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更新日:2013年2月9日

シロフクロウ

■ 円山動物園レッドデータブック(鳥類) シロフクロウ

画像:シロフクロウ

フクロウ目
フクロウ科
Bubo scandiaca (Nyctea scandiacus)
Snowy Owl
レッドリスト:LC 軽度懸念(IUCN2012)
ワシントン条約:付属書 II

形態
体長は胴体52~71cm、翼長130~150cm、体重は1.6~3キログラム。
シロフクロウは、北極原産であることをイメージさせる純白の羽毛を持っています。シロフクロウ(特にオス)は、年を重ねるにつれて少しずつ白くなります。メスはオスより黒ずんでいて、暗色の斑点があり、完全に白くなることはありません。一部の年老いたオスは完全に白くなりますが、多くは暗色の小斑点を持ち続けます。

生息地
北極圏周辺、ユーラシア大陸北部、北米大陸北部、グリーンランド

種の特徴
この大型フクロウはツンドラで繁殖し、メスは3~11個の卵を産みます。巣の大きさは食料の供給状態に左右され、特に食料の乏しい時期は、通常一夫一婦であるフクロウのつがいはまったく繁殖活動をしません。親鳥には縄張り意識があり、巣に向かってくるものはすべて、たとえそれが狼であっても攻撃します。
シロフクロウは忍耐強いハンターであり、獲物を追って飛び立つ前に、木に止まって獲物を見極めます。シロフクロウは、厚い草木や雪の下の見えない獲物を見つけることができる鋭い視力と優れた聴力を持っています。毎日3~5匹のタビネズミを食べます。さらに、ウサギ、ほかのネズミ類や鳥類、魚などで食料を補います。

減少の原因
特に数が多いわけでもないのですが、現時点では絶滅の危機に瀕してはいません。 レミングの当たり年には雛の数が多いです。シロフクロウの子育てには非常に多くの食料が必要で、親鳥は一シーズンに1,500匹ものレミングを狩ります。このため子供が無事育つかどうかは、レミングの獲れる量に左右され、獲物が多い時にはほぼ100%のひなが巣立つことができますが、少ない時には多くのひなが餓死してしまいます。かつて大昔にはシロフクロウの仲間が中央ヨーロッパにも生息していたことが化石からわかっており、もともと彼らは現在よりずっと南の地域で生まれたと考えられています。しかし残念ながら今では、これら南に棲んでいたシロフクロウの仲間は全て絶滅してしまいました。

円山動物園での状況
現在はフクロウとタカの森で飼育しております。

(平成25年2月9日・記)


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