ホーム > 東区の出来事(地区ニュース) > 地区ニュース1月31日朝ごはんで人生変えよう!!~札幌東陵高校で高校生のための食育講座開催
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調理実習の様子
1月31日、札幌東陵高校(東区東苗穂10条1丁目、西田正史(にしだ・まさふみ)校長)で、「朝ごはんで人生が変わる?!高校生のための食育講座」が開催された。
この講座は、高校生に仲間と調理することの楽しさや簡単に調理できるバランス食を体験してもらい、親元を離れた後も毎日の食事を自らの判断で選択するようになるためのきっかけにしてもらおうと、東区健康・子ども課が今回初めて企画したもの。
この日は、授業でフードデザインの科目を選択している2年5組の生徒16人が参加。初めに健康・子ども課の管理栄養士が、「朝ごはんで人生が変わる!?」と題し、栄養バランスの良い朝食の摂取や朝食と学力の相関関係などについて講義。次は、「高校生が朝ごはんにおかずをバランス良く食べるようになるためにはどうしたら良いか」をテーマに、グループ分かれてディスカッションが行われた。生徒たちはアイデアを付箋に書き、グループ化して模造紙で発表。「前の日の晩に準備する」「時短メニューを用意する」といった実用的なものから、「インスタ映えするおかずを作る」「イケメンに料理をしてもらう」といった笑いを誘うものまで、さまざまなアイデアが出された。
続いて、雪印メグミルク株式会社北海道統括支店で食育を担当する管理栄養士の桔梗原佐和子(ききょうはら・さわこ)氏が調理の説明を行い、生徒たちは、「小松菜とじゃこのまぜご飯」、「ミルクけんちん汁」の2品を調理した。ゴボウやレンコンなどのかたい野菜を切る際に苦労する生徒もいたが、各グループ手際良く作業を進め、無事調理が終了した。
最後に試食が行われ、野菜をふんだんに使い、牛乳やスキムミルクが入ったカルシウムたっぷりの献立に、「おいしい!」「野菜の歯応えが残ったままだね」なとど談笑しながら、満足そうに頬張る姿が見られた。
試食後、生徒代表が講師に「今日学んだ献立を家で作って、家族に食べさせてあげたい」と感謝を述べ、健康・子ども課の管理栄養士が「パンだけ、おにぎりだけではなく、おかずも組み合わせてバランス良く食べることを意識して、進学などで一人暮らしをするようになった時にもしっかりと栄養を取るようにしてください」と生徒たちを激励し、講座は終了した。
グループ発表の様子
試食の様子
完成した料理
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