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*サル目 |
分布 | マダガスカル島の熱帯多雨林だけに生息する固有種です。 |
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特徴 |
口先が長くキツネに似ており、黒い顔と首に襟巻をしているような白い毛があるのが特徴で、キツネザルの仲間の中では最も体が大きいです。 クロシロエリマキキツネザルとアカエリマキキツネザルの2種が知られていますが、いずれも体色ははっきりと分かれています。 手は親指とほかの指が対向していて、木の枝や物をつかむことができますが、採食するときにはあまり手を使わず、直接口で食べることが多いです。 また、いくつかの地域では、地上に降りて菌類や土壌を食べることも観察されており、朝と夕方に活発に活動をし、昼間は木陰でじっとしています。 サルにしてはめずらしく樹上に簡単な巣を作り、一度に複数の仔を産み、そこで子育てを行う習性があります。 鳴き声は「ゴーワ・ゴーワ」と鳴き、体のサイズに似合わない大きな声で吠えることもします。 |
食性 | 主に果実や木の葉、花等 |
寿命 | 野生下:約15~20年 飼育下:約20~35年 |
減少の理由 |
森林伐採等による生息地の減少や分断といわれています。 野生の個体は1000頭以下と考えられています。 |
その他 | レッドリスト:CR(IUCN2014) CITES:付属書Ⅰ |
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