ホーム > 新型コロナウイルス感染症について > 医療従事者からの緊急メッセージ(令和3年4月27日)
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道内の新型コロナウイルス感染症の感染状況は、全国的な感染急拡大の中、札幌市を中心として、感染しやすいとされる変異株による感染が増加するなど、予断を許さない状況にあります。
こうした中、特に、札幌市内の医療提供体制は、極めて厳しい状況が続いており、例年、多くの医療機関が休診となるゴールデンウィークも控え、これ以上、医療機関の負担が増えることになると、通常の怪我や救命救急の医療が受けられなくなるなど、医療提供体制が崩壊するおそれがあると考えています。
医師や看護師などの医療従事者は、これまで長期にわたり、昼夜を問わず、見えない敵と闘い続けており、現下の感染拡大の状況の中でも、大切な命を救うため、懸命に患者さんと向き合っています。
医療提供体制や医療従事者を守るため、また、何よりも自分や自分の大切な人を守るため、皆様にお願いしたいことは、新しい取組ではなく、お一人お一人が、これまでの取組を今一度、見つめ直し、人と人との接触機会を減らすとともに、基本的な感染防止行動を徹底していただくことです。今年は、静かに過ごす特別なゴールデンウィークとしていただきますよう、よろしくお願いします。
令和3年(2021年)4月27日
北海道知事 鈴木 直道
札幌市長 秋元 克広
北海道医師会会長 長瀬 清
札幌市医師会会長 松家 治道
北海道病院協会理事長 中村 博彦
北海道看護協会会長 上田 順子
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