ホーム > 新型コロナウイルス感染症について > 札幌市医療非常事態宣言(令和3年5月5日)
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札幌市における新型コロナウイルス感染症患者の急増によって、入院患者が過去最多となっています。そのため、入院が必要な方であっても市内の医療機関では受入先がなく、市外の医療機関への搬送をお願いするなどの対応を行わざるを得ない状況です。
このままでは、入院ができず自宅等で待機する患者の方々が数多く発生し、入院を待つ間に亡くなる最悪の事態も発生するのではないかと危惧しています。
札幌市内では、市民の皆様の命が危険にさらされており、医療の非常事態と言っていい状況です。札幌市の医療体制は、もう限界です。
医療体制の崩壊を防ぎ、市民の皆様の命を守るため、ここに「札幌市医療非常事態宣言」を発令します。
市民の皆様には引き続き、マスク着用や消毒、ソーシャルディスタンスといった基本的な感染対策をお願いするとともに、これ以上の感染拡大を抑えるため、できる限り外出を控えることの徹底や感染リスクを低減する行動の実践に、何卒ご協力をお願いいたします。
感染拡大はこれまでになく急激で大変厳しい状況にありますが、市民生活を守り抜くため、関係団体が緊密に連携し、一丸となって全力で取り組んでまいります。
令和3年(2021年)5月5日
札幌市長 秋元 克広
北海道知事 鈴木 直道
札幌市医師会会長 松家 治道
北海道医師会会長 長瀬 清
北海道病院協会理事長 中村 博彦
全日本病院協会北海道支部長 徳田 禎久
日本病院会北海道ブロック支部長 田中 繁道
日本社会医療法人協議会北海道支部長 西澤 寛俊
北海道看護協会会長 上田 順子
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