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更新日:2011年2月26日

動物とのふれあいに感激

動物とのふれあいに感激 「円山ZOO LOHAS Fridays」に行ってきました

 円山動物園の「円山ZOO LOHAS Fridays」に行った。入口でカンテラを渡され、さりげなくイルミネーションで飾られた園内を歩くのはとっても新鮮。動物園に来るのは、何年ぶりだろう。

 お出迎えはプレーリードック。可愛い赤ちゃんをだっこさせてもらい、すっかり癒される。続いてエゾモモンガ。顔の半分は目かなと思うほどの大きな瞳。ぬいぐるみのようなエゾモモンガの飛行訓練を見る。静かに待っていると何度も上手に飛んで見せ、会場に小さな歓声が上がる。飼育員の手の先で飛ぶタイミングを測っている様子をじっとみつめていると、だんだん飛ぶ時のタイミングがわかるようになる。会場の客、みんなの息づかいもひとつになる。エゾモモンガの繁殖は大変難しく、その技術は表彰を受けているそうだ。カテーテルで吐かないように少しずつ、一晩中ミルクを与える子育ての話に驚いた。

 次はタスマニア館へ。エサ用のさつまいもスティックを渡され、皆で通路の両側に別れて並ぶ。かがんで待っていると5頭の子どものカンガルーがやってきた。繋がれることもなく、ぴょんぴょんと寄ってくる。私がさつまいもを手渡すと、前足で上手に掴んでモグモグと食べる。食べている間は撫で放題。全然嫌がらない。意外と柔らかな手触り。まちがえて多少、足を踏もうとしっぽを蹴ろうと全く気にしない。あまりのフレンドリーさに嬉しくて一緒に写真を撮っていると、ここでも育児の苦労話を聞いた。

 特に、生まれたての赤ちゃんが自力でお母さんのお腹の袋に入ろうとして、まちがえて首の方までどんどん登ってしまい、結局死んでしまう話が可哀想だった。お母さんは前足が不器用で、子どもを上手におなかに納める事は出来ないそうだ。そうやって死んでしまった赤ちゃんのカプセルに入った標本を見ると、体長なんと2~3センチ。体毛もなく、あまりにか弱い。何とかおなかの袋に上手に辿り着けるよう、お母さんはおなかの毛を舐めて、道をつけてあげるそうだ。

 ロハスナイトは食事も楽しみ。今年オープンしたサル山の前のレストハウスへ。市内のホテルシェフが用意したディナーは、北海道の食材にこだわったメニュー。美味しい北海道ワインと札幌の若手ミュージシャンのギターを楽しんでいると、園長やニホンザル担当の飼育員がとっておきのエピソードをいくつも披露して、会場の笑いを誘う。友人と「にわかガイドになれそうね」と今夜聞いた話を反芻しながら、赤ワインでもう一度乾杯をした。

 お見送りはシロフクロウでびっくり。尾のあたりをそっと撫でる。本当に感激。とても嬉しかった。鷹匠からこれから冬の間も行われる、トビやシロフクロウのフリーフライトの話を聞く。そうか。冬の動物園ね。今度は、友人をフリーフライトに誘ってみよう。その時は「にわかガイド」付きで私が園内を案内しよう。私と同じようにきっと円山動物園のファンになってしまうだろう。今夜のイベントは少人数ではあったけれど、密度の高い時間でコアなファンが出来たように思う。大人になって久しぶりに訪れた動物園は、子どもの頃とは全く違う大人の感性で十分に堪能できた。

(2006年11月24日・福津京子)

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カンガルーにさつまいもをあげる。

画像:ディナー
レストランでのディナー


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