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更新日:2013年2月9日

マレーグマ

■ 円山動物園レッドデータブック(哺乳類) マレーグマ

画像:マレーグマ

食肉目
クマ科
Helarctos malayanus
Malayan sun bear
レッドリスト:VU 絶滅危惧Ⅱ類(IUCN2012)
ワシントン条約:付属書 I

形態
体長100~140cm、体重30~65kgで、クマ科で一番小さい種です。身体はごく短い黒色の毛で覆われており、胸に橙黄色の馬蹄形の模様があります。木登りに便利なためか、足の裏には毛がほとんどなく、前足には5本の長い鉤爪があって、ハチの巣や昆虫が入っている木をこじあけるのに役立ちます。昆虫やハチミツをなめ取るのに適した長い舌を持っています。

生息地
ミャンマー、タイからインドネシアとカリマンタン(ボルネオ)にかけての東南アジアの熱帯雨林

種の特徴
マレーグマのマレー語での名前は「高いところに座るのが好きなもの」の意味で、木登りが得意で、木の上に折った枝で巣を作り、昼間はここで休憩します。夜に活動することが多く、雑食性で植物を中心に、果実、シロアリ、ハチミツ、小動物などを食べます。冬眠はせず、妊娠期間は約95日で、1回の出産で1~2頭の子供を生みます。

減少の原因
開発による生息地の減少や分断、ペットとするために捕獲されたり、漢方薬に利用するために密猟されたりして、過去30年間に少なくとも30%減少し、現在も減り続けていると見られ、2007年版のレッドリストで、危急種とされました。

円山動物園での状況
1961年に飼育を開始し、1987年に入園したオスメスのペアを飼育していましたが、残念ながら繁殖はなく、2004年にオスは亡くなりました。
現在はわくわくアジアゾーン熱帯雨林館で飼育しています。

(平成25年2月9日・記)


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