ホーム > 東区の出来事(地区ニュース) > 地区ニュース9月1日安心・安全な地域づくり~新道東町内会と社会福祉法人さっぽろひかり福祉会が災害時における協定を締結
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締結式の様子
9月1日午前11時から、さっぽろひかり福祉会(東区北33条東14丁目)交流室で新道東町内会(会長:井上秀勝(いのうえ・ひでかつ))と社会福祉法人さっぽろひかり福祉会(理事長:佐々木敏明(ささき・としあき))による「災害時における一時避難支援場所等の提供に関する協定」の締結式がありました。
この協定は、地震、風水害などの大規模な災害が発生した際、住民の安全を確保するため、両団体が協力して一時的な避難支援場所や救援物資の提供等について必要な事項を定めたものです。今年はさっぽろひかり福祉会の法人設立20周年の節目の年でもあり、さらなる連携の強化や取り組みを拡大するため、協定を締結することとしました。単位町内会と社会福祉法人の災害支援に関する協定の締結は、東区で初めてです。
平成30年9月の胆振東部地震では、道内全域で起こったブラックアウトで生活インフラが機能不全に陥る中、さっぽろひかり福祉会が施設の開放や水の提供、備蓄食材を活用した炊き出しなどを新道東町内会と協力して行い、多くの地域住民を支援しました。両団体は日頃から連携・協力しており、さっぽろひかり福祉会は新道東町内会をはじめ、近隣町内会の役員会やパソコン教室、サロン活動に「地域交流スペース」を開放しているほか、職員が町内会役員に就任し、地域の清掃や花植えなどの環境整備活動や「新道東夏まつり」に参加・協力しています。新道東町内会もさっぽろひかり福祉会の施設周辺の草刈りや樹木の剪定、春と秋の施設大掃除や冬囲いの設置・撤去のほか、浸水時にさっぽろひかり福祉会の職員や利用者が高層マンションへ避難できるよう協力しています。
協定締結にあたり、新道東町内会の井上会長は「未曽有の自然災害が続いており、地域住民から『人と人とのつながり』の重要性について多くの声が上がっている中、こうして協力協定を締結できたことは、地域住民にとって大変心強い」と喜びが伝えられました。また、来賓としてあいさつした小田原史佳(おだわら・ふみよし)東区長は、「新道東町内会とさっぽろひかり福祉会がより一層、連携・協力し合うことで、地域の方々の安全・安心につながり、とても意味のあること」と協定の締結を祝福しました。
締結式の様子
締結式の様子
締結式の様子
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