ホーム > 東区の出来事(地区ニュース) > 地区ニュース2月7日勇気ある行動で人命を救う!~消防協力者へ感謝状を贈呈
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贈呈式の様子1
2月7日、札幌市東消防署(東区北24条東17丁目)で、東区栄地区センター(東区北36条東8丁目)内において心肺停止状態に陥った男性に対し、救命措置を行った市民に岡本征仁(おかもと・まさひと)東消防署長から感謝状が贈られた。
平成30年11月30日14時28分ころ、手話サークル活動のため同センターを訪れていた田向美代子(たむかい・みよこ)さんは、1階ロビーで床にうつぶせ状態で倒れている男性を発見した。男性は顔色が悪く、呼び掛けにも反応がなかったことから、大声で職員を呼ぶと同時に男性を仰向けにした。そして、すぐさま首と手首の脈拍を確認すると、脈が触れていなかったことから、直ちに胸骨圧迫で心臓マッサージをし、続いて同センターに備え付けのAED(自動体外式除細動器)でショックを与えた。結果、男性は呼吸を再開し、程なくして到着した消防隊(丘珠水槽隊)に引き継がれ、救急車で病院に搬送された。
その後、男性は順調に回復し、10日後には無事退院となり社会復帰している。
看護師経験のある田向さんは「目の前で見つけたときは無我夢中で、考えるよりも体が動いていました」と当時を振り返り、岡本署長からは「田向さんの迅速で的確な救命処置が命を救いました。大変感謝いたします」とお礼の言葉が贈られた。
田向さんは「助かった後も、自分の行動が正しかったのか不安でした。元気になって会えた時は、親戚ではないですがお父さんのように感じ、うれしかったです」と笑顔で話していた。
贈呈式の様子2
当時の様子を語る田向さん
栄地区センター設置のAED
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