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2012年9月12日
「安全」を楽しく学んで、もしもの時に備えよう!
~「東月寒セーフティフェスタ2012」開催~
9月12日(水曜日)午前9時から、北翔クロテック月寒ドーム(豊平区月寒東3条11丁目)第3駐車場で「東月寒セーフティフェスタ2012」が開かれ、近隣の小中学生や地域住民約950人が防災・防犯について楽しく体験しながら学んだ。
これは、いつ起こるかわからない災害や事故へ備えてもらうため、地域住民に経験を通して学んでもらおうと、東月寒まちづくり協議会「童夢」(船越一珠子(ふなこし・かずこ)会長)が主催したもの。今年で2回目。関係機関や地域団体が協力して準備しており、地域住民に来場を呼び掛けたほか、子どもたちに楽しく学んでほしいとの思いから、東月寒地区にある小中学校の児童・生徒らを招待した。
会場には、自衛隊の装甲車両や炊事車、パトカー、救急車などの車両が集結。シートベルト効果体験や障がい者疑似体験、消火体験などの様々な体験コーナーも開設。さらに、人命救助用の特殊工具やAED、警棒・さすまたなどの警察装備品といった防災・防犯関連機材が勢ぞろいした。また、炊事車では炊き出し訓練として約200人分のカレーライスをその場で調理し、来場者への提供を行った。
機材・車両を実際に使用・搭乗して体験できる貴重な機会に、来場者は思い思いに会場を回り、時速5キロで衝突した時の車の衝撃に驚いたり、子どもを狙った不審者への対応方法を練習したりと、今まであまり知らなかった防犯や災害・人命救助について楽しく学んでいた。
警察署の鑑識活動コーナーに訪れた小学生は、アルミや砂鉄の粉末などを使って、自分や友達の指紋採取を体験していた。指紋が紙や空き缶の上に浮かびあがってくる様子を見て、「すごい。手の跡がくっきり出てくる!」と興奮した様子で感想を語っていた。
消防署の消火体験コーナーでは、出火を発見したときの行動や消火器の扱い方が説明された。消火体験をした小学生は、「火を見つけたらまず大人を呼んで、消火器は火に近づきすぎないようにして使います」と学んだことを話していた。
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