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更新日:2020年7月8日

これまで実施した寄付金の使い道

2015年4月1日から、円山動物園を応援する新しい制度「さっぽろ円山動物園サポートクラブ」(通称 サポクラ)が始まりました!
サポクラは、みなさんと手を取り合って、動物園にいる動物たちにとってより良い環境を作っていくために、動物園を応援するメンバーが中心となってできました。
動物園の動物たちがより幸せに暮らせるよう、みなさんからの寄付を募集しています。

ここでは、みなさんから頂いた寄付をどのように動物たちのために役立てているか、その使い道をご紹介いたします。
 

 第9回の寄付金の使い道について

サポートクラブの皆様からのご支援、そしてマルヤマクラス様が設置してくださった「くるくるコイン募金箱」への募金で、ユキヒョウ専用体重計(バースケール)を購入いたしました(約61万円)。
(2020年4月2日、アムールトラ・ユキヒョウ専用体重計の寄付募集にご協力いただいたマルヤマクラス様に感謝状を贈呈しました。)
体重計

2020年2月15日に目標金額を達成し、3月26日に体重計の納品を受けました。
早速ユキヒョウたちに乗ってもらったところをご報告したかったのですが、それはもう少し後になりそうです。
実はユキヒョウのコハクとシジムの同居訓練を少しずつ進めており、彼らの環境をできる限り変えないよう配慮する必要があるため、体重計の設置については彼らの状況が落ち着いてからということになります。
せっかく皆様にご支援いただいた体重計ですが、ユキヒョウたちの今後のため、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。

ユキヒョウ アクバル ユキヒョウ シジム

ユキヒョウの体重を測定しました ← New!!
2020年7月に、体重計を設置してユキヒョウの体重を測定しました。こちらのページにその際の様子を掲載していますのでご覧ください。

 第8回の寄付金の使い道について

サポートクラブの皆様からのご支援で、アムールトラ専用体重計(バースケール)を購入し、トラに乗ってもらいやすいよう寝室に設置いたしました(約61万円)。

バースケール 表示器
(写真左:バースケール、写真右:表示器)

2019年10月2日に目標金額を達成し、11月1日に体重計の納品を受け、その後、設置場所・出入口・体重計などの寸法を測定し、トラに乗ってもらうための台作りに取り掛かりました。
台は、1.トラが乗っても安定する、2.体重すべてが体重計に乗る、3.トラが体重計を気にしないように目隠しになる、4.分割して撤去・再設置ができる、などの条件を達成できるように、設計から制作まで、担当飼育員が行いました。

完成した台 体重計の内部構造
(写真左:完成した台、写真右:中にはバースケールが組み込まれている)

12月1日から体重計と台を設置しましたが警戒してなかなか乗ってくれず、慎重に見守る中、12月8日ついに体重測定を行うことができました(111.5kg)。
また、12月15日にも再度体重測定ができ、今度は110.5kgでした。

台に乗っているアムールトラ 体重計表示
(写真左:台に乗ってくれているアムールトラ、写真右:この時は体重110.5kg)

このまま定期的に体重を量ることができれば、正確な体重を基に食事や薬の量を計算することができ、きめ細やかな健康管理の実現につながっていきます。
体重計購入のための多額のご寄付、そしてたくさんの皆様からの温かいご声援、本当にありがとうございました。
引き続き、アムールトラと円山動物園を温かく見守っていただければ幸いです。

 第7回の寄付金の使い道について

サポートクラブの皆様からのご支援で、アジアゾーン熱帯雨林館にあるマレーグマ外放飼場に、日除けネットを設置いたしました(約48万円)。

ネットによって、特に厳しい西側からの日差しを遮り、日陰を作ることができます。
冬季は雪がかかってしまうので、春~秋にかけて使用する予定です。

マレーグマは本来、熱帯雨林に生きる動物ではありますが、日除けネットによって日向部分と日陰部分を作ることによって、日光を浴びるか、日差しから逃れ休息するか、クマ自身が選択できることになり、より良い暮らしを送ってもらうことにつながります。

今後とも、マイペースに暮らすマレーグマを温かく見守ってください。

たくさんの皆様からの温かいご支援、ありがとうございました。

マレーグマ日除け1 マレーグマ日除け2

 第6回の寄付金の使い道について

サポートクラブの皆様からのご支援で、アジアゾーン熱帯雨林館にあるテナガザル外放飼場に、テナガザルが遊べるロープを設置いたしました(約21万円)。 

テナガザル外放飼場は、新しくできた設備で、今年(2018年)の夏からテナガザルに外に出る練習をしてもらっているところです。

9月現在、少しずつ慣れてきているようで、外に出てきている姿も見せてくれるようになってきました。

元気よくロープで遊んでくれる姿を見せてくれるよう、テナガザルを温かく見守ってください。

たくさんの皆様からの温かいご支援、ありがとうございました。

テナガザル テナガザル放飼場1 テナガザル放飼場2

 第5回の寄付金の使い道について

 「リスザルなどのモンキーたちのアスレチック用ロープの増設」は、2016年10月20日から寄付の募集を開始し、2017年6月7日に、目標金額の30万円を達成しました。皆様から、たくさんの温かいご支援をいただき、ありがとうございました。

購入させていただいた新しいロープを増設させていただきました。

新しい真っ白なロープは、はじめのうちは警戒して使ってくれませんでしたが、翌日には慣れて、スイスイ綱渡りしてくれました。

ロープを増やし、リスザルたちの行動域も広がりました。

たくさんの皆様からの温かいご支援、ありがとうございました。

リスザルドーム内 リスザルの様子1 リスザルの様子

 臨時購入させていただきました

これまでサポートクラブの皆様のご支援で、チンパンジーのボルダリング、オオカミ舎の植樹、モンキー遊具など購入させていただきました。

購入予定額よりもお安く購入できるものもあったため、差額による貯蓄があります。こちらを利用させていただき、シンリンオオカミの水飲み場の凍結防止のため、電気ヒーターを2台購入させていただきました。

たくさんの皆様からの温かいご支援、ありがとうございました。

電気ヒーター1  電気ヒーター2 

 第3回・第4回の寄付の使い道について

「モンキーハウスのモンキーたちの遊具」「アジアゾーン熱帯雨林館のモンキーたちの遊具」は、2016年8月1日から寄付の募集を開始し、2016年10月19日に、目標金額の各10万円を達成しました。

2017年6月6日から、遊具の取り付けを始めました。警戒しているのか、あまり近づこうとしていません。だんだんと遊具にも慣れていきますので、ご来園の際は、モンキーたちに会いに来ていただければと思います。

たくさんの皆様から温かいご支援をいただき、ありがとうございました。

 

モンキーハウスのモンキーと遊具

モンキーハウスのモンキーと遊具2

モンキーハウスのモンキー

このボールは、中に食べ物を入れて、モンキーたちに渡します。工夫すると、中から、おいしい食べ物が出てきます。

 

 第2回の寄付の使い道について

「シンリンオオカミの植樹」は、2015年5月1日(スタート)~2016年7月31日の期間で目標金額の130万円を達成しました。

平成28年10月に、エゾマツ、トドマツ、シラカバなど樹木10本、笹類約150株の植樹を行いました。

シンリンオオカミたちもリニューアルされた環境に満足そうに見えます。

サポーターの皆様に深く感謝いたしますとともに、是非、植樹を終えた放飼場のシンリンオオカミたちに会いに来ていただければと思います。

たくさんの皆様からの温かいご支援、ありがとうございました。

オオカミ植樹1 オオカミ植樹2

 初回の寄付の使い道について

「チンパンジーの遊ぶ遊具」は、4月1日(スタート)~4月30日の期間で目標金額の60万円を達成しました。

チンパンジー館屋内展示場の壁面に遊具「ボルダリング」の設置が完了し、7月18日に皆様にお披露目しました。

チンパンジーたちがボルダリングに登って元気に遊んでいます。

たくさんの皆様からの温かいご支援をいただきありがとうございました! 

チンパンジー用ボルダリング

 

お問い合わせ先

さっぽろ円山動物園サポートクラブ事務局

Tel 011-621-1426 

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ケ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428