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更新日:2023年3月14日

 

乳幼児接種(生後6か月~4歳)について

保護者の方への重要なお知らせ

乳幼児接種の概要

概要について

現時点の有効性・安全性に関する知見や諸外国における対応状況を踏まえ、発症予防効果等を目的として、生後6か月以上4歳児以下の全ての住民に対し実施します。

期待される効果と安全性及び副反応について

接種により期待できる効果と、副反応等のリスクの双方について考慮いただき、接種について判断してください。また、基礎疾患がある方については、ご本人の健康状態を把握している主治医ともご相談ください。

期待される効果

発症予防効果(オミクロン株流行下で、3回目接種後7日以降における発症予防効果は73.2%と発表されております。)

安全性

被験者の多くに認められた反応原性事象(局所反応及び全身反応)のほとんどは軽度又は中等度であり回復性が認められております。また、現時点で得られている情報からは、生後6か月~4歳の小児における本剤の安全性に重大な懸念は認められておりません。なお、本ワクチンは特例承認されたものであり、承認時において長期安定性に係る情報は限られているため、引き続き情報を収集するものとされております。

副反応について

新型コロナワクチンの副反応について」のページをご覧ください。

相談したい方へ

ワクチンについての疑問や不安があるときは、かかりつけ医などにご相談ください。また、北海道では、ワクチンの副反応等に関する相談、副反応発生時の受診に関するアドバイス、ワクチンの有効性・安全性に関する情報提供などを行う専用相談ダイヤルを設置しています。詳しくは下記までお問い合わせください。

北海道新型コロナウイルス接種相談センター

  • 電話番号:0120-306-154(フリーダイヤル)
  • FAX:011-799-0338

※上記相談のための専用ダイヤルです。接種予約などには対応しておりませんのでご注意ください。

【受付時間:9時00分~17時30分(土曜日・日曜日・祝日も受付)】

接種対象者【令和4年11月4日更新】

札幌市に住民登録があり、1回目の接種日現在で生後6か月以上4歳以下の方(生後6か月となる前日から、5歳の誕生日の前々日までの期間の方)

※法律の定めにより、誕生日の前日に1歳年を取るとされています。

※1回目接種希望日が5歳の誕生日の前日以降である方は、使用するワクチンは5~11歳の小児用ワクチンとなります。小児用ワクチンについては「小児接種について(ページリンク)」をご覧ください。

※日本小児科学会では、現在、生後6か月以上5歳未満の全ての小児に新型コロナワクチン接種を推奨しております。生後6か月以上5歳未満の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(日本小児科学会ホームページ)

ワクチンの種類

乳幼児用ファイザー社ワクチン

接種回数・間隔

接種は全部で3回行います。

原則2回目は1回目接種から3週間間隔で接種、3回目接種は2回目接種から8週間間隔で接種。ただし、実施規則においては、臨床試験における最短間隔を踏まえて、2回目を1回目接種から18日以上の間隔を空けて接種することが可能とされています(※)。

第38回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の資料1を参照

使用ワクチンの注意事項

乳幼児用ファイザー社ワクチンは、生後6か月目となる前日から5歳の誕生日の前々日までの期間に1回目の接種をした場合、2回目及び3回目ワクチンにおいても乳幼児用ファイザー社ワクチンを使用します。

接種希望日時点での年齢、生年月日等で使用するワクチンが異なります。下記を参考にしてご注意ください。

  1回目の接種時点 初回接種 追加接種
1回目 2回目 3回目 3回目
1 5歳となる誕生日の前々日以前 乳幼児用ワクチン 乳幼児用ワクチン 乳幼児用ワクチン ×
2 5歳となる誕生日の前日以降 小児用ワクチン 小児用ワクチン × 小児用ワクチン

実施期間【令和5年3月9日更新】

令和5年3月31日まで➡令和6年3月31日まで延長

接種券について【令和5年1月16日更新】

生後6か月を迎える日以降概ね1週間以内に届くよう発送します。

※乳幼児の接種券は、5歳となった後(5歳となる前日以降)にワクチンを一度も接種していない場合もそのまま使用できます。この場合、接種するワクチンは、小児用ワクチンとなりますので、予約の際に、接種場所で扱っているワクチンの種類を必ず確認して接種を受けてください。小児用ワクチンについては「小児接種について(ページリンク)」をご覧ください。

予約について

医療機関

乳幼児接種では、接種当日の保護者の同伴を必要としており、予診票にも保護者の署名を必要としています。署名がない場合など保護者の同意が確認できない場合は、接種を行うことはできません。

予約方法

医療機関へ直接電話、インターネット等で予約

※対象医療機関リストについては「個別医療機関での接種」に掲載(掲載に同意した医療機関のみ)

その他

新型コロナワクチンと他のワクチンとの同時接種について

新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。ただし、インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。詳細はこちら

参考情報等【令和4年12月9日更新】

厚生労働省のホームページ

ページ名 URL 内容
生後6か月~4歳の子どもへの接種についてのお知らせ

https://www.mhlw.go.jp/

stf/seisakunitsuite/bunya/

vaccine_for_inf-chd.html

乳幼児接種のまとめサイトです。
新型コロナワクチンの有効性・安全性について

https://www.mhlw.go.jp

/stf/seisakunitsuite/bunya/

vaccine_yuukousei_anzensei.html

新型コロナワクチンの有効性・安全性に関する情報等のまとめサイトです。
ファイザー社の新型コロナワクチンについて

https://www.mhlw.go.jp/

stf/seisakunitsuite/bunya/

vaccine_pfizer.html

乳幼児接種で使用されるファイザー社の新型コロナワクチンについて、まとめられております。
新型コロナワクチンの副反応疑い報告について

https://www.mhlw.go.jp/

stf/seisakunitsuite/bunya/

vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html

副反応疑い報告に関する情報がまとめられております。また、下記の「予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」の審議概要がまとめられています。
新型コロナワクチンQ&A https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/infant/ 乳幼児接種についての一般的な疑問について、Q&A方式でまとめられています。
予防接種・ワクチン分科会

https://www.mhlw.go.jp/

stf/shingi/shingi-kousei_127713.html

予防接種や使用するワクチンの方針等について議論する厚生科学審議会です。乳幼児接種については、主に第36回、第38回で議論されました。

予防接種・ワクチン分科会

副反応検討部会

https://www.mhlw.go.jp/

stf/shingi/shingi-kousei_284075.html

新型コロナワクチンに関する副反応について、定期的に報告・調査する厚生科学審議会です。乳幼児のワクチンについても、今後報告される見込みです。

 その他ホームページ【令和4年12月9日更新】

ページ名【法人】 URL 内容
コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン【独立行政法人医薬品医療機器総合機構】

https://www.pmda.go.jp/

PmdaSearch/iyakuDetail/

GeneralList/631341D

ファイザー社ワクチンの添付書類や医薬品ガイド、医薬品リスク管理計画資材等が掲載されております。乳幼児のワクチンは「コミナティ筋注6ヵ月~4歳用」です。

生後6か月以上5歳未満の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方【小児科学会】

http://www.jpeds.or.jp/

modules/activity/

index.php?content_id=466

日本小児科学会では、現在、生後6か月以上5歳未満の全ての小児に新型コロナワクチン接種を推奨しており、その考え方が掲載されております。
新型コロナワクチン小児接種に関する座談会レポートページ【ママNavi】

https://www.mamanavi.tv/services/

vaccination-symposium/report

札幌市・北海道・子育て情報サイト「ママナビ」との共同事業として実施した座談会の記事です。お子様のワクチン接種に関し保護者の方が抱える疑問や不安に、専門家が回答しています。

 Q&A【令和5年3月14日更新】

厚生労働省/生後6か月~4歳の子どもへの接種(乳幼児接種)についてのお知らせ」より転載

Q1.生後6か月から4歳の子どもへの接種が開始されている国はありますか?

A.アメリカなどで、生後6か月から4歳の乳幼児への接種が開始されており、日本と同じファイザー社の乳幼児用ワクチンが承認(※)されています。

(※)アメリカでは、日本では現時点では承認されていないモデルナ社の乳幼児用ワクチンも承認され、使用されています。

Q2.生後6か月から4歳の子どもにも、オミクロン株対応ワクチンは接種できるのでしょうか?

A.現時点では、6か月~4歳の子ども用のオミクロン株対応ワクチンは、日本で薬事承認されていないため、接種することはできませんが、従来ワクチンによる初回接種(3回セットの接種)によって、オミクロン株流行下で70%以上の発症予防効果が確認されているので、ぜひ接種をご検討ください。

Q3.合計3回の接種の途中で誕生日をむかえ5歳になった場合、5~11歳用のワクチンを打つべきですか?​​​​​​

A.お子様が、3回の接種の途中で5歳になった場合も、3回目まで同じ乳幼児用ワクチンを接種することになります。

このページについてのお問い合わせ

札幌市新型コロナウイルスワクチン接種お問い合わせセンター
電話番号:011-351-8646(毎日9時00分~18時00分)
※こちらの番号では、接種予約を受け付けておりません