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更新日:2011年2月26日

円山動物園とNPO法人霧多布湿原トラストがパートナーに

画像:トウキョウトガリネズミ
トウキョウトガリネズミ

干支の特別展示「ワイルドマウス展~北海道の野ネズミたち」の開催協力をいただいた「NPO法人霧多布湿原トラスト」と円山動物園がこのたびパートナーシップ協定を結ぶこととなり、下記のとおり調印式を行うこととなりましたのでお知らせします。
今後は、トウキョウトガリネズミをはじめとする希少野生動植物の生態の解明、及び生息域の保護・普及活動を目的としてお互いに協力し活動していくことになります。
【日時】1月27日(日曜日)13時~(15分程度)
【会場】円山動物園動物園センター情報ホール(ワイルドマウス展会場)
【出席者】NPO法人霧多布湿原トラスト理事長三膳時子様、円山動物園園長金澤信治
【協定締結の経緯】
北海道浜中町は、世界最小の哺乳類「トウキョウトガリネズミ」をはじめとする希少野生生物が生息する自然環境豊かな地域です。NPO法人霧多布湿原トラストは、これまで希少動物の保護・保全も含め霧多布湿原及び浜中町の環境の保護・保全活動を行ってきました。
一方、札幌市円山動物園は北海道の生物多様性の基地を目指し、北海道や北方圏の動物の展示を充実させてきました。今回、北海道産の小型哺乳類の飼育展示を充実させることを機に、「トウキョウトガリネズミ」の飼育繁殖を目指して展示を開始することとしました。
この機会を捉え、湿原トラストと円山動物園は相互協力により浜中町の自然と野生動植物を守るために協力することに同意しました。
【協定の主な内容】
1 円山動物園による湿原トラストの保全事業に関する支援
円山動物園は、円山動物園において浜中町における湿原トラストの環境保全事業の紹介および浜中町のPRに協力する。
2 湿原トラストによる、浜中町における円山動物園の事業への支援
浜中町の管轄区域及びその周辺地域に生息する動物を採集し、円山動物園へ送付することで円山動物園の事業に協力する。
3 円山動物園と湿原トラストとの共同研究・共同事業
円山動物園と湿原トラストは、協議の上、共同研究・共同事業活動についてお互いに必要な協力をする。
4 有効期間を3年とする。

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ケ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428