
平成22年12月14日(火曜日)、豊平区内の保育園11園で、とよひらの日食育推進事業が行われた。
これは、10月2日に開催された「小学生によるりんご料理コンテスト」の応募作品を区内の保育園でおやつとして活用してもらおうと、14日の「とよひらの日」に併せて豊平区が実施したもの。
このうち、平岸興正保育園(札幌市豊平区平岸1条11丁目・秦正見(はた・まさみ)園長)には、15時のおやつの時間に合わせて二木一重(にき・かずしげ)豊平区長が来園した。
まずは、この機会に豊平区の歴史やリンゴについて知ってもらおうと、区職員がリンゴをモチーフにした豊平区のシンボルマークや、リンゴ栽培が盛んだったころの写真などを紹介。かつてはこの辺りにもリンゴの木がたくさん植えられていたことや、宅地化の進行や道路整備に伴い数が減り、その歴史を伝えようと環状通りにリンゴ並木が作られたといった説明を、子どもたちは興味深そうに聞いていた。
その後、豊平区のキャラクター「こりん」と「めーたん」が登場し、子どもたちは大はしゃぎ。「こりん」と「めーたん」と一緒に、大きな声で「いただきます」のあいさつをし、おやつのテーブルを囲んだ。
この日のおやつはコンテストで「めーたんおおよろこびで賞」に輝いた「あっぷるミート春巻」。子どもたちは、区長と一緒におやつをほお張りながら「リンゴがいっぱい入っていておいしい」と笑顔を見せた。
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