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更新日:2020年3月31日

繁殖に向けたユキヒョウの同居について

ユキヒョウ・コハク

ユキヒョウ・コハク

冬から春にかけては、ユキヒョウの繁殖シーズンであり、2019年もオスの「アクバル」とメスの「シジム」の間でペアリング(繁殖のための同居)を行い、同年5月には当園として4年ぶりとなる出産に至りましたが、出生後まもなく赤ちゃんは亡くなってしまいました。

その後、当園ではユキヒョウの持続的な飼育下個体群の維持・形成のため、2019年12月に浜松市動物園よりオスの「コハク」を受け入れ(所有者である名古屋市より繁殖を目的とした借り受け)、シジムとの繁殖に向けて、新しい環境への馴化を進めてまいりました。

浜松市動物園などでのコハクの様子から、当園の環境に慣れるにはかなり時間がかかることも覚悟していましたが、予想していたよりも順調に当園の環境に慣れてくれたことから、今シーズンのペアリングを行うことといたしましたのでご報告いたします。

 

一般に「猛獣」と言われる動物は、同居のタイミングが合わなければ、互いに攻撃しあって、ケガをさせてしまうおそれがあります。
このため、同居にあたっては、事前に策定した計画に基づいて職員を獣舎に配置し、事故の防止等の安全対策に努める予定です。

同居は来園者の皆さまにご覧いただけないバックヤードで行うため、同居中はコハクとシジムをご覧いただくことができません。ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

なお、オスの「アクバル」についてはペアリングを行わないため、コハクとシジムのペアリング中、寒帯館裏手の屋外放飼場にて展示いたします。

 

1 当園のユキヒョウについて

 アクバル(オス):2005年6月多摩動物公園生まれ、2006年3月来園。

 シジム(メス):2010年5月スウェーデンNordens Ark動物園生まれ。
          2011年12月来園

 コハク(オス):2008年4月9日 多摩動物公園生まれ2019年12月来園

 3頭は、普段は複数ある屋内外の展示場で、別々に飼育されています。

 

2 実施期間

 2020年4月1日から繁殖期終了まで(5月頃を予定)。期間中はシジムの発情兆候に合わせて同居を実施します。

 

3 同居方法

 ユキヒョウは、同居のタイミングが合わなければ、攻撃しあってケガをさせてしまうおそれがあります。
 このため、まずは檻越しのお見合いから始め、お互いの状態を確認しながら、扉を段階的に開放します。その後、徐々に扉を開放して同居を進めていきます。
 既に檻越しのお見合いは完了しており、お互いの反応も良好であるため、4月1日から同居を開始する予定です。

 

4 監視体制

 同居計画に基づき、園役職者、獣医及び飼育員3名以上で同居を見守ることとし、万が一の際には放水等により迅速に引き離ことができる体制を組んだうえで、同居を実施いたします。

 

5 ユキヒョウの展示について

 同居は非公開のバックヤード(寝室)で行うため、同居を実施している時間帯は、コハクとシジムはご覧いただけません。同居時間はおおむね1時間程度ですが、順調に進んだ場合は、終日ご覧いただけない場合もありますのでご了承ください。展示の有無については、都度掲示等にてお知らせいたします。
 なお、オスの「アクバル」については、ペアリングを行わないため、コハクとシジムのペアリング中、屋外放飼場(建物裏手)にて展示いたします。

 

ユキヒョウ・シジム

ユキヒョウ・シジム

このページについてのお問い合わせ

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〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428