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詳細については、ページ下部の厚生労働省ホームページ等をご確認ください。
これまでに、アフリカ中央部のコンゴ民主共和国、ウガンダ共和国、スーダン、ウガンダ、ガボンやアフリカ西部のギニア、リベリア、シエラレオネ、マリ、ナイジェリア、コートジボワールで発生しています。
2018年8月1日(現地時間)、世界保健機関(WHO)より、コンゴ民主共和国北キブ州(North Kivu州)においてエボラ出血熱が発生したと発表されました。
その後、コンゴ民主共和国では、北ギブ州とイツリ州の両州において、2,000名を超える患者が発生しており、令和元年(2019年)6月11日には、世界保健機関(WHO)より、コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生が隣国のウガンダ共和国でも確認されたと発表されました。
世界保健機関(WHO)より、コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生が北キブ州の州都ゴマにも及んだことを受けて、日本時間7月18日、この事態が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当すると宣言されました。
令和2年6月29日、世界保健機関(WHO)により、コンゴ民主共和国北キブ州等におけるエボラ出血熱の終息宣言を行いました。
なお、同国赤道州においては、現在もエボラ出血熱が発生していますが、現時点では「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」には該当しないと判断されています。
2018年5月、世界保健機構(WHO)より、コンゴ民主共和国赤道州(Equateur州)においてエボラ出血熱が発生したと発表されました。
同国において、54名の患者及び33名の死亡例が報告されていましたが、6月6日の患者を最後にエボラ出血熱患者は発生しておらず、その後42日間経過したため、7月24日、同国は、同国におけるエボラ出血熱の終息宣言を行いました。
2016年5月、新規のエボラ出血熱症例がコンゴ民主共和国よりWHOに報告されました。
確認された8例(確定例5例、可能性例3例、うち死亡4例)はすべてバ・ズエレ州からの報告であり、同州を越えての広がりは確認されず、2017年7月2日にWHOは本件のアウトブレイク終息を宣言しております。
2014年3月以降、ギニア、リベリア、シエラレオネ、マリ、セネガル、ナイジェリアでエボラ出血熱の大規模流行が発生し、2014年8月8日に世界保健機構(WHO)は「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しました。
平成27年12月29日、WHOがギニア共和国における終息を宣言したことにより、本流行は終息しました。このことを踏まえ、厚生労働省は、西アフリカに21日以内に渡航又は滞在していたことのみをもって検疫法に基づく健康監視対象とする対応を取りやめました。
終息宣言後、ギニア、リベリア、シエラレオネにおいて再燃例が確認されましたが、最終的に2016年3月29日PHEICが解除され、同年6月9日にリベリアで終息が宣言されております。
本流行において総患者数は疑い患者を含めて28,616人、死亡者数は11,130人と過去最大規模となりました。
【通知】コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱流行の終息宣言を踏まえた対応について(令和2年6月29日厚生労働省健康局結核感染症課長通知)(PDF:54KB)
【通知】エボラ出血熱についてのリスクアセスメントの更新とそれに伴う対応の変更について(平成29年10月2日厚生労働省健康局結核感染症課長通知)(PDF:62KB)
西アフリカにおけるエボラ出血熱の終息を踏まえた対応について(平成27年12月29日厚生労働省健康局結核感染症課長通知)(PDF:65KB)
エボラ出血熱の国内発生を想定した対応について(平成27年10月2日厚生労働省健康局結核感染症課長通知)(PDF:2,485KB)