ここから本文です。
更新日:2011年3月3日

カンボジアモエギハコガメ

孵化の瞬間
2009年5月17日と7月3日に、当園では4回目となるカンボジアモエギハコガメの繁殖に成功しました。
この種の仲間は、カメの中でも最も飼育が困難な種類とされ、これまで、国内の他の動物園・水族館での飼育下繁殖の報告は無く、国内で繁殖に成功しているのは当園だけです。
世界的にも飼育下での繁殖例はきわめて少なく、国際的にも貴重な事例です。
神経質な性格のため、現在展示を控え、爬虫類館バックヤードで大切に飼育しています。今後も種の保存事業の一つとして、継続した繁殖を行っていく予定です。
孵化個体
(1)2009年5月17日孵化(2009年2月13日産卵)甲長5.7cm、体重27g性別不明
(2)2009年7月3日孵化(2009年4月5日産卵)甲長5.5cm、体重21g性別不明
(甲長、体重は、7月16日に測定、孵化時は、2個体とも甲長5.5cm、体重20g)
飼育状況 親オス個体(1995年来園) 親メス個体(1995年来園)
2004年生まれ1個体、2006年生まれ2個体、2007年生まれ1個体、2009年生まれ2匹の合計8個体
【カンボジアモエギハコガメ豆知識】
分類:カメ目 ヌマガメ科
分布:ベトナム南部、カンボジア
形態:最大でも甲長20cm程度と小型で、高く盛り上がった甲羅と幾何学模様が特徴的です。
規制状況:ワシントン条約付属書II類
近年、環境破壊や食用、ペット用の乱獲により絶滅の危機に瀕しています。飼育は非常に困難で、多くは餌を食べずに死んでいくことから、飼育関係者の間では「死にガメ」と言われています。
平成17年度(社)日本動物園水族館協会「※繁殖賞」受賞
※繁殖賞とは動物の種ごとに日本で初めて繁殖・飼育に成功した動物園に贈られる賞です。
関連リンク
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.