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
  4. 手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、陽性者と15分以上の接触があった者(周辺の環境や接触状況等から感染の可能性を総合的に判断する)

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陽性者から連絡を受けた方へ 

身近な方から「新型コロナウイルス感染症と診断された」と連絡を受けた方が行っていただくことをまとめました。

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濃厚接触者と判定された方へのお願い 

待機期間について / 検査について / 健康観察について

待機期間について 

札幌市では、国の取扱いに基づき、濃厚接触者の特定、待機期間を以下のとおりとしています。

  感染症の発生場所 濃厚接触者の特定 待機期間
1 同一世帯内

(同居者は一般的に、濃厚接触者となります)

「陽性者の発症日」、「家庭内感染対策を取った日」のいずれか遅い方を0日目として5日間(6日目解除)※5,6
2 医療機関・ハイリスク施設※1
  • 原則として保健所において特定
「最終接触日」を0日目として5日間(6日目解除)※5,6
3 高齢者・障がい者
通所施設等※2
  • 施設等において特定
4 保育所等※3
  • 原則として特定しない
  • 感染者本人等から個別に連絡を受けた場合には、連絡を受けた方(接触者等)が自ら判断
一定期間(例として5日間※5,6
5 事業所※4
(上記を除く)
6 友人・知人等
  • 感染者本人等から個別に連絡を受けた場合には、連絡を受けた方(接触者等)が自ら判断

※1 ハイリスク施設: 重症化リスクの高い方(高齢者や基礎疾患を有する者等)が多く入所・入院する高齢者・障がい児者施設や医療機関
※2 高齢者・障がい者通所施設等:重症化リスクの高い方が多く通所する高齢者・障がい児者施設
※3 保育所等: 保育所(地域型保育事業所及び認可外保育施設を含む)、幼稚園、認定こども園、小学校、義務教育学校、特別支援学校及び放課後児童クラブ
※4 事業所:一般的な会社のほか、中学校以上の学校も含む 
※5 自費検査により2日目及び3日目に陰性確認ができれば、3日目から待機解除することも可
※6 医療従事者、ハイリスク施設の従事者(高齢者施設の従事者障がい者施設の従事者)又は保育所等の従事者は、一定の条件の下、毎日検査の陰性確認により待機期間中も従事することも可

<参考>
B.1.1.529系統(オミクロン株)が主流である間の当該株の特徴を踏まえた感染者の発生場所毎の濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施について(令和4年3月16日付厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部事務連絡、令和4年7月30日一部改正)

各ケースの待機期間については、以下のフローをご参照ください。

療養期間等フロー(PDF:662KB)

高齢者通所施設等や保育所等の従事者
施設などが自ら行う疫学調査の手順(中段の『外出自粛(待機)期間等』)を参考にしてください。

検査について 

陽性者や濃厚接触者の職場復帰に係る陰性証明は不要です

陽性者の療養期間又は濃厚接触者の待機期間が解除された後に、職場等で勤務を開始するにあたり、PCR検査、抗原定性検査キットによる陰性証明は不要です。

職場復帰等の際の陰性確認検査は不要です

症状があり、重症化リスクを持たない方 

各種要件を満たす場合、薬局から無料で抗原検査キットを配送しています。
詳細は以下のページからご覧ください。
抗原検査キットの無料配付を実施している薬局

症状があり、重症化リスクのある方(65歳以上の高齢者、基礎疾患がある方、妊婦、小学生以下の子どもなど。) 

まずは医療機関の受診をご検討いただくようお願いいたします。
詳細は下記ページからご覧ください。
発熱時等の受診・診療について

上記による検査等が難しい方 

次のいずれかに該当する方は、保健所の検査対象となる場合があります。
札幌市保健所 検査受付担当係(011-788-6281 年中無休 9時00分~19時00分)までご相談ください。

  • 発熱等の症状があるが、上記による検査等が難しい方
  • 無症状であっても、妊娠中又は人工透析患者の方

待機期間短縮のために検査(2日目及び3日目検査)したい方 ※自費検査 

厚生労働省から承認された抗原検査キット(「体外診断用医薬品」又は「第1類医薬品」)をご自身にて購入し、検査を行ってください。
※検体タイプが鼻咽頭(びいんとう)又は鼻腔(びくう)のものを用いてください(だ液は推奨されません)。
※小学生未満の乳幼児は対象外です(鼻咽頭又は鼻腔の抗原検査キットを用いることが想定されないため)。

抗原検査キットの購入について

健康観察について 

現在、保健所による濃厚接触者の健康観察は行っておりません。
濃厚接触者と思われる方は、陽性者との最終接触日の翌日から7日間、ご自身で健康観察(健康状態の確認と体温測定)及びリスクの高い場所の利用や会食を避ける等の感染対策をお願いいたします。

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同居家族がいる場合の過ごし方について 

同居家族が陽性と診断された場合 

同居家族が陽性と診断された場合、同居家族は濃厚接触者となります。(保健所からの連絡はありません)
濃厚接触者である同居家族の待機期間は、​

​​​​​​「陽性者の発症日」、「家庭内感染対策を取った日」のいずれか遅い方を0日目として5日間(6日目解除)または
自費検査により2日目及び3日目に陰性確認ができれば、3日目から待機解除することも可
(令和4年7月22日付厚生労働省事務連絡により、濃厚接触者の待機期間が原則7日間から5日間に短縮されました)

とされています。
なお、濃厚接触者には待機期間中における不要不急の外出自粛をお願いしておりますが、やむを得ない場合には、マスク着用等の感染対策を徹底した上で、できるだけ短時間で人との接触を避けていただければ、食料・日用品の購入を目的とした最低限の外出は可能です。

【家庭内での感染対策とは】

家庭内で、日常生活を送る上で可能な範囲での、マスク着用や手洗い・手指消毒の実施、物資等の共用を避けるといった対策です。

同居家族が濃厚接触者と判定された場合 

職場や友人・知人等が陽性と診断され、同居家族の方が濃厚接触者と判定された場合は、以下リンクを参考に待機及び健康観察を行ってください。

なお、濃厚接触者と判定された方以外は、同居家族であっても外出の制限等はありませんが、所属先(会社、学校、幼稚園、保育園等)によって取り決めがある場合もあります。「同居家族が濃厚接触者になった」旨を所属先にご相談ください。

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Q&A 

Q1.濃厚接触者になった場合の外出自粛は強制ですか?

Q2.PCR検査の結果が陰性でも外出自粛が必要なのは何故ですか?

新型コロナウイルス感染症は潜伏期間があるため、PCR検査の結果が陰性でも、検査後に発症する場合があるためです。また、新型コロナウイルス感染症は、発症の2日前から周囲に感染させる力があると考えられているため、症状が出る前から外出を自粛することで、濃厚接触者が健康観察期間中に発症した場合に周囲への感染拡大を防ぐことができます。

Q3.濃厚接触者になった場合、保健所で証明書を発行してもらえますか?

札幌市では、濃厚接触者の証明書は発行しておりません。

Q4.家庭内に陽性者や濃厚接触者がいる場合、具体的にはどのようなことを注意したらよいですか?

家庭内の感染対策について(PDF:702KB)をご覧ください。
家庭内でご注意いただきたいこと一例です。家庭内では、日常生活を送る上で可能な範囲での対策を行ってください。

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新型コロナウイルス感染症に関する一般的な問い合わせ先

札幌市新型コロナウイルス一般電話相談窓口
電話番号:0570-085-789(ナビダイヤル・毎日9時00分~18時00分)
よくあるご質問はこちら

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