ここから本文です。

更新日:2016年4月5日

シセンレッサーパンダ

レッサーパンダ

*食肉目
CARNIVORA

*アライグマ科
Procyonidae

*英名
Red Panda

*学名
Ailurus fulgens styani

 

画像:レッサーパンダのココです。

画像:立ち上がるレッサーパンダのココ

レッサーパンダの分類については、形態学、分子生物学、行動学そして生態学などいろいろな方法で調べられています。
クマ科、アライグマ科、パンダ科、レッサーパンダ科と諸説あるのですが、(社)日本動物園水族館協会では、レッサーパンダは現在アライグマ科に分類しています。

主に中国南部の山地や森林に分布し、冷涼で湿潤な気候を好みます。
頭は丸く、尖った耳と太く長い尾を持っており、尾には淡い褐色のリング模様があります。腹側は黒い毛で覆われており、樹上にいるとこの部分が保護色になり、地上の肉食獣に見つかりにくくなるといわれています。
体長は60cm前後、体重は4~7kgです。

雑食性ではありますが、孟宗竹(もうそうちく、竹の一種)のタケノコや柔らかい葉を好みます。他にはドングリ、キノコ、木の根、まれに小動物や鳥、卵を食べます。
円山動物園では葉を食べる動物のためのペレット、果物(リンゴ、オレンジ、バナナ)、野菜(ニンジン・サツマイモ)、牛乳、孟宗竹を食べ易いように加工して与えています。

動作はあまり俊敏ではないのですが、木登りが得意で、樹上で休息したり、木から木へと移動することもあります。
基本的に単独性で、早朝と夕方によく活動し、日中はひなたで眠っていることが多いようです。

ネパールレッサーパンダとシセンレッサーパンダの2亜種がおり、日本で飼育されているものは概ねシセンレッサーパンダです。

2007年10月、埼玉県こども動物自然公園で生まれたメスの「ココ」(2006年6月生)が来園し、その愛くるしさですぐに人気者になりました。
また、2008年6月には長野市茶臼山動物園からオスの「セイタ」(2005年6月生)が婿入りしました。
2010年7月10日には待望の赤ちゃんメス2頭が生まれました。2頭ともすくすく育ち、愛称を募集した結果「リリィ」と「ライラ」となりました。※「リリィ」は2012年4月23日、埼玉県こども動物自然公園へ。「ライラ」は2013年4月15日に和歌山県のアドベンチャーワールドへ旅立ちました。

2012年7月には新たに「キン」と「ギン」の双子が誕生しました。

また、2013年に「ギン」のお婿さん候補として、千葉市動物公園からオスの「エイタ」が来園しました。

そして2014年7月11日に、「ココ」と「セイタ」の5頭目の赤ちゃんが誕生し、赤ちゃんの名前は「ホクト」に決まりました。

円山動物園では現在、6頭のレッサーパンダを飼育しています。

森林伐採等のため、レッサーパンダは野生では絶滅の危機にあり、中国での生息数は6000~7000頭です。全世界では約800頭が飼育され、シセンレッサーパンダについては日本での飼育数はなんと全世界の約半数。そのため日本の動物園がこの種の保存に極めて重要な責任と役割を担っているのです。

わくわくアジアゾーンの動物へもどる

円山動物園のトップへもどる

 

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428