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更新日:2011年5月26日

オオワシのヒナ元気に成育!

オオワシのヒナ

猛禽舎で4月10日にふ化したオオワシのヒナが、巣から頭を覗かせている姿が見られるようになりました。まだヒナとはいえさすがオオワシ、鋭い目つきであたりを見回しています。

オオワシは円山動物園の昭和26年の開園以来の飼育動物であり、国内の動物園では初めて繁殖に成功したことで、社団法人日本動物園水族館協会の繁殖賞を受賞した当園のシンボル的動物でもあります。

※1993年3月6日に国内で初めて繁殖に成功して以来、8例15羽目の繁殖。

※前回の繁殖は2009年4月8日で、2年ぶりの繁殖。

【オオワシの豆知識】

体長はオスが88cm、メスが103cmで翼を広げると2mを優に上回る大型のワシで、ユーラシア大陸北東部、オホーツク海沿岸部やカムチャッカ半島周辺に分布しています。海岸や河口部、湖沼の近辺の崖や森林に生息し、サケやマスなどの大型魚を捕食しますが、時には海鳥やアザラシなどを襲うこともあります。

「オオワシといえば円山」と言われるほど、世界の動物園でも円山動物園のオオワシは有名です。2002年に推定52歳で亡くなった「バーサン」の51年間にわたる飼育記録は世界最長です。また、世界的にもまれで、日本の動物園としては初めての飼育下自然孵化にも1993年に成功しました。それを含め7回繁殖し、合計14羽が巣立っています。行き先は国内の動物園はもとより、スペインやオランダへも種の保存のため旅立ちました。

オオワシの総個体数は現在約5000羽と言われ、絶滅の危機にあります。2005年12月に越冬地である日本では保護増殖事業計画が定められ、生息状況等の把握や生息環境の維持及び改善などの取り組みが始まったところです。飼育下での繁殖は難しく円山はじめ道内の4施設での成功例があるだけです。

左:メス 右:オス

左:メス 右:オス

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