ホーム > 東区の出来事(地区ニュース) > 地区ニュース9月2日災害に備えて~平成27年度東区防災訓練を実施
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消火訓練
9月2日(水曜日)美香保小学校(東区北18条東6丁目)体育館およびグラウンドで、平成27年度東区防災訓練が開催された。
この訓練は、災害時における地域住民や自主防災組織、防災関係機関、区災害対策本部の相互協力体制の充実を図り、防災意識や災害対応力の向上を目的として行われ、北光連合町内会、防災関係機関などから約200人が参加した。併せて、美香保小学校の全校児童も避難訓練を行った。
石狩地方中部を震源とする直下型地震の発生により、札幌市内で震度6強の揺れを観測、東区全域で多大な被害が発生したものと想定し訓練を開始。
グラウンドでは、けが人の応急手当やAED(自動体外式除細動器)を使用した心肺蘇生訓練、水消火器での消火訓練、スモークマシンで作った人工的な煙の中を避難する煙道通過訓練などの実技訓練が行われ、参加者は3つの班に分かれて、順番に訓練を行った。
収容避難場所に位置付けられた体育館では、参加者代表による避難場所運営委員会の設立や運営会議が行われた。避難場所開設の手順について説明を受けた参加者は、一人分の生活スペースをダンボールで作成し、避難場所における広さを体験した。
このほか、消防団員が説明しながら防災資機材取扱訓練を行ったり、自衛隊が災害現場で使用する削岩機などの人命救助システム、非常用食料品などの防災関連物品が展示され、参加者は熱心に説明を聞いていた。
訓練終了式では、北光連合町内会の川口哲郎(かわぐち・てつろう)会長が「今日の訓練の様子を見て、北光地区の皆さんの防災に対する意識の高さがうかがえました」とあいさつし、訓練を締めくくった。
心肺蘇生・AED取扱訓練
防災関連物品の展示
防災資機材取扱訓練
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