ホーム > 東区の出来事(地区ニュース) > 地区ニュース8月30日災害に備えて~令和4年度東区防災訓練を実施
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防災訓練の様子
8月30日午前9時30分から明園中学校(東区北22条東12丁目)体育館で、令和4年度東区防災訓練が開催されました。
この訓練は、災害に対する取組みへの意識をあらためて確認するとともに、東区と東消防署・東消防団ほか関係機関との連携を図り、地域の災害対応力を向上することを目的として行われ、明園中学校の生徒や、北栄連合町内会、北栄地区各町内会、防災関係機関の関係者、東区役所職員など約410人が参加しました。
同訓練は新型コロナウイルス感染拡大により、令和2年度以降中止となっていたましたが、訓練内容の大幅な見直しや人数制限、検温、換気などの感染防止策に加え、参加者一人ひとりが事前の健康管理を徹底したうえで3年ぶりに開催しました。
石狩地方中部を震源とする直下型地震の発生により、札幌市内で震度6強の揺れを観測、東区全域で多大な被害が発生したという想定で、地域住民は自宅から避難経路や危険個所などを確認しながら会場に向かいました。中学生も地域住民と共に、全員参加の応急手当訓練や、避難場所開設訓練、給水・給食訓練、電源・物資確保訓練の3つからなる分野別体験訓練にそれぞれ参加しました。
応急手当訓練では、東消防署員・東消防団員から心肺蘇生法やAEDの使い方などの説明を受けた後、地域住民と中学生が一人ずつ体験をしました。避難場所開設訓練では、備蓄庫から避難所開設に必要な資機材を中学生が中心となり搬送し、体育館に居住スペースを設定したほか、段ボールベッドなどの組み立てをしました。給水・給食訓練では、消火栓や給水車から飲用水を確保した後、LPガス機器を使用して湯を沸かし、アルファ化米を調理しました。体育館では、ポータブル電源を使った給電体験や災害時に開設されるフリーWi-Fiの展示のほか、防災グッズや住宅用防災機器の展示・説明が行われ、参加者は真剣に聞いていました。参加した中学生は「普段接する機会が少ない町内会の方々と一緒に訓練出来て良かった」、「今日の訓練で学んだことを家族に伝えたい」などと感想を話していました。
途中、地震が突然発生したことを想定したブラインドシェイクアウト訓練も行われ、参加者は訓練を中断して身をかがめて頭を守るなど、身を守る行動をとっていました。
防災訓練の様子
防災訓練の様子
防災訓練の様子
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