ホーム > 東区の出来事(地区ニュース) > 地区ニュース9月3日災害に備えて~令和元年度東区防災訓練を実施
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防災訓練の様子1
9月3日午前9時30分から栄小学校(東区北42条東10丁目)体育館で、令和元年度東区防災訓練が開催された。
この訓練は、災害時における地域住民や自主防災組織、防災関係機関、区災害対策本部の相互協力体制の充実を図り、防災意識や災害対応力の向上を目的として行われ、栄東連合町内会、防災関係機関、東区住民や東区役所職員など約220人が参加した。
前日の雨により、グラウンドでの消火訓練などが中止となり、避難場所開設運営訓練と栄小学校全校児童の避難訓練が行われた。石狩地方中部を震源とする直下型地震の発生により、札幌市内で震度6強の揺れを観測、東区全域で多大な被害が発生したものと想定し、訓練を開始。昨年の胆振東部地震の状況などを振り返りながらの訓練となった。
まず、受付で6つの班に分かれ、班ごとに協力して段ボールの間仕切りで一人分の生活スペースを作り、避難場所における一人分の広さを体験したほか、段ボールベッドの作成体験も行われた。参加者らは積極的に作業に参加し、「やっぱり狭い」「段ボールベッドは思ったよりも頑丈ね」などと感想を述べあっていた。
続いて、一般の避難所での生活が困難で特別な配慮が必要な「要配慮者」や「福祉避難スペース」、「福祉避難場所」についての説明があり、要配慮者役と介助者役の参加者が車いすで福祉スペースへ移動する「移送訓練」が行われた後、啓発品や防災マップなどが入った非常用持出袋が配布された。
体育館には小学校の備蓄物資や防災グッズも展示され、参加者は担当者からの説明を興味深げに聞いていた。
防災訓練の様子2
防災訓練の様子3
防災訓練の様子4
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