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| ■ ツヨシの思い出 |
| ■18年ぶりに円山動物園で生まれたツヨシ ツヨシは現在、釧路市動物園で1996年生れのメス「クルミ」と暮らしています。クルミとペアを組み、将来の2世誕生を目指す予定でしたが、2008年秋になって、メスであることが判明しました。 ツヨシはピリカのお姉さんでもあります。 平成15年12月に円山動物園で生まれました。お母さんはララ、お父さんはデナリで、無事に育った初めての子です。この時は、2頭生れましたが、1頭は死亡しました。ここまで順調に育ったのは、円山動物園では、昭和60年以来、じつに18年ぶり(国内でも4年ぶり)の快挙でした。全国でも、とべ動物園(愛媛県)で1999年(平成11年)に誕生して以来のことです。道内でも平成8年の釧路市動物園以来です。 ホッキョクグマの飼育下での繁殖は極めて困難で、神経質な母グマが周囲の物音などに過敏に反応してしまい、出産に至ることができても子育てをしない、という例が多々あるのです。ララも平成12、13、14年と妊娠・出産していたのですが、いずれの子も無事に育つことはありませんでした。 そこで円山動物園は、平成15年にララに妊娠の兆候が見られたとき、世界の熊館を閉鎖し、お客様のみならず職員の出入りも制限して、極力静かな環境を作りました。 平成15年(2003年)12月11日、ツヨシが誕生し、ララは愛情込めて子育てに励みました。 ララにとって初めて元気に育った子ということもあってか、ツヨシのそばを離れず、寄り添って過ごすことがほとんどでした。(のちに生まれたピリカの育児の時と比べるとその差は顕著です) 母の愛情をたっぷりもらって、ツヨシはやんちゃに元気いっぱいに育っていきました。その気性は顔を見たこともない父デナリ(ホッキョクグマのオスは子育てせず、子供を襲うため別居)に似ていたようです。お転婆でありながら、水は怖かったようで、ララは水泳の練習の時には娘を無理やり抱えてプールに入っていました。(それが普通なのでしょうが、妹のピリカは初めから自ら進んでプールに入って泳いでいました) お客さまに愛され、円山動物園の人気者となったツヨシですが、平成17年(2005年)1月22日、釧路市動物園へ旅立ちました。 釧路市でも、彼女はたくさんの方に愛され、見守られているようです。 今後、デナリ・ララの孫が生まれ、ホッキョクグマが自然に繁殖していくことを願ってやみません。 ツヨシの記録 平成15年 |
ララにじゃれるツヨシ ララの後を追うツヨシ 球で遊ぶツヨシ |
| ● ツヨシの動画(Windows Media Playerでご覧ください) | |
| おねだりポーズ(2004年12月16日撮影) 氷のプレゼントその1(2004年7月25日撮影) おやつに活魚を食べるシーン(2004年6月13日撮影) |
プールでダイビング開始(2004年5月23日撮影) プール泳ぎ(2004年4月19日撮影) |
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