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更新日:2019年3月21日

タンチョウ

タンチョウ

*ツル目
GRUIFORMES
*ツル科
Gruidae
*英名
Manchurian Crane
*学名
Grus japonensis

分布 日本(北海道東部)、ロシア南東部、中国、韓国北部、北朝鮮に分布し、湿原、湖沼、河川等に生息しています。
特徴

日本の野鳥の中では最大級でタンチョウは漢字で「丹頂」と書きますが「丹」は赤い、「頂」はてっぺんという意味で、頭のてっぺんが赤いことが名前の由来です。

頭の赤いところは羽がなく、鶏のとさかのようになっています。

日本では7種類のツルが観察されていますが、国内で繁殖するのはタンチョウ1種類のみです。

北海道の根釧地方を中心に同一地域に留まるものと、南北に最長2,000kmの渡りをするものに分かれ、世界の総個体数は2,700羽程度で、その半数以上が道東に生息しています。

冬は里近くに群れで生活し、雄と雌が飛び跳ね、鳴き交わす「求愛ダンス」をします。

夏は湿原に分散して営巣・育雛を行い、産卵時期は4~6月で、湿原のヨシ原の中にヨシを直径1mほどの大きさに積み上げて皿状の巣をつくり、雌雄交代で約30日間抱卵をします。

食性 雑食で草や種子のほか、昆虫やその幼虫、甲殻類、貝類、魚類、両生類等
寿命 野生下:約20年 飼育下:約40年
減少の理由

アムール川流域では野火による植生の変化や巣材の減少、中国では農地開発による繁殖地の破壊等で生息数は減少しています。

日本では、江戸時代明けから明治にかけての乱獲と、環境開発で生息数が減少しました。

大正時代には釧路で20羽程度を確認し、北海道では地方自治体や自然保護団体による土地の買い上げや冬季に穀物を給餌し生息数が増加する一方で、人間への依存性が高くなり、生息数増加に伴う繁殖地の不足、生息環境の悪化、過密化による感染症のおそれ、農作物の食害、電柱による感電死、交通事故の増加等も発生しています。

1967年に国の特別天然記念物、1993年に国内希少野生動植物種に指定されており、北海道の鳥にも指定されています。

その他 レッドリスト:EN(IUCN2016) 環境省レッドリスト:VU CITES:付属書Ⅰ

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