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3月4日(木曜日)午後2時から、中央地区民生委員児童委員協議会、中央地区福祉のまち推進センターが主催する「おしゃべりカフェ~中央区のまち並み再発見」が本府・中央まちづくりセンター(中央区北1条西2丁目)で開催されました。感染予防対策を徹底した上で、地域住民など31人が集まりました。
「おしゃべりカフェ」は、歴史や文化などをテーマに地域の人が気軽に集い語り合う場を提供するもので、平成18年度から年1~3回のペースで開催されています。
34回目となるこの日は、生地・洋裁手芸の店「カナリヤ」がテーマ。昭和5年の創業以来、91年にわたり札幌市民の手芸を支える老舗専門店について、創業者の孫である株式会社カナリヤ代表取締役専務の森吉泰文(もりよし・やすふみ)さんが語りました。聞き手は、地域の歴史や文化に関する著作などで精力的に活動している藤女子大学非常勤講師の塚田敏信(つかだ・としのぶ)さん。
会場のスクリーンでは、昭和30年代から現在までのカナリヤ本店(中央区南1条西2丁目)とその周辺を写した写真や絵などが紹介されました。現在とは異なる店舗・街並みの様子に、参加者たちからは「こんな感じだったんだ」「懐かしい」などの声が漏れていました。会場が最も盛り上がったのは、昭和30年代に行われたファッションショーの模様が映し出されたとき。著名デザイナーも参加していたことや、市民会館(平成19年閉館)が満員になるほどの盛況ぶりだったことが森吉さんと塚田さんから語られました。
途中、森吉家が所蔵する写真アルバムが参加者に回覧されると、参加者同士で熱心に思い出を語る様子も見られました。
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