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更新日:2024年2月19日

梅毒

※平成30年度から、エイズ(HIV)検査と同時に梅毒検査が受けられるようになりました。

どんな病気なの?

梅毒トレポネーマの感染によって起こります。

患者の皮膚および粘膜からの滲出液、唾液、精液、血液、膣分泌液などが感染源です。性交を主とする直接接触による感染が主体ですが、汚染された物品を介した間接的な感染もまれにみられます。

治療せずに放置しておくと重症化したり、妊婦の場合は胎児に感染させることがあります。

梅毒の現状は?

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札幌市の届出件数は、全国の傾向と同様、平成24年頃から急増している状況です。特に20代・30代の若い世代の届出割合が多くなっています。

令和5年の届出は469件であり、過去最高であった令和4年よりも増加しております。この傾向は国全体でも同様です。

梅毒の症状は?

梅毒の症状は時期によって異なりますが、感染していても症状が全くなかったり消失したり、段階的な症状の出方を示さない場合もあります。

第1期(感染後1~3週間)
陰部・唇、口の中、肛門などにしこりができます。これは間もなく表面が潰瘍状になるといわれます。また関係するリンパ節が腫大し硬く触られるようになります。しこりはそのまま吸収されて進行しないこともあり、約3週間で自然に消えてしまいます。女性の場合には、しこりが膣や子宮頸部に生じたときは、全く気付かずに終わり、2期ではじめて異常に気付くことさえあります。

第2期(感染してから約3カ月~)
発熱や頭痛、バラ疹とよばれる発疹が体幹・四肢・手のひらに出現してきます。これは扁平な隆起性丘疹のこともあり、また、乳頭状に増殖して潰瘍化し、悪臭を放つようなものは扁平コンジロームとも呼ばれております。

第3期(感染してから2~5年以上)
トレポネーマが心臓、血管壁、骨、筋肉などに侵入して病変を起こす時期です。

第4期(感染してから20年~)
皮膚、内臓、骨、粘膜の表面に破壊性の感染力のない病巣ができます。

治療法は?

  • 皮膚科、泌尿器科、婦人科、産婦人科に早めの受診をしましょう。
  • 内服期間は病気の進行具合により異なるため、医師に確認しましょう。
  • 現在症状が無くても、治療が必要なことがあります。
  • 内服後、採血をして治療効果を確認します。
    ※治療後の採血結果では、TP抗体は「陽性」が持続しますが、RPRは下がります。
  • 医師が治療を終了とするまでは、薬は確実に飲みましょう。
  • 適切な予防策(コンドームの使用、パートナーの治療等)が取られていなければ、再び梅毒に感染する可能性があります。

梅毒を予防しよう!

あらゆる性行為の際にはコンドームを正しく使用しましょう。
ただし、コンドームが覆わない部分の皮膚などで感染することがあります。100%予防できると過信せず、皮膚や粘膜に異常があった場合は性行為を控え、早めに医療機関を受診して相談しましょう。

 

医療機関の皆様へ

梅毒診療ガイド(第2版)(PDF:1,500KB)を掲載しています。ご覧ください。

本ガイドは一般社団法人日本性感染症学会、厚生労働科学研究費補助金新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業「三鴨班」および「山岸班」が共同で作成したものです。

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このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局保健所感染症総合対策課

〒060-0042 札幌市中央区大通西19丁目 WEST19ビル3階

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