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ホーム > 動物紹介 > 熱帯動物館 > グラントシマウマ飛馬(ひゅうま)の死亡原因について

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更新日:2017年4月13日

グラントシマウマ飛馬(ひゅうま)の死亡原因について

グラントシマウマの「飛馬(ひゅうま)」が8月23日に死亡しました件について、8月24日午後に解剖検査を実施しました。

その結果、特段の基礎疾患は見つからず、輸送時におけるストレスによるものと判断しました。(肺のうっ血性水腫;北海道大学獣医学部比較病理学教室 8月25日付解剖報告による。組織診断については同教室にて検査中。)

輸送にあたっては、事前の検討、準備も含めて、安全対策に配慮して進めたところですが、このような結果となり、多くの方に悲しい思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます。

詳しい病理所見などについては、約2週間ほどかかる予定です。→(最終診断について 9月15日更新情報

なお、明日予定していたエランドの輸送は中止し、他の動物を含めて部分休園期間中の点検の状況を見ながら、実施時期について検討してまいります。

また、シマウマ輸送時の状況については、下記のとおりです。 

 

 

1.輸送時の状況

18時15分 シマウマの捕獲作業開始

18時20分 外放飼場においた輸送檻内にシマウマを収容し落ちつかせる

18時27分 輸送用トラックに積載

18時31分 トラックの移動開始

  輸送中は、荷台に獣医師1名が同乗し、状態を観察。

18時39分 アフリカ館エランドシマウマ外放飼場前観覧通路に到着

18時40分 新獣舎への移送準備作業開始

18時52分 輸送檻内で落ち着きがなく物見を始める

18時53分 突然輸送檻内で座り込む。徐々に呼吸数減少

18時56分 輸送檻内を確認する。檻内で伏せ状態となり鼻を床につける。

  強心剤を投与する間もなく呼吸停止、瞳孔反射消失

19時00分 呼吸及び心停止、瞳孔反射消失。死亡確認

2.輸送時の人員体制

全15名、係長獣医師1名、臨床獣医師3名、飼育員11名 

 

3.最終診断について

北海道大学獣医学部(比較病理学教室)より病理所見を経た最終的な診断を受けましたのでご報告いたします。

(1) 最終診断
 うっ血性肺水腫及び肺出血(輸送時におけるストレスによるもの)

 解剖診断で「肺のうっ血性水腫」とされ、輸送時におけるストレスと判断しておりました。この度の病理所見においても他の臓器の基礎疾患は特段見つからず、肺の所見が主なものであったことから、輸送時におけるストレスを裏付ける結果となりました。
 

(2) 参考
 ・死亡年月日:平成27年8月23日 19時
 ・剖検日時:平成27年8月24日 13時~16時30分

 今後の動物輸送においては、同様の事例を再発させることのないよう、輸送方法について情報収集を行い、適切なものとなるよう見直しを進めてまいりたいと考えております。

 

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428