ここから本文です。

更新日:2011年2月10日

福祉のまちづくり推進会議ニュース第2号

第2回推進会議ニュース
平成12年(2000年)3月17日第2号

 

 第1回目の推進会議では福祉のまちづくりに関する、市民、事業者と札幌市の共通の目標を設定し、そのために三者がそれぞれ行うべきことを示す指針を札幌市長から諮問しました。そして、会議では指針の主な検討項目などについて決定しました。その後、指針の素案について、2回の部会で審議し、その内容を基にして、2回目の推進会議が開かれました。

 

第2回会議の模様

 

<概要>

 第2回の会議は、2月29日の午前10時、札幌市身体障害者福祉センター(札幌市西区二十四軒2条6丁目)の3階大会議室で、委員26名が出席のもと、開催しました。

 まず、2回の部会での審議をもとに作成した指針の素案について千葉博正部会長(札幌大学教授)が報告を行い、次に、事務局が、これまで届いた意見参加シートについて報告を行いました。その後、指針の素案について活発な意見交換が行われました。

 そして、指針の素案を市民や事業者の皆様に公開し、意見募集をする方法について事務局から報告が行われました。

 最後に、札幌市で行っているユニバーサルデザインのまちづくりについての調査報告を行った後,閉会となりました。

 今後は、今回の会議で出された意見や市民や事業者の皆様からのご意見を基に、さらに、指針検討部会で審議を行い、指針の原案を作成した上、7月頃に再度、推進会議を開催する予定です。

 なお、今回は十数名の市民の方が会場にお越しになり、熱心に審議の様子を傍聴されていました。

 

<会議での主な意見>

 

1章 札幌市がめざすまち
1.札幌市がめざすまちづくりのイメージについて

・安心が身近にあるのが、生活にとっては一番大切。1章1.(2)の題名を「安心して暮らせる札幌」「安心のまち札幌」として、他の部分は、説明の中に入れたほうがよいのでは。

 

1章 札幌市がめざすまち
2.現在かかえている課題

(3)快適な冬の暮らしについて

・ 課題なので「快適な冬の暮らし」に「~を実現するためには」と加えてはどうか。

・「雪対策」というと、マイナスイメージが強い。逆に雪と親しむといった言葉が必要では。

・雪が降っていても、色々なところに行ってみんなと一緒に楽しみたい。

・「雪対策」というとマイナスのイメージがあるとは思うが、放置してもいけない。

・玄関先に除雪車が堅い雪をおいて行かれるのが困る。

・雪ならではの楽しみもある。一方、普段から雪には苦労しており、対策も必要。

・楽しむ前に基本的な雪対策が必要。快適な冬の生活を楽しむことと両方記述しては。

・2.(1)障害者、高齢者等の社会参加の促進に「札幌の四季折々の行事への参加」と付け加えることによって、雪に対する両方の考え方が表せる。

・2.(3)を「札幌ならではの快適な冬の暮らしを楽しむためには」といった表現にしては。

・雪を楽しむことは1章1.(1)に入れては。

・社会参加のために雪をどうするか。楽しむために雪をどうするか。バリアとしての雪をどうするか。取り上げ方に工夫が必要。

 

2章 市民、事業者と札幌市が一体となった福祉のまちづくりの推進
1.福祉のまちづくりの推進のために必要な行動

(1)生活の中での福祉のまちづくりの実践について

・気軽に助け合うの例に声をかけることを挙げているが,それだけでは、一方的にやってあげるという印象を受け、「助け合う」の趣旨を言い尽くしてはいないのではないか。

・気軽に声をかけることがボランティアへの足がかりとなるので、この表現でよい。

・気軽に助け合うことは声かけから始まる。当事者には普通に声をかけてくれることが一番うれしい。

・ここで書かれている意味は隣人としての善意の現れの意味

・人間は長い人生でいつか誰かの世話になる。助け合うという言葉は妥当。

・逆に困っているときには助けを求める声を出そうという意味に解釈してる。

 

2章 市民、事業者と札幌市が一体となった福祉のまちづくりの推進
1.福祉のまちづくりの推進のために必要な行動

(3)福祉のまちづくりへの理解の推進について

・「精神障害、知的障害を含めた各種障害」とあるが、この2つの障害種類だけが特化されてしまうのではないか。

・精神障害、知的障害は外から見えず、障害に対するは理解も進んでいないので、特別に取り上げる意義はあると思う。

・「各種障害」として「精神障害、知的障害」を例の中に入れてはどうか。

・身体障害者、精神障害者、知的障害者と列挙しては。

・障害の3種類(身体障害、精神障害、知的障害)を注釈で説明してはどうか。

・精神障害、知的障害というと、障害というレッテルをはってしまうことにつながりやすい。国際的には「精神的な問題を持ったひと」といった表現に変わりつつある。知的障害、精神障害という表現ではなく、もうすこし柔らかい表現を考えて欲しい。

・当事者は「知的障害者」「精神障害者」と呼ばれたくないと言っていた。

・差別用語ではなく、普通に使われている用語なので問題ないのでは。

・「知的障害」「精神障害」と表現しないと市民にはわからないのでは。

・当事者の意見を聞いてみてはどうか。

・精神障害、知的障害など、各種障害について、地域住民に理解してもらうよう努力している。

・当事者は自分達をあるがままに理解して欲しい。理解されるためには、ふれあいが必要。そのためには子供の頃からの教育が大切。

・こどものころから障害児と一緒に育つことによって、お互いにやさしい思いやりの心が育つ。

 

2章 市民、事業者と札幌市が一体となった福祉のまちづくりの推進
2.身近な地域の生活環境の改善

(1)多くの人が利用する施設の改善について

・多くの人が利用する施設については、完成直前ではなく、もう少し早めに利用者、関係者に意見を聞いて欲しい。

 

☆市民意見のコーナー

 市民の皆様から、福祉のまちづくり推進指針に対するご意見が2月28日までに、18件届きました。その概要は次のとおりです。これらのご意見については,会議の中でご紹介し、審議の参考としました。今後ともご協力をお願いいたします。

 

<推進会議について>

・事前に会議の日程の公表をして欲しい。

・障害者、社会的弱者の意見を反映した委員構成にしてほしい。

・公募委員をもっと多くして欲しかった。また、保護司や町内会長を加えて欲しかった。

・特に市民の意見を求める必要性が高い問題については、傍聴者に対しても、会長が一人一言 発言を許可してはどうか。

・札幌市のまちづくり条例の制定及び福祉のまちづくり推進会議の設置等をもっと様々な手段で市民に周知してはどうか(テレビCM、ポスター、広報さっぽろなど)。

 

<指針全般について>

・目的までの中間の目標設定とタイムスケジュールを明確にしてほしい。

・市民・事業者・行政三者の共通の目標を設定するための、共通の目的を明確にすべき。

・指針の検討項目等その他についても概ね満足できる施策である。しかし、地域のまちづくりについては漠とした内容で具体性を欠き、中が見えない感がする。実行面において緻密な計画を期待する。

 

<市民参加について>

・老人会に市の仕事の一端を任せて欲しい。

・ボランティア活動により、自分自身に帰ってくるメリットがない。税制などの対象となればよいと思う。

・福祉のまちづくりのハード面(公共施設・道路等)を連合町内会単位のワークショップの中に位置付け、推進していく体制をとってはどうか。

・ソフト面は従来の町内会ではカバーできない部分(マンション住人、独居世帯等)や民生委員の役割、新しいネットワークづくり等、一番難しく研究調査が必要な分野だと思う。

 

<多くの市民が利用する施設について>

・公共的施設のアクセシビリティ整備(移動経路の確保)に対して、市民の側から、整備基準を満たしているかを審査し、改善を要求できるシステムを構築すべき。

・既存の公共的施設を整備基準に適合させる努力をする義務に関し、実現可能な他の選択手段によって改善できる場合には、その手段により施設側に過度な負担とならない範囲で改善をしなければならないという解釈を与えるべきである。

・住宅街や各区の表通りの歩道に起伏があったり、傾斜があったり、凸凹があったりするので、まずは実態調査をしてみるべき。

・安心して歩くことができる歩道にしてほしい。委員の方々におおいに歩いて提言していただきたい。

・歩道の凸凹がひどい。凸凹をなくしたり、見とおしの悪い場所には鏡をつけたりしてほしい。こういうところに公共投資を。

 

<その他>

・1年に1回程度、市・区役所駐車場を開放してフリーマーケットを開催し、その売上の一部を福祉に寄付してもらってはどうか。

・東区に元下宿屋の空家が見受けられる。高齢者等のケアハウスや町内会事務所として活用を。

・三級ヘルパーの増員を図って欲しい。

・札幌の地下鉄には網棚が無く、老人などが荷物を持っているとき困っているのを見かける。地下鉄の高齢者などの優先席の席の上に、網棚を設置してはどうか。

・円山公園駅バスターミナルの2階のトイレが物陰の薄気味悪いところにあり、女性、子供に危険な場所にあるので一度見に行って欲しい。

・公的な場所を完全禁煙に。また、統合教育を完全実施してほしい。


 

推進会議ニュース目次へ戻る

このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局障がい保健福祉部障がい福祉課

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎3階

電話番号:011-211-2936

ファクス番号:011-218-5181