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*鰭脚目 |
北海道東部の沿岸~千島、アリューシャン列島(アメリカアラスカ州)にかけての岩礁帯に生息するアザラシです。日本で見ることのできるアザラシは5種類いますが、このゼニガタアザラシが唯一定着性があり、襟裳(えりも)岬、道東の大黒島周辺の岩場に生息しています。特に襟裳岬は、北海道全体で確認できた約1,000頭弱のうち多くが暮らしています。また、繁殖に流氷を利用しない唯一の種でもあります。
和名は”黒い体に古銭模様がある”ことに由来しています。また、英名は”港のアザラシ”ということを意味しています。円山動物園ではすぐ隣にゴマフアザラシを飼育しています。”ゴマをふったような模様”と”お金のような模様”を見比べてください。また、ゴマフ~とは生まれたばかりの赤ちゃんの色に大きな違いがあります。ゴマフ~は真っ白、ゼニガタ~は親と同じく黒っぽい色をしています。
以前は、毛皮、肉、脂肪をとるために大量に捕獲されていました。現在も漁師さんたちの仕掛けた網からサケなどをとったりするので漁師さんたちには嫌われているようですが、彼らにしてみれば「こんな住みにくい海にしてしまったのは誰なんだあ」って怒ってるんでしょうね。現在はその数が非常に減少しています。「レッドデータブック(環境省版)」に「絶滅危惧種」として載っていて、保護の対象となっています。
円山動物園では、1989年4月小樽水族館生まれのジージー(メス)と1993年10月に広尾水族館からやって来たミサキ(オス)、彼らの第3子目で2010年4月29日に生まれた、さくらこ(メス)の3頭を飼育しています。
ジージーとミサキの最初の子であるメイ(メス・2004年5月生)は2007年3月に上野動物園へ移動しました。
また、第2子のまる(オス、2009年4月生)は2010年5月30日に小樽水族館へ移動となりました。
円山動物園ではホッケ、オオナゴなどの魚を与えています。
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