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更新日:2016年2月22日

「平成19年度札幌市健康づくり推進協議会」議事録

平成19年度

札幌市健康づくり推進協議会

会議録

日時:平成20年3月12日(水)13時30分開会

場所:STV北2条ビル6階会議室

1.開会
○事務局 本日はご多用のところお集まりいただきまして、どうもありがとうございます。
 まだお見えになっていない委員の方もいらっしゃるようですが、定刻になりましたので、ただいまから、平成19年度札幌市健康づくり推進協議会を開会させていただきます。
 議長によります議事進行までの間、私、健康企画担当係長が司会を務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2.開会あいさつ
○事務局  それでは、開会に先立ちまして、保健福祉局の藤田医務監からごあいさつを申し上げます。
○藤田保健福祉局医務監 札幌市保健福祉局医務監の藤田でございます。
 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 本日は、年度末の大変お忙しい中、札幌市健康づくり推進協議会にご出席いただきまして、まことにありがとうございます。
 また、今期の委員就任を快くお引き受けいただきましたことに、心からお礼を申し上げます。
 さて、本市の健康づくり基本計画であります健康さっぽろ21も、平成15年のスタートから5年目となり、今年度は10年計画の折り返し点に至ったところでございます。
 この間、皆様におかれましては、それぞれの分野でご活躍いただき、札幌市民の健康づくりのためにご尽力いただきましたことに、改めましてお礼を申し上げます。
 健康さっぽろ21につきましては、当初計画で示されましたとおり、計画期間の中間の年に当たる今年度は、計画の進捗状況についての中間評価を実施したところでございます。
 また、新たな計画につきましては、これまでの健康づくりをめぐる動向や市民の健康の現況を踏まえ、さらに、今後の社会情勢の変化などを見据えながら、本協議会の部会である中間評価委員会からいただきましたご提言をもとに、素案を作成してまいりました。
 本日のこの会議におきまして、この計画案を報告させていただき、新年度から新たな決意を持って後半の計画推進に臨んでまいりたいと存じますので、今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。
 最後に、皆様のご健勝とますますのご活躍をお祈り申し上げまして、開会のあいさつとさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
 ◎資料の確認
○事務局  本日の会議は、お配りしております次第に沿って進行させていただきますけれども、皆様、大変ご多忙のことと存じますので、会議は3時前までをめどとさせていただきたいと思っております。ご協力のほどをどうぞよろしくお願いいたします。
 お手元に配付いたしましたその他の会議資料等の確認をさせていただきます。
 資料は封筒の中に入っていますが、まず、委員名簿でございます。その次に、議事資料としまして、資料1は、健康さっぽろ21中間評価の基本的考え方、A3判のカラーのものです。資料2は、中間評価と今後の推進の要旨というもので、A4判の裏表で8ページまでとなっています。資料3は、中間評価委員会の検討に基づく素案の修正等についてです。次に、資料4は、札幌市食育推進計画案がついています。そして、資料5ですが、健康診査のご案内、それと別紙で特定健診等実施計画案の2種類がございます。資料6ですけれども、市役所の本庁保健衛生部門と保健所の統合ということで、広報さっぽろからの記事の抜粋がついています。このほか、委員の皆様には、一番後ろに連絡メモがついてございます。
資料の方はおそろいでしょうか。
3.各委員の紹介、正・副会長の選出
○事務局  それでは、続きまして、次第に沿いまして、委員紹介に移らせていただきます。
 今期の委員の皆様の任期は平成19年度と20年度の2年間となっておりまして、昨年7月に委嘱状をお送りさせていただいたところでございます。
 本来でしたら、年度当初の総会の席で委嘱状を施行すべきところなのでございますが、本年度は、健康さっぽろ21の中間評価、その他スケジュールの関係から、このような開催となり、大変恐縮でございますけれども、ご理解のほど、よろしくお願いいたしたいと思います。
 では、本日出席いただている委員の皆様を紹介させていただきます。
 なお、お手元に委員名簿がございますが、役職等がお手元の名簿と変わられている方がいらっしゃいましたら、恐れ入りますけれども、会議の終了後に、事務局の方までお申し出願います。後日、会議録とともに新しい名簿をお送りさせていただきます。
 それでは、大変恐縮ですけれども、お名前を読み上げますので、その場でご起立くださいますようお願いいたします。
 まずは、北海道大学高等教育機能開発総合センターの川初清典教授でございます。
 続きまして、札幌市医師会の神田雄司理事でございます。
 続きまして、当協議会の部会である中間評価委員会の部会長の札幌医科大学の森満教授でいらっしゃいます。
 続きまして、札幌歯科医師会の大網利之委員でございます。
 続きまして、まだいらっしゃっていないようですが、札幌薬剤師会の柳瀬義博委員の代理で堀松様にお越しいただく予定となっております。
 続きまして、北海道看護協会の立石典子委員でございます。
 続きまして、北海道労働保健管理協会の清田昌英委員でございます。
 続きまして、札幌市精神衛生協会の善養寺圭子委員でございます。
 続きまして、北海道国民健康保険団体連合会の坂本達明委員でございますが、本日は代理で大原様にお越しいただいております。
 続きまして、まだ、お見えになっていないようですが、札幌市私立保育所連合会の野田誠委員でございます。
 続きまして、札幌市食生活改善推進員協議会の佐々木知子委員でございます。
 続きまして、札幌市老人クラブ連合会の堤繁雄委員でございます。
 続きまして、札幌市女性団体連絡協議会の佐藤和子委員でございます。
 続きまして、日本放送協会札幌放送局の星川英利委員でございます。
 続きまして、連合北海道札幌地区連合会の千葉利裕委員でございます。
 続きまして、中央区連合町内会連絡協議会の板垣光夫委員でございます。
 続きまして、まだお見えになっていないようですが、北区連合町内会運営協議会の高橋國雄委員でございます。
 続きまして、まだお見えになっていないようですが、白石区北白石連合町内会の前田廣委員となってございます。
 続きまして、厚別区青葉町自治連合会女性部の浅川陽子委員でございます。
 続きまして、豊平区町内会連合会連絡協議会の杉本勇喜委員でございます。
 続きまして、まだお見えになっていないようですが、西区二十四軒地区連合町内会連絡会の本間茂雄委員でございます。
 続きまして、手稲区手稲鉄北連合町内会連絡協議会の櫻井幸夫委員でございます。
 続きまして、当協議会を所管しております保健福祉局健康衛生部の職員を紹介させていただきます。
 健康衛生部長の館石でございます。
 歯科保健担当部長の請井でございます。
 健康づくり担当部長の高橋でございます。
 その他関係の職員も出席しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、続きまして正・副会長の選出でございますが、協議会設置要綱によりまして、委員の皆様の互選によることとされておりますところ、事務局から正・副会長の案のご提案をさせていただきたいと存じますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と発言する者あり)
○事務局  それでは、ご異議がございませんようですので、提案させていただきます。会長には、前期に引き続き川初委員を、副会長も前期と同じく札幌市医師会の神田委員にお願いしたいと存じますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と発言する者あり)
○事務局       
 それでは、そのように決定させていただきますので、よろしくお願いいたします。
4.議事
○事務局  それでは、そろそろ議事に入らせていただきたいと思います。
 これからの進行は、川初会長にお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○川初会長 川初でございます。この先、どうぞよろしくお願いいたします。
 札幌市の健康づくり推進協議会は、皆様方のご意見を各分野から集約しまして、札幌市民の健康づくりをいろいろ協議するところでございますけれども、今日の問題は、先進国どこも健康づくりが非常に大切になって重みを増している中で、例えば、アメリカの場合は、ヘルシーピープル2010などという基本計画にのっとって取り組んでいます。
 我が国は、健康日本21を受けまして、札幌市が健康さっぽろ21というのを平成15年3月に、従来までありました協議会を改組、充実いたしまして、本協議会がそれを受けまして、先ほどのようないろいろな健康づくりのための協議を進めているわけでございます。そのお話の向きは、先ほど藤田医務監からお話ありましたとおりでして、出発からちょうど5年目の折り返しにかかりました。
 そこで、昨年この協議会で中間評価委員会を設置しまして、委員会で検討していただいたのをきょうご報告いただいて、これからの方策、推進ということもご報告いただくのがきょうの会の趣旨でございます。
 いろいろ皆様方のご意見を直接、間接に集約しましして、札幌市の側に健康づくり推進をさらに進めていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 では、議事に入ってまいりたいと思います。
 座って進行させていただきます。
 本日の議題は、お手元の資料のとおりでありまして、2点でございます。
 先ほどのように、健康さっぽろ21の中間評価と今後の推進についてが1件でございます。もう1件が札幌市の健康づくり関連施策についてということであります。
 議題の一つ目、健康さっぽろ21の中間評価と今後の推進につきましては、昨年度、当協議会で部会として設置しました中間評価委員会での協議の概要をまずご報告いただきます。その後、事務局から、お手元の素案の内容に沿って、詳しくご説明いただきたいと思います。
 それから第2点目は、札幌市の健康づくり関連施策についてですが、これに関する取り組みのうちの幾つかについて、紹介、ご説明をいただきたいと思います。
 早速ですが、最初の議事で中間評価委員会における協議の概要につきまして、委員長を務めておられる森先生から簡単にご報告お願いします。
○森委員 健康さっぽろ21中間評価委員会委員長の森でございます。
 評価委員の皆様には、会議の席で既にお会いしておりますが、本日初めての方もいらっしゃいますので、健康さっぽろ21とのかかわりで、簡単に自己紹介をさせていただきます。
 健康さっぽろ21は、平成14年12月に作成されましたが、作成に際しまして、札幌市健康づくり基本計画策定委員会を設置いたしまして協議を重ねたところでございました。その策定委員会の会長を務めさせていただいたのが私でございます。
 そのような経緯から、健康さっぽろ21の中間評価に当たりまして、一昨年10月19日開催の当協議会におきまして、川初会長から中間評価委員会の長を任ぜられた次第でございます。
 中間評価委員会の概要についてですが、協議内容や素案の反映内容等、詳細につきましては、この後、事務局の方からご報告いただくことになっておりまして、私は経過だけを簡単にここでご報告させていただきます。
 まず、初回の評価委員会は昨年の3月7日に開催されましたが、中間評価の基礎的資料となる市民意識調査の結果に基づいて検討を行いまして、そこで出されました意見を調査結果報告書に反映させていただきました。
 次いで、12月21日には、健康さっぽろ21の中間評価と今後の推進について、事務局素案をもとに検討協議を行いました。
 その際に、評価委員の皆様、あるいは広く市民の皆様からいろいろなご意見をいただきました。そこで修正等を行いまして取りまとめさせていただいた次第でございます。
 以上、本日ここにご報告させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○川初会長 どうもありがとうございました。
 私も評価委員会のメンバーを務めさせていただいておりましたけれども、お忙しい中、いろいろなところからご意見をいただいて、きょうこちらでご報告いただけるところまでお運びいただきました。大変ありがとうございました。
 それでは、評価委員会における検討経過も含めまして、健康さっぽろ21の中間評価と今後の推進についてということについて、事務局から詳しくご説明をよろしくお願いいたします。
○事務局(幸田課長) 事務局を仰せつかっております健康づくり推進担当課長の幸田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 きょうは、これから資料の1から3までをごらんいただきながら、経過報告等をさせていただきたいと思います。
 座ってご説明を進めさせていただきます。
 まず、資料1をごらんください。A3版の横になります。
 こちらにつきましては、健康さっぽろ21の進捗状況と後半の推進について、どのような視点で取り組んでいくのかという方向性についてと、あと実際の評価の進め方をまとめているものです。
 緑色の四角囲みの中に、三つの視点で書いてございますが、進捗状況の把握と今後の推進につきましては、以下の三つを基本として進めてまいりました。
 一つ目は、市民の健康づくりの現状を把握し、計画に掲げた目標に対する進捗状況を検証・評価する。
 二つ目が、指標の多くで目標値に向けて改善傾向が見られましたので、計画全般の改定ではなく基本計画を踏襲して、後半に向けてさらに推進するべき重要方針と今後の重点取り組みを示す。
 3点目といたしまして、計画後半の推進に必要な新たな目標等の追加を行うといたしました。
 左の下の方を見ていただきたいのですが、これが平成15年にスタートいたしました健康さっぽろ21の構成になります。
 この基本計画は10年計画となっておりまして、基本理念といたしまして、市民一人一人の健康づくりを応援します、といたしました。
 基本目標としましては、健やかに産み育てる、健康寿命の延伸、健康な地域づくりの三つを掲げております。
 その三つの基本目標を達成するために、ここの下の黄色の色がついておりますけれども、1から9までの九つの領域別に健康づくりの目標を設定いたしまして、その中に合わせて110の指標にそれぞれ目標値を設定したところでございます。
 また、下の方にございますけれども、6つのライフステージごとに健康づくりの課題とポイントを掲げております。これが15年スタートの基本計画の枠組みになっております。
 この基本計画を右の二重線囲みの方に移ってまいりますが、中間評価と今後の推進ということでこの真ん中のような方法で中間評価を行いました。
 方法といたしましては、現状を把握するために、平成18年の11月に市民意識調査を行いましたのを初めといたしまして、ここに書かれております健康・栄養調査、衛生年報等々、各種のデータを集めまして分析いたしました。
 それの分析の結果を領域別に落としまして、それぞれの指標の進捗状況と、これまでの主な取り組み、そして、現状について整理をいたしまして、その中から課題を抽出いたしました。
 課題の抽出に当たりましては、ここに書いてございますように、課題の着眼点を四つ書いておりますが、計画策定時の目標値との比較・推移、国の健康づくり計画の健康日本21中間評価等との比較、社会の動き等、それから札幌市でもいろいろな行政計画をつくっておりますけれども、例えば、こども未来プラン等の札幌市のほかの計画との整合性を意識いたしまして、検証・評価を行ったところです。
 その検証・評価の結果、今後それをどのように推進していくのがいいのかということについて、青囲みの下の方の流れでまとめさせていただきました。
 今後の推進につきましては、後半の5年間で目標を達成するための重要方針を三つ掲げました。その三つが星印で下にございます。
 一つ目としては、母子保健の推進、二つ目が生活習慣の改善、三つ目が健康づくりを支える環境づくりということで挙げさせていただきまして、この重要方針に基づいた今後の重点的な取り組みとして、また、九つの領域別に重点課題を明らかにして、その課題を達成するための具体的な重点取り組み、方策等を整理いたしました。その中で、中間評価の結果などを踏まえて、新たな指標設定などを行っております。
 このような作業を進める中で、反映させていただきましたのが、先ほど川初会長、森先生の方からお話がございましたような、紫に書いてございますが、一つが市民のご意見です。
 市民のご意見は、去年の11月に実は喫煙対策の関係でイベントを私ども実施いたしました。その会場に集まった方たち500人を対象に、アンケートによってご意見をいただきました。あと、ホームページでもご意見をいただきました。
13人の方から、28のご意見、ご要望がございまして、年代、男女幅広く、年代は20から70歳代まで、男女大体同じぐらいの方からのご意見、ご要望でした。
 中身としましては、たばこ対策を進めてほしいというのが数件ございました。あとは三つの重要方針で柱として進めることを期待しますとか、これについては、市民も協力していきたいとか、おおむねエールを送っていただけるような内容となっておりました。
 二つ目といたしまして、健康づくり推進協議会の評価委員会でご協議いただきまして、後ほどご報告いたしますが、いろいろなご意見等をいただきました。
 あと、内部になりますが、健康づくりを所管している関係部局等々の調整を図りまして、そのまとめをした後に、関係の連絡会議を1月に行ったところです。
 このようなことで、いろいろな意見を反映した素案が、先日この会議の開催のご案内と一緒にお送りをさせていただきました100ページぐらいの分厚いものとなっております。
 この計画につきましては、本日の会議でご意見等をいただいた後、年度末の3月末までには市民への公表を予定しております。
 また、大変分厚いものですので、わかりやすく市民の皆様にお知らせをするということで、簡単に見やすく、楽しく見ていただける概要版と、携帯用にちょっとポケットにでも入れていただけるようなリーフレットで、この計画の基本的な考え方、今後の推進とあわせて、生活習慣病を予防するための、具体的に皆さんに取り組んでいただきたいことも含めて、コンパクトなものを今準備している最中でございます。
 次に、資料の2をごらんいただきたいと思います。
 これが先日お送りさせていただいた健康さっぽろ21のコンパクトにまとめたものになります。
 1ページ目をお開きください。
 左側に中間評価後の今後の推進に向けた健康さっぽろ21の構成を示しております。
章立てとしては三つございます。
 第1章が健康さっぽろ21と健康づくりの動向、それから、第2章が健康さっぽろ21の中間評価、第3章が健康さっぽろ21の今後の推進、この三つの柱を立てまして、最後に、資料編といたしまして、中間評価の検討経過、ライフステージごとの健康づくり、目標値の一覧、それから、いろいろな事業を札幌市全体で取り組んでおりますけれども、それの取り組みの一覧ということで整理をさせていただきました。
 1ページ目の右に移りますが、ここは第1章について書いてございます。第1章につきましては、策定当初と基本的には構成、表現等は変えておりませんので、ここは省かせていただきたいというふうに思います。
 次をお開きください。ここは見開き2ページ、3ページで、第2章の健康さっぽろ21の中間評価の仕方、それから、評価の結果について概略をまとめたものです。
 中間評価につきまして、上の中間評価の趣旨と方法の(2)なのですが、下の2行にございますように、領域ごとの指標に掲げております目標に対する進捗状況を策定当時の数値と現状値で比較をいたしました。それがこの下に(1)から(9)まで縦にずっと1ページ半にわたって書いてございますものであります。
 上の右の指標の評価というふうに点線囲みで囲ったところがございますけれども、一つとして、具体的な数値目標を掲げている指標、例えば何%以下とか、何%以上とか、数字を具体的に掲げている資料につきましては、目標を達成している場合には二重丸。それから、目標に向かって若干そちらに推移しているというのは丸。変化なし、または目標値から遠ざかっているを三角といたしました。
 もう一つ、ふやす、減らすなどの傾向を示している指標を目標に掲げたものにつきましては、目標値に向かって推移しているを丸としました。それから、変化なし、または目標値から遠ざかっているを三角といたしました。
 そういう手法で、それぞれ九つの領域につきまして、この下から始まりますように、検証を行ってまいりました。
 一つ、母子保健を見ていただきますが、(1)母子保健も主な指標の進捗状況を策定時、現況値、目標値との比較で評価というふうに行いまして、その分析の概略が現状ということになります。
 同じようなやり方で九つの領域を進めてまいりましたが、その中で、10年計画ではありますが、5年で目標を達成したものも5項目ございました。
 それは何かと言いますと、例えば、(1)の母子保健の表の中の下から二つ目、BCG接種を受けた1歳児、策定時97.5%、現状維持という目標にもかかわりませず99.2%というふうに、ほぼ100%に近い接種率ということで、目標達成の二重丸でした。
 それから(2)の栄養・食生活の中では、上から3番目の食塩摂取が10グラム未満の成人、これが目標値をクリアしておりました。
 それから、右に移っていただきまして、(7)の歯の健康の上から三つ目、フッ素塗布を受けた3歳児、これも66.3%という現況値になりまして、65%以上という目標をクリアいたしております。
 あと、(8)をごらんください、(8)の上から大きく五つ目、健やか健診の受診率になります。
 これにつきましては、10年後に50%を目指すというふうな設定をいたしましたが、現在、既に51.4%ということで目標値をクリアした。
 それから、がん検診の受診率の一番下、子宮がん検診になりますが、各検診とも30%の目標を子宮がん検診につきましては、30.6%と目標をクリアいたしました。
 そのようなことで、掲げた指標ごとに一つずついろいろなデータに基づきまして、このような検証の方法を行ってまいりました。
 次の4ページ目をお開きください。
 4ページ目から8ページ目までは第3章ということで、健康さっぽろ21の今後の推進について大枠をまとめてございます。
 今後の重要方針になりますが、ここに囲んであります三つの方針を掲げて、今後の健康づくりをさらに具体的に推進することといたしました。
 一つ目の柱が母子保健の推進です。
 先ほどご説明差し上げた指標の中には、BCG接種を受けた1歳児のように、二重丸になった指標もございましたけれども、例えば、人工妊娠中絶率が全国平均より高いままであるとか、正しい性の知識の普及率が低いとか、いろいろな指標が若干好転をしているものもあるものの、全体としては力を入れていかなければいけない要素がたくさんあるということで、この柱立てをいたしました。
 そういうことで、健やかな妊娠、出産、育児の推進を図る。それから、黒丸の二つ目になりますが、思春期の健康教育の推進というふうにさせていただきました。
 二つ目としましては、生活習慣の改善を挙げております。
 ご存じと思いますけれども、この4月から医療制度が改正されまして、特定健診保健指導が始まります。特に、国は生活習慣病の予防でメタボリック対策を進めるような、そういう取り組みを強化いたします。
 これを受けまして、私ども健康づくりの分野でも、生活習慣の改善をお一人お一人にしていただいて、健康な市民を一人でもふやしたい、そういうふうなところに力を入れていきたいと考えております。
 ということで、ここの丸三つございますが、メタボリックシンドロームの概念に着目した生活習慣病予防。二つ目、ここが検診の結果、指導が必要な方だけではなくて、健康な方も含めたいろいろな健康レベルの方たちに対して、効果的に生活習慣をそれぞれ改善していただくような、そんなアプローチをしようというのが二つ目です。
 それから、ライフステージに応じた生活習慣の改善をしていただこうということで、これは現在策定中の食育推進計画、それから、特定健診等の事業計画との整合性を図るということでも、とても重要な要素の一つになります。
 それから、柱の三つ目は、健康づくりを支える環境づくりです。
 今までも地域の健康づくりについては、地域のネットワークづくりなどで、市民お一人お一人の健康づくりへの取り組みの支援ということで進めてまいりましたけれども、それに加えまして、今まで主に行ってきた地域と職域との連携を図るために、昨年の9月に地域と職域の連携を図るための推進連絡会を立ち上げたところです。
 産業界と協働して健康づくりを支える環境づくりを今後進めることが重要というふうなことで、こちら五つの黒丸がございますけれども、その二つ目、地域、職域の連携、産業界との協働、ここを新たに加えさせていただきました。
 この柱に沿って、また九つの領域で、今後、5年間、取り組むべき重点課題と重点取り組みをこの下から始まりますように、整理をさせていただきました。
 今は今後の重要方針の柱、生活習慣の改善に着目をして、幾つかの領域に説明を加えさせていただきます。
 生活習慣の改善ということになると、栄養、運動、休養、そして禁煙、それから健診の受診ということに着目をしているところです。
 4ページの一番下の(2)、栄養・食生活については、重点課題について食育についての正しい情報の提供と、生活習慣病などを予防するため、栄養バランスのとれた食事や食習慣の改善を掲げました。
 これを達成するための重点取り組みとしては、一つ目が子どもの時からの食育の推進、二つ目が適正な食事内容や食習慣等の情報提供、高齢の方も含めた食生活の改善、推進、それから4点目といたしましては、外食料理の栄養成分表示事業などの食環境の整備を掲げております。
 それから、右5ページ目の(3)、身体活動、冬季の健康づくりです。重点課題といたしまして三つです。
 一つ目が運動の必要性についての意識の向上、まだまだ運動の習慣化が定着をしていないという意識調査の結果がございました。二つ目が地域の自主活動グループの育成や活動支援、3点目が1年を通じた運動習慣の定着と冬季の健康づくりに関する情報提供ということで、ここの目玉は1年を通じたというところで、積雪寒冷の冬も含めて運動の習慣化を図っていきましょうという視点になります。
 そのための重点取り組みといたしましては、ここに四つ挙げておりますが、運動施設や地域活動に関する情報と環境整備。二つ目がウォーキングを中心とした運動習慣の定着を図り、地域の健康づくり活動を支援する。それから、高齢者の介護予防の視点での健康づくり。あと、4点目が冬季の健康づくりの推進、健康管理に関する情報提供、こういうふうにさせていただきました。
 (4)の休養、心の健康づくり。ここずっと札幌市民の自殺者の数というのが横ばいからちょっとふえて、特に働き盛りの世代は高い傾向を近年続けております。
 そのために、やはりうつ病対策も含めて、休養、心の健康づくりを進めていくということが重要となりますので、この重点課題の中で四つ、特に余暇活動の充実ですとか、ストレスの対処法の普及啓発、そして、一番最初の効果的な睡眠のとり方というのは、眠れていますかという、ストレス解消に眠れているかどうかというのがとても大事ということがありますので、そういうふうなことを掲げて自殺率の低下というのを課題としてとらえております。
 重点取り組みといたしましては5点ございますが、休養のとり方やストレスの対処法についての普及啓発、職場でのメンタルヘルスの向上、心の健康に関する情報提供と相談の充実、自殺予防の取り組み。5点目、たばこ。ここにつきましては、ここにごらんいただいている三つになります。
 特に未成年、妊婦の喫煙、受動喫煙防止。喫煙が傾向に及ぼす影響についての普及啓発と受動喫煙防止のための取り組みということで、右に書いてございます三つの取り組みを重点と考えております。
 続きまして、6ページ目をお開きください。
 (8)糖尿病、循環器病、がん、これにつきましては、先ほども申し上げましたけれども、重点課題としてメタボリックシンドロームついての正しい知識の普及、運動習慣の定着、食生活の改善などの生活習慣の改善、それから、メタボリックシンドロームに着目した新たな健診、保健指導を少しでもきちっと皆さんに受けていただくための普及啓発ということで、重点取り組みといたしましては、ここに書いておりますとおり、一つ目が運動や食生活と連動した食生活習慣の改善。二つ目が糖尿病、循環器病、がんの予防等の知識の普及。あとは健康診断、がん検診の受診率の向上。そういう生活習慣の改善に取り組む機会の提供等を掲げさせていただきました。
 新たな指標ということで、7ページに1ページで書いてございますが、新たな指標の中では、特にこの表の中の毎日朝食をとる小学生、それから、メタボリックシンドロームを知っている人、食事バランスガイドなどを活用する人につきましては、札幌市の食育推進計画との整合性を図るということで、こちらの健康づくりの計画にも入れ込みました。
 それと、一つ飛びまして、特定健診の検査の実施率、糖尿病、循環器病、がんの領域の中に新しく三つ項目を加えますが、特定健康診査の受診率、特定保健指導の受診率、そしてメタボリックシンドロームの該当者、予備軍の減少率、これは札幌市の国民健康保険特定健康診査等実施計画というのを今策定しておりまして、それとの絡みでこの健康づくりの計画の中にも反映させております。
 (2)になりますが、指標、目標の変更の中で、特に大きいと私どもがとらえておりますのは、5がん検診の受診率になります。
 実は先ほど子宮がん検診は目標を達成した、目標値は30%というふうにお伝えをいたしましたけれども、平成19年度のがん対策基本法の施行に伴いまして、国が基本計画の中で、5年以内に各種がん検診の受診率については50%を目標とすることというふうなのを掲げております。それで、この目標数値30%を、札幌市も今後5年間で、大変苦しいのですけれども、50%ということで、あえて載せさせていただいたところです。
 最後に、8ページになりますが、今後の計画推進につきましては、ここに書いてございます市民参加の健康づくり、地域の健康づくり、連携・協働による推進という三つの視点で進めてまいりたいというふうに考えております。
 ちょっと長くなりましたが、最後に資料3をごらんいただきたいと思います。
 資料3、これが中間評価委員会の中でいろいろご意見をいただきましたものです。
 一つ、私ども当初高齢化率ということでずっと策定時から使っておりましたけれども、委員の中から、高齢化率って一般的な言葉ではないのではなかろうかと、そういう意見が出まして、調べましたら65歳以上については老年人口という表現が正しいということがわかりました。今後は老年人口という表記の仕方にしたいというふうなことが1点目です。
 二つ目なのですが、これはどういうことかと言いますと、母子保健の領域では、今ご説明をした要旨の中の2ページを見ていただくとおわかりになると思いますが、目標値をなくすとか、100%とか、到底現実不可能ではなかろうかと思われるような高いものを当初から設定しております。
 それで、当初の評価委員会にかける前に、私どもが整理した文言の中には、計画策定時より改善している指標もいっぱいあるのだけれども、目標値とは大きな差がある指標もあるということを表現していました。
 そしたら、委員の中から、母子保健の領域はあえて無理を承知で高い目標を設定したのだから、余り否定的な書き方ではなくて、それでもそれを目指すのだという、そういう表現にした方がよろしいのではないかと、そういうふうなご意見をいただいて、こちらに書いてあるような文言に修正を加えております。
 それから、3のストレスや自殺に関して社会経済情勢を考慮した状況を示すことはできないかというご意見につきましては、いろいろ調べてみました。失業とか離婚の増加とか、社会経済的な問題、それから健康問題などが自殺に強く関与しているということはどこにも出てくるのですけれども、そのようなデータが見当たりませんでしたので、ここは原文どおりで、特にその部分は加えないままにしております。
 それからもう一つは、北海道ではノルディックウォーキング推奨ということで、一つのスポーツを推進しましょうというふうにして掲げているけれども、札幌市もそういうことをしたらどうでしょうというご意見でした。
 私どもの考え方としては、いろいろな健康づくりの手法を市民にPRをして、そこから市民がチョイスをしてくださる、情報提供した中で、気軽に楽しくだれでもできるウォーキングを今後は力を入れていきたいということで、文章表現といたしましては原案どおりというふうに整理をさせていただきました。
 ここにはありませんけれども、そのほかの要望、ご意見の中には、例えば、健康さっぽろ21の認知度が意識調査の中で17.2%と低いと、5年もたっているのに低いではないかと、もう少し積極的に周知を図ってほしいということや、健康で安全な出産のためには妊婦検診が欠かせない、しっかりと受けてもらうようにPRに努めてほしいとか、薬物乱用の取り組みを充実させてほしいですとか、思春期の心と体の健康づくりでは、望まない妊娠とか性感染症を防ぐための知識の普及啓発がこれからも大事なのだと、そういうことで教育現場との連携をさらに強めて強化をしていただきたいというご意見、おおよそこのようなことが評価委員会の中から出されております。たくさんいろいろいただきまして、まとめたものが素案となります。
 今後とも、ご出席いただいております各関係機関・団体の皆様と協力しながら、健康づくりを推進してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 長くなりましたが、以上です。
○川初会長 大変ありがとうございました。
 今ご説明いただきました領域が非常に広範で膨大でしたけれども、とりわけ、この資料を改めてめくり直してみますと、大変わかりよく上手にできていまして、私どもの学生のモデルとして見せたいぐらい、わかりやすくよくできていました。また、説明も大変わかりよかったと思います。
 では、ここでご質問を受けたいと思います。
 忌憚のないご発言をいただいて結構でございますので、いかがでしょうか。
○神田副会長 ページで言うと、7ページ目に当たるのでしょうか、指標の新規設定ということに関するかもしれませんけれども、この4月から国の政省令によって、麻疹、はしかなのですけれども、1期、2期はやっているのですが、3期として中学1年生、それから4期として高校3年生に、ワクチンの予防接種を行うということで、札幌市も4月から行うことになります。これも、例えば麻疹予防接種を受けた就学年次の前年に、これとはちょっと違うのですけれども、新たに加えるというようなことは考えなくていいのかなという気がしたのです。
 これは、たしか5年間の限定でやるので、今後5年間ということなので、その辺は、最近、出てきた話なので、中間評価のところでは出なかった件だとは思うのです。
○川初会長 ご返答をいただけますか。
○事務局(幸田課長) これにつきましては、内部でも意見が出ました。
 5年間ということで、今後5年間に合うということも出ました。
 ただ、数値目標は、国は95%を目指せと言っていますので、最終的に95%は目指そうと思っておりますが、母子保健の中に改めて加えるというよりも、特例措置の5年間というふうなことで、別仕立てで強力に取り組みをさせていただくということで整理をさせていただいたところです。
○川初会長 よろしいですか。
 では、ほかに、どなたかいかがでしょうか。
 もしございませんようでしたら、ここで中間報告を受けたということになってまいりますが。よろしゅうございましょうか。
(「異議なし」と発言する者あり)
○川初会長 それでは、この健康さっぽろ21に関しまして、10年計画の中間評価は、この協議会の席で報告が認められましたので、これからは、札幌市の側は、きょうの中間報告を受けまして、さらに健康づくりに邁進してくださるようお願いいたします。
 概要版とリーフレットをおつくりになって、さらに市民に周知いただくということでございますので、きょう話された内容をよく盛り込んでいただいて、いいものをおつくりいただきますようお願いいたします。
 続きまして、二つ目の関連施策の説明紹介に入りたいと思います。
 また、市健康衛生部からご説明いただきますが、その取り組みのうちの食育推進計画、それから健康診査等についてご説明をお願いいたします。
○請井歯科保健部長 歯科担当保健部長の請井でございます。
 私から、お手元の資料4にございます札幌市食育推進計画の案について、ご説明をさせていただきます。
 座らせていただいて、失礼いたします。
 この計画につきましては、皆様、最近、よく食育という文言とか、あるいは活字の方をごらんになっているかと思います。
 実は、これは国が平成17年に食育基本法をつくったということで、市町村の計画として、今、策定に当たっているところでございます。
 この食育という言葉自体は聞いたところによりますと、明治の36年とか38年ぐらいに、ある方が一たんは書物に残された言葉だそうでございますけれども、その後、定着をせずにきたところでございます。
 ただ、BSEですとか、いわゆる食の安心、安全にかかわるいろいろな事件がございましたり、あるいは食生活にかかわりまして、子どもたちが一人で食卓を囲むという、孤食と言われておりますが、そんなことですとか、先ほど来ございましたけれども、生活習慣病が増加している中で食生活が乱れているとか、需給率の低下とかといったような食にまつわる課題があるというところで、国として個々の取り組みはあったのだけれども、食育という言葉を軸にして総合的な取り組みとしてやるべきだということで、この基本法ができたわけでございます。
 それを受けまして、この法の中にも市町村が計画をつくるという務めはございました。その中で、札幌市といたしましては、今年度、この策定の作業に取りかかったところでございます。
 この審議につきましては、札幌市食育推進会議を置きまして、ご議論をいただきながら策定に至ったところでございます。
 お手元の資料の趣旨については、以上のようなことでございますけれども、2番目の計画の位置づけでございます。
 食育というのはいろいろな切り口がございまして、もちろん今ご検討をいただいております健康さっぽろ21の中の食生活の部分というのも大きく関係してございますけれども、生産者、流通、そして、市民もそうでございます。事業者、あるいは学校教育現場とか広く関与するものでございまして、2の計画の位置づけの真ん中の四角囲みの中に、札幌市の主な関連計画とございまして、7本ほど置いてございます。常にこれは先行して札幌市の計画などでつくられておるものでございますけれども、これらがすべて関連するものということでございます。
 こういったところでございまして、食育推進計画についてもこのような既存の計画と整合を図りながら策定をしてきたところでございます。
 計画期間は平成20年度から5年間の計画ということで策定をいたしました。
 1枚はぐっていただきまして、きょうは計画の大きなフレームのところをお話させていただきますけれども、頭のところに基本理念とございまして、食を大切にする心をはぐくみますということでございます。
 この計画自体は、次の世代を担う子どもたちに、食への感謝の心を持ちながら、健やかで豊かな食生活が送れるようにといった意味合いを込めて、食育というのを進めていきたいということで、基本理念をこのように置いたところです。
 さきに基本目標を大きく三つ置いてございます。
 1本目の健康で活力ある人づくりは、主に健康さっぽろ21との関連が一番深い分野でございます。3点置いてございますけれども、一つは食健康について正しい知識を身につける。また、子どものころからそういったことで食育を進めていこうというところ、それから、楽しみながら食事をすること。これは、先ほどの子どもたちが一人で食卓を囲むという孤食の問題を意識したものでございます。
 また、食への感謝の心、いろいろな食材というのは、生産、流通、販売、また、調理をする人といろいろな手を経て、目の前の食卓に出てまいりますので、そういったことに対して感謝の心を持っていこうということで、この3点を1本目の基本目標の中に置いてございます。
 2点目でございますけれども、これは市民が暮らしやすい環境づくりということで、食を取り巻く環境、例えば、食品の安全性の確保の問題でございますとか、生産者と消費者との顔が見える関係、これは、今生産と消費の場が非常に乖離しているのではないかということを言われておりますので、そういったことも意識してございます。
 また、2点目に置いてございますけれども、食を通して環境保全について考えていこう、そういった行動をとっていこうということでございます。
 これは札幌市の計画として、他の都道府県、あるいは政令市の計画に比べても独特といいますか、特徴的な項目として置いてございます。
 皆さん、ご存じのように、札幌市は環境都市宣言も控えまして取り組みを進めてございますので、この点を2点目に込めたということでございます。
 3点目が、市民みんなでつくる食文化ということですが、食育を進めていく上で、文化として考えていこうというところを意識したものでございまして、この1点目に、かぎ括弧で「北海道型食生活」と置いてございます。
 これがある意味、食育推進計画の目玉と申しましょうか、20年度からこれをキーワードにして進めていこうという位置づけをしておるものでございます。これについては、後ほどちょっと別に紹介をさせていただきます。
 ほかに、郷土料理の継承ですとか、食事のマナーを次世代に伝える。それから、市民の活動を支援していく、こういうようなつくりになっているところでございます。
 次のページにつきましては、それをもう少し細かく落としたものでございますので、これは後ほどごらんください。
 最後のページでございますけれども、北海道型食生活ということでございます。
 札幌の計画でなぜ北海道なのかということでございますけれども、このページの一番下を見ていただきますと、ここに、北海道は我が国最大の食料生産地であるという文言がございます。これは、熱量ベースですと、その200%の自給率があるというのが北海道の大きな特徴でございます。
 また、その気候風土ですとか、開拓の歴史を持つ背景があるということでございまして、また、その中での札幌の特徴といたしますと、そういった道産の食材が集まる消費のあるいは流通の中心地であるということが一つ。
 それと、その右方に食文化の継承と創造とございますけれども、各地で実際につくられておる郷土食というと、大体決まった一つ、あるいは二つの特徴のある料理といいますか、食が出てくるわけでございますけれども、札幌につきましては、単一にこれをということは非常に難しい。
 札幌というのは全国に出身地を持たれるご家庭がある。これは食文化を研究されている先生からお聞きしたのでございますけれども、ある意味で、モザイクである。各家庭が各家庭ごとに郷土料理を持っているということ、それが特徴なんですということがございました。
 また、新しい食文化、食の創造という面についても非常に特徴的であるということでございまして、こういったところをベースにいたしまして、日本型食生活が食育を進めていく中で進められていることでございます。
 これは和食ということだけではないのでございますけれども、昭和50年代の食卓の風景というのを思い出していただきますと、お米を主食として、いろいろな食材がバランスよくとれていたというのが当時の日本型食であったと。
 それが非常にバランスがとれて、なおかつ、ということで推奨されておりますけれども、これと私ども北海道が生み出しております食材、そして、非常にバラェティーに富んだ食文化、あるいは新しい食文化というものを重ね合わせた中で、北海道型食生活というのを考えていきましょうと。これは地産地消という意味もございますし、いろいろな切り口があるところでございますけれども、20年度からは、この北海道型食生活というのを一つのキーワードとして、札幌あるいはその周辺の札幌圏の市町村というのも、一次産業に従事される方が非常に多うございますので、広域的な取り組みを含めながら進めたいというふうに考えてございます。
 なお、この案はまだ案ということでございまして、今年度中には、この案がとれて公表させていただきます。
 それにつきましては、また概要版をつくりまして、委員の皆様方には送らせていただきたいというふうに思っております。
 このようなことで、20年度から取り組みを進めていくわけでございますけれども、健康さっぽろ21とも非常につながりの深い計画でございます。
 また、いろいろ食育を進めていく中では、各委員さんにご理解をいただきながら、またご協力をいただきながら進めていかなければならぬと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上でございます。
○川初会長 どうぞ。
○高橋健康づくり担当部長 健康づくり担当部長の高橋でございます。
 私が最後でございますけれども、冒頭説明申し上げました資料5、6につきまして説明させていただきたいと思います。
 座って失礼いたします。
 まず、お手元の資料5でございますが、健康診査のご案内という資料でございます。
 これは今がん検診、歯周疾患検診、それから、下の方にすこやか健診という表示がございます。先ほど事務局で説明いたしました健康さっぽろ21の中間評価の関連で言いますと、資料2の8番のところでの説明がございまして、糖尿病、循環器病、がんにかかわる部分でございますが、この資料の一番下の方にすこやか健診という、いわゆる基本的な健康診査を20年来やってまいりましたけれども、これが20年度からすこやか健診から特定健診というものに変わってまいりまして、保険者単位で基本的な健康診査が実施されることになります。
 これにつきましては、今、PRもしてございます。こちらに専門家の清田委員もいらっしゃいますけれども、私ども札幌市の方としましては、国民健康保険という保険者の立場でございますので、これを中心にした取り組みを今後新年度からさせていただくことになります。
 それから、この上の方のがん検診でございますけれども、先ほど事務局の方で説明申し上げましたように、大きな課題として糖尿病、循環器病、がんのところでとらえてございますけれども、子宮がんはひとまず目標を達成いたしましたけれども、それ以外はまだまだという状況の中で、20年度から5年間の国の計画の中で、目標率が30から50%へ上がったところでございます。
 そういう中で、私ども一生懸命やっていかなければならないわけですが、我々の今の健康づくりの目標は、まず、病気になる前の第一次予防ということが目標でございますので、ぜひともこの検診をしっかりPRしてやっていただきたいと思っておりますが、その中で特筆すべきものとして、きのうも議会の中でやりとりがあったのですけれども、2番目の大腸がん検診というものがございます。40歳以上の方を対象に毎年受けられるものでございますけれども、これにつきましては、従前は検査を受けるのに800円の個人負担が必要だったのですけれども、新年度からはこれを400円ぐらいの金額でやれるようになる見込みでございます。
 これは、きょう私どもの委員の中に神田先生もいらっしゃいますけれども、医師会の役員の方のいろいろなご配慮のもとに、安い価格で多くの方に検診をしていただく。それで病気になる前に発見をするという取り組みができる、そういうものでございます。
 私ども積極的にこのPRをしてまいりたいと思いますけれども、ご参加の皆さんも、いろいろな機会をとらえまして、このPRをしていただければありがたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 なお、資料5の附属資料といたしまして、現時点の案でございますけれども、札幌市国民健康保険、特定健康診査等実施計画というものがついておりますが、これが冒頭申し上げました、私ども札幌市の保険者の立場として実施いたします特定健康診査の現時点の実施計画でございまして、20年度から5年間の目標としての概要版として掲げてございます。
 開きますと、目標値でありますとか、具体的な積算根拠が載ってございますので、後ほどご一読いただければと思っております。
 それから、時間の関係上、次に移らせていただきますけれども、資料6でございます。
 これは広報さっぽろ3月号の7ページをコピーしたものでございます。私どもの組織の機構改革によりまして、このページにございますように、市役所本庁舎案内という中の表でいきますと、私どもはこの枠の下から2番目であります。健康の保持・増進など地域保健課と書いてございますけれども、我々はおおむね市の健康衛生部地域保健課のスタッフと、あと健康的にかかわる区の職員が、今、後ろにきておりますけれども、私どもすべて4月以降、保健所の方に移ります。
 大通の西19丁目にありますので、保健所の庁舎はウエスト19と言っておりますけれども、こちらの方に4月から移ることになっております。
 この考え方としまして、札幌市は昭和47年、オリンピックの次の4月から政令指定都市になりましたけれども、おおむねの局につきましては、本庁と区という組織がございますけれども、たまたま我々現時点では保健・衛生の分野で、本庁と保健所、あと区の保健センターという三層構造になっております。
 これは長所もあるのですけれども、欠点もございましたので、4月からはこの機構を再編いたしまして、私どもの本庁機能と保健所機能を統合する形になります。
 そういうことによって、食の安全対策や感染症対策を充実させていこうということでございますけれども、現実の問題としましては、庁舎移転に伴いまして、若干の変動も生じてくると思いますが、形の面でいきますと、例えば、こういう健康づくりの会議等も、今後は、ウエスト19で開かせていただくようなこともあろうかと思いますけれども、そのようなことも含めまして、ご協力をお願いしたいと思っております。
 平成20年度になりますけれども、先ほどお話がございましたように、私どもの健康基本計画健康さっぽろ21も20年度スタートで20から24年度、それから、先ほどの食育計画も20から24年度、国保の特定健診、健康診査も20年から24年度ということで、保健分野のいろいろな計画が来年度、新年度をスタートにしまして、5年計画で一生懸命やっていこうという流れになっております。そういう意味で、委員の皆さんには引き続きそういった分野で何かとお世話になるかと思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。
 以上でございます。
○川初会長 ありがとうございました。
 事務局の側からご説明をいただきましたけれども、ここで、同様に質問を受けたいと思います。
 いかがでしょうか。
○櫻井委員 食育の関係なのですけれども、基本目標の中の1、健康で活力ある人づくりの中の(2)、これは孤食対策ということで、楽しみながら食事をするという提案なのですけれども、具体的にはどういうことをお考えなのですか。
○川初会長 ご担当の方、お願いできますでしょうか。
○請井歯科保健部長 楽しみながら食事をすることということでございますが、なかなかこれは難しい。ある意味、個人個人のご家庭の中に入り込んでいくことになりますので、直接的には難しいのであろうと。
 ただ、そういったことを広めていくということでは、いろいろその場がございまして、例えば、地域の中でもそういったご紹介をしていただくとか、そういったところで直接的に楽しさを囲みましょうということではなくて、よく経験しますのは、子どもたちがお母さん、お父さんと一緒に収穫などを体験しながら料理をして一緒に食べる。そういうような体験を通しながら場を提供できないか。つくれないかというのが一つの試みになるかと思います。
 既にそういったことは行われているわけでございますけれども、それをもう少し広げられないかというのが今の段階でございます。
 これは皆さん必要なことだとはご承知のことと思いますけれども、何かきっかけづくりをしながら少しずつ進めていかないと、これは実が、効果がといいますか、なかなか実の上がらないところでございます。
 この面につきまして、地域の皆さんにもこれからいろいろご協力いただきたいということで、私どもこれからどんな仕組みで進めていくかというのは、少し考えながら進めなければいけないという部分でございます。今お答えできるのはその程度でございますけれども、よろしゅうございましょうか。
○川初会長 啓蒙活動で力を入れていくということでございますので
○堤委員 今すこやか健診が廃止になりますが、そうしますと、74歳までの方は特定健診等が該当しますけれども、後期高齢者の該当する75歳以上の健診というのは、どういう方法でやられるのですか。
○川初会長 ご担当、お答えをよろしくお願いします。
○高橋健康づくり部長 きょう直接所管している課の者はきておりませんけれども、ご存じと思いますが、75歳以上の方も医療制度としては後期高齢者医療制度というものに入りますけれども、健診につきましては、引き続きその方も対象にやるような、そういうつくりになるものとお聞きしております。
○堤委員 まだ、広報はされていないのですか。
○高橋健康づくり部長 まだ具体的に案内はきていないと思いますけれども、検査そのものは引き続きやることになっておりますので、それで結構だと思います。
○堤委員 わかりました。
○川初会長 ありがとうございました。
 ほかにいかがでしょうか。
  きょうは資料などもよく整っておりまして、ご協力いただきまして順調に進んでまいりました。ご協力ありがとうございました。
 それでは、中間評価委員長に総括を一言いただきたいと思っておりましたので、森委員長、よろしくお願いいたします。
○森委員 本日は、健康さっぽろ21の中間評価をお認めくださいまして、どうもありがとうございました。
 先ほど幸田課長から詳しくご説明をいただきましたので、私どもは簡単にお礼方々まとめさせていただきまして、お礼にかえさせていただきたいと思います。
 2000年になりまして、健康日本21というのは、全国展開されるようになったわけですが、その時点におきましても、なかなか各市町村で評価ということがいまだになされていない市町村もある中で、札幌市におかれましては、最初の2000年時点での調査並びに引き続き今回2006年に調査を行っていただきまして、中間評価ということをさせていただくことができたことにつきましては、札幌市保健福祉局の皆様のご努力に深く感謝を申し上げる次第でございます。
 実は私どももデータをいただきまして、2000年と2006年の札幌市民の生活習慣の比較を統計学的に検討させていただきましたところ、先ほども幸田課長の説明にございましたように、喫煙率につきましては、他の地区と同じように急速に下がっておりまして、これは非常にいい傾向ではないかと思います。
 健康増進法、あるいは健康教育の普及ということがあるのではないかと思いますが、先ほどもありましたように、まだまだ札幌市の喫煙率は高い方に属しておりますので、喫煙率につきましては、今後とも注意をして見ていく必要があるのではないかと思います。
 また、運動習慣等につきましても増加する傾向にございましたり、いい傾向が幾つか見られますが、特に全体として今後の課題となると思われますのがストレスを感じているものの割合が増加しております。
 また、睡眠に十分な時間がとれていないというものの割合も増加しておりました。また、睡眠補助剤などを使っている方の割合、あるいは休養がよくとれていない者の割合というようなものもふえておりまして、こういったストレス関連の事柄が今後の札幌市民の皆様の健康の課題になっていくのではないかと思います。
 引き続き皆様の健康づくり活動によりまして、健康な札幌市民が一人でもふえるような事態になるようにお願いを申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。どうもありがとうございます。
○川初会長 どうもありがとうございました。
 では、事務局の方、よろしくお願いします。
5.閉会
○事務局 ありがとうございました。
 会長初め、委員の皆様方、長い時間にわたりまして大変お疲れさまでした。
 本日は、時間の制約の関係から、皆様お一人お一人から活動の状況などを報告いただくお時間を設けることができませんでしたが、委員の皆様にお伝えしたいことなどがございましたら、本日、資料の一番下にご用意しております連絡メモにご記入いただきまして、恐れ入りますが、1週間後の3月19日、水曜日までに、事務局の方へファックスか郵送でお送りいただくようお願いします。いただきましたご意見などのうち、後日、会議録に添えて案内させていただきたいと存じます。
 これをもちまして、平成19年度の札幌市健康づくり推進協議会を終了させていただきます。
 どうもありがとうございました。

                                  以上

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