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本年はこれまでに熱帯、亜熱帯地域において、デング熱の大規模な流行が報告されております。今後、海外渡航者の輸入症例等の増加する可能性が考えられ、デング熱をはじめとする蚊媒介感染症の予防対策が重要となるため、関連資料を掲載いたします。
厚生労働省からの通知文(札幌市あて)令和5年8月23日通知(PDF:98KB)
【主な症状】
潜伏期間は2~15日で、多くは3~7日です。
突然の高熱で発症し、頭痛、顔面紅潮、結膜充血を伴い、発症は2~7日間持続します。
初期症状に続き、全身の筋肉痛、関節痛、全身倦怠感を呈します。
発症後3~4日後、胸部、体幹から始まる発疹が出現し、四肢、顔面に広がります。症状は1週間程度で回復します。
なお、ごくまれに一部の患者において、発熱2~7日後、出血傾向やショック症状を呈するデング出血熱になります。
詳細は厚生労働省のホームページをご確認ください。
【主な症状】
潜伏期間は2~12日で、多くは3~7日です。
特に発熱、関節痛、発疹がみられます。全身倦怠感、頭痛、筋肉痛、眼球結膜充血がみられることもあります。
重症例として、神経症状(脳症)や劇症肝炎も報告されています。
関節症状はときに数年以上続くこともあります。
ウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他者を吸血することでウイルスが感染します。ヒトからヒトへの感染ではなく、ウイルスに感染した患者の血液を吸った蚊が媒介して、他の人に感染が拡がる疾患です。
感染しても発症しないことも多くみられますが、蚊に刺されてから3~7日程度で高熱が出た場合には、早めに医療機関を受診してください。
特異的な治療方法はなく、対症療法が主体となります。
感染を予防するために、蚊との接触を避け、刺されないようにすることが重要です。
デング熱の発生地域へ渡航・旅行する場合は、長袖、長ズボンを着用して肌の露出をなるべく避けるとともに、虫よけ剤等を使用して蚊を寄せ付けないようにしてください。
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