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ホーム > 動物紹介 > アフリカゾーン > マサイキリン > マサイキリンのメス「ナナコ」が死亡しました

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更新日:2017年3月7日

マサイキリンのメス「ナナコ」が死亡しました

ナナコ(写真手前)

写真手前:ナナコ

マサイキリンのメス「ナナコ」が8月30日に死亡しましたので、ここに謹んでお知らせいたします。

本日(8月30日)は熱帯動物館屋内は閉鎖いたします。

献花台につきましては、明日(8月31日)以降、熱帯動物館屋内に設置いたします。

本日お持ちいただいた方は正門横動物園センターで一時お預かりし、明日職員よりお供えいたします。

 

生年月日:2004年(平成16年)8月26日 熊本市動植物園生まれ

来園日:2009年(平成21年)10月15日

死亡年月日:2015年(平成27年)8月30日 未明(11歳)

死因:現在調査中(屋内放飼場に横たわった状態で死亡しておりました。)

    8月30日閉園後に、北海道大学獣医学部に移し解剖予定です。

 

[経緯等について]

これまでの経緯等、現段階で判明していることについて、お知らせいたします。

 

1 健康状態について

ナナコには来園当初から両前肢の過長蹄の問題(蹄が日常生活の中で均一に削れず、徐々に先が伸びていくこと)がありました。過長蹄は進行すると上部関節等に負担がかかり、歩行困難となる恐れがあるものであり、ナナコも跛行(歩様の異常)を示すことがありましたが、通常、キリンは大型で取扱いに危険を伴うため、通常管理の中で削蹄(人為的に蹄を削ってあげること)することは困難であり、またキリンの麻酔は他の動物と比べても極めてリスクが高く、麻酔による削蹄も行うことは困難でした。

そのため、当園ではハズバンダリートレーニング(受診動作訓練)の手法を取り入れ、キリンに麻酔をかけずに削蹄ができるよう取り組みを行っていたところであり、これにより、徐々に蹄の形を整えておりました。

また、このトレーニングにより、ナナコがおとなしく職員に触れさせる場所を増やすことも行っており、これにより後述する座り胼胝(座りダコ)のケアも行うことができていました。

 

2 アフリカゾーンへの移動について

キリンについては今秋、アフリカゾーンへの移動を控えておりました。これに先立ち、5月28日に輸送用の檻を屋外放飼場内に設置し、檻への慣らし(馴致)を行っていたところです。

檻設置直後はキリンたちも檻の存在を警戒しておりましたが、好みのエサで誘導するなどして徐々に馴致を進め、檻に入ったまま落ち着いて採食できるところまで慣れてくれていました。

 

3 最近~前日の様子について

採食の様子や、普段の行動などの観察結果から、全身的な健康状態に問題はなかったと考えています。

ただし、胸部にできていた座りダコから少量の出血・滲出液が見られ、患部の細菌汚染も認められたことから、トレーニング時に患部に抗生剤軟膏を塗布する対応(29日15時頃)を行っていたところです。

また、死亡確認前日(29日)は夜の動物園の開催日であり、夜間開園しておりました。16時に屋内展示場に収容した後もナナコの様子はいつも通り落ち着いて餌を食べておりました。その日はカバのドンがやや落ち着かないそぶりを見せていたため、熱帯動物館屋内草食獣観覧を人止めし、キリンを含めて落ち着いて休息できるようにしておりました。

21時の閉園まで飼育担当者らが定期的に様子を観察しておりますが、特段の異常はみられておりません。

 

4 死亡確認当日

朝7時30分頃に職員が動物の観察のため、動物舎に入ったところ、横倒れになった状態で発見されました。発見時には既に息は無く、立ち上がろうとして足を動かしたのか、足側の砂が若干えぐれておりました。

8時頃獣医師が駆けつけ、状態を見、死亡を確認いたしました。

外観では角からの出血痕および上記の座りダコの患部以外に外傷等大きな異常は認められておりません。

 

5 その後の対応

30日は開園時より熱帯動物館屋内観覧を閉鎖させていただいております。

ナナコの遺体は本日(30日)閉園後に搬出し、北海道大学獣医学部において、病理解剖を行う予定です。

病理解剖の結果が判明いたしましたら、またあらためてお知らせをいたします。

 

解剖(肉眼的所見)の結果判明は明日31日となる予定です。

 

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428