地区ニュース11月17日アパートの住民に火災知らせ命救う～東消防署が男性に感謝状を贈呈

11月17日午後6時、火災のあったアパートの住民に避難を呼び掛け2人の命を救った東区の関根祐司（せきね・ゆうじ）さんに、東消防署から感謝状が贈られました。

9月17日午前2時過ぎ、自宅で就寝中だった関根さんは、火災報知機の音で目を覚まし、近隣のアパートで火災が起きているのに気付いたそうです。火災が起きている部屋のドアを叩いても返事がなかったため、大声で住人2人に声を掛けて火災を知らせ、2人を誘導して外に出ました。関根さんが中に入ったときには、部屋の中はすでに煙で真っ白で、火柱が背丈ぐらいまで上がっていたそうです。関根さんは「とにかく大きい声を出して知らせなければと必死でした」と振り返りました。

表彰状を手渡した坂上新次（さかがみ・しんじ）東消防署長は、「関根さんが声をかけてくれたおかげで2人の尊い命が救われました」と感謝の気持ちを伝えました。