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更新日:2011年2月24日

テーマに関する会場からの意見

 平成17年度豊平区タウントーク開催報告
テーマに関する会場からの意見

○司会
 ここまで四つの団体の方にお話ししていただきました。ありがとうございました。
 それでは次に、会場にお越しの方々で、今日のテーマ、大学と地域のまちづくりについてご意見のある方がいらっしゃれば発言いただきたいと思います。
ご意見のある方は、手を挙げてください。それでは、そちらの方、お願いします。お名前をおっしゃってから発言してください。
○フロア
 初めまして。
 私は、今年の春、東京からこちらの方に参りました。今日、大学と地域の問題でという題に引かれてやってまいりました。今までいろとお聞きしましたが、大学とは一体何でしょうか。保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、そして大学、最高の学府でございます。それならば、最高の学府である大学が社会に還元すべきことの第一、それは、人々を啓蒙、啓発することではないでしょうか。もちろん、日々の生活に努力をなさることは結構ですけれども、例えば、私の東京での経験におきましては、高田馬場にある早稲田大学は、コミュニティカレッジというものを設けて広範囲に多くの社会人に知識を提供しております。大学であるならば、英語から始まってドイツ語、それから中国語、韓国語、ロシア語、アラビア語に至るまで、勉強しようと思えば、そこに行けば幾らでも勉強できます。また、日本の古典から政治、経済すべて、そしてまた、上智大学に至りましては、ソフィアコミュニティカレッジという形で、小規模ですが、同様のことをやっております。また、夜には、コロンビア大学を卒業されまして、理学博士かつ牧師である方が無料で旧約聖書、新約聖書をひもといて教えてくださいます。また、青山大学でも同様のことをやっています。
 私は、主人の定年とともに、この春、こちらに帰ってまいりました。2人とも札幌に家はないのですが、はるか昔、30代の若いころ、転勤でこちらに5年間住み、札幌に恋をしまして、老後は絶対に札幌に住もうということで帰ってまいりました。ところが、毎日が日曜日であるにもかかわらず、全然、自分の今まで培ってきた知識を保持する場所がありません。結局、BBCとABCのヒアリングをし、それから、ヘラルドトリビューンを毎日購読する、それが終わればあとは何もないのですね。
 ですから、大学の方で、もう少し社会的な還元として、もちろんお金を払ってもいいから、例えば東京のもろもろの私学がやっているように、この札幌大学だけでなく、あるいは北海道大学も、私はまだよく存じませんけれども、いろいろな大学が市民を啓蒙、啓発する場をつくってほしいと思います。先ほど上田市長がおっしゃったように、子どもは大学によって刺激される、でも、老人だって刺激されるのですよ。毎日ではなくても、週1回なり2回なり、大学に行って何か新しいことを教わる、それは脳を刺激します。そうすると、いわゆる認知症あるいはアルツハイマーという病気の発生の予防にもなる。また、週に一、二回、歩いて大学に通うことによって寝たきり老人も防げると思うのです。ということは、とりもなおさず社会保険の国の負担を少なくする、すごくいいことづくめだと思います。ですから、ぜひそういった面で、市長にお願いしたいのです。そういうことを大学に働きかけて、そして、年間を通じてそういう場を発展させてほしいと思います。以上です。
○司会
 ありがとうございました。
○上田市長
 どうもありがとうございます。
 札幌がそういう知的な刺激を享受できる、そういうまちに発展すべきだというお話は、私も大変すばらしいご意見だというふうに思います。
 各大学でも、今、社会との関係をきっちり保っていこうと取り組んでいます。国立大学なども、独立行政法人化されまして、社会の中でどう評価をされるか、いい評価を受けるためにはどうしたらいいか、そういう工夫をするために、社会に開放された大学、市民がいつでも利用できる大学を目指そうということで取り組みを始めていると私は思っております。私立大学でも、この札幌大学もそういう意味で地域とのいろいろな連携を模索しつつあるということで、私は今日の発表も聞かせていただきました。
 札幌市では、来年4月に札幌市立大学を新しく開設する予定になっております。これは、高等看護学院というものがございまして、看護師を育てる大学でありますが、その学部と、もう一つはデザインです。デザインといっても、絵を描いたりするばかりではなくて、いろいろな創造的な活動をしていくという意味合いでさまざまなデザインをする学部ということで、二つの学部から成る大学をつくろうとしております。これは、また、人間生命を扱う看護と、知的な創造性をやっていこう、芸術的なことも含めて発展させていこうというデザインと、この二つを連携させるということで新しくおもしろい分野のものをつくっていこうと。これは、学長予定者であります原田先生という方によりますと、ホスピテリティーサイエンスという新しい分野を求めていくのだということをおっしゃっております。優しさだったり、人間の生命をどう考えたらいいのか、どうしたら心地よくなるのか、そういうことをしっかり学問的に高めていって、それを札幌から発信していこうということを求めて、今その取り組みをしようとしているところであります。
 この大学は、学生だけを扱うのではありません。もちろん学生は大事でありますので、教育はしっかりやっていきます。もう一つは、やはり、まちの中にサテライトをつくり、市民がいつでも学習できるような場所もつくっていこうと考え、追求しようとしているところであります。そういう意味で、大学では、これから子どもが少なくなってまいりますので、大学の役割ということを本当に真剣に考え、社会に還元していく、知を発信していく、そういう役割を担おうということで努力をしている過程にあるのだろうと思います。
 私どももそうあるべきだと考えますので、私の立場から、札幌市立大学をこういう大学にしたいと発信すると同時に、各大学にもそうあってほしいなという希望はしっかり述べていきたい、そんなふうに思っているところであります。ありがとうございました。
○司会
 では、ほかにご意見のある方はいらっしゃいますか。
○上田市長
 もう一つ、今のお話で、札幌に帰ってきたとおっしゃっていただいたことは、とてもうれしく思います。本当にありがとうございます。
 5年いてくれた方が、私はここで生まれたわけでも育ったわけでもないけれども、転勤で5年いて、定年になったらこっちに来るのだと、そういうふうに思っていただけた。そんなすてきなまちだと思っていただいたこともうれしいですが、私たちはその期待に応えなければならない、そういう課題も与えていただいたように思います。札幌に帰ってきたのだというふうにおっしゃっていただいたその一言は、本当にありがたく、心に刻みたいなというふうに思います。ありがとうございました。
○司会
 そちらの方、お願いいたします。
札幌大学宮腰学長○札幌大学宮腰学長
 札幌大学学長の宮腰でございます。
 ただいまのご意見は、重く受けとめたいというふうに思っております。
 うちの大学でも、例えば、公開講座とか時計台フォーラムとか、いろいろな形でテーマを決めて講演会等々を行っております。公開講座などは、人数は制限しておりますけれども、毎回いっぱいになるくらい、皆さんに非常に熱心に聞いていただき、勉強していただいている状況でございます。特に、西岡近辺の方が熱心に来られまして、何回もリピートされている方も多い状況でございます。そういう面では、やはり、そうした方々の知的な要望というものに大学として応えていくこと、これが社会的な義務だというふうに思っておりますので、こういうことも大学の一つの特色としてこたえていきたいと思っております。
 私は、本日参加いたしまして、大学が地域と連携しながらいろいろな形で活動を行っているのだな、それから、地域の中にもいろいろな考え方を持った方がいらっしゃるのだなということを勉強させていただきました。こういう機会を与えてくれた上田市長に対して、感謝しなければならないなと思っています。
 私は、学長ですが、大学の中のいろいろな雑用等に追われまして、どうしてもそちらの方に気が行ってしまうものですから、社会とのいろいろな関わりについては少し不勉強だったのかなと、改めてそういう認識を持ちまして、これからは大学の一つの方向をきちっと決めていかなければならないということを痛感いたしております。 先ほど市長がおっしゃいましたが、大学は社会貢献をしていくことが一つの大きな社会的な要請となっております。これは、一つは、地域で活躍する有為な人材を育てていく、そして、その人を社会に送り出していくことが第一だと思います。しかし、今は、もう一つ、いろいろな形で大学が直接的に社会と関わり合っていく、そして、社会の抱えているいろいろな問題、社会の要請に応えていく、そういう形で大学の持っている人的資源や知識を活用していくことが非常に求められているのではないかなと思っております。
 また、このことは、大学が社会に対して貢献するという意味もございますけれども、もう一つ、大学にとっても非常にメリットがあると思っております。それは、先ほど市長もおっしゃっておりましたが、地域というのは、大学にとって教育の場として非常に活用できる可能性が高いということです。先ほど経済学部の山形君の発表がありましたが、大学では教室の中で勉強して知識や技術を詰め込むことが非常に多いですけれども、そうして習得した知識や技術を活用していく、そういう場所として地域というのは非常に大きな力を持っている、そして、教育効果が非常に高いのだと私は感じております。そして、社会に出ても非常に重要な体験をそういう場所の中で積んでいけるということです。
 大学としても、ボランティア活動やインターンシップ、そのほか施設等の開放を含め、それから、先ほど要望がございましたいろいろな形でのコミュニティカレッジ、こうした可能性を含め、大学としても何とか頑張ってこれを大学の重要な一つの性格として展開していきたいと考えております。
 多分、上田市長はこれからもずっとタウントークを続けられると思いますけれども、市民の立場に立って、いろいろな形でサービスを展開していただきたいと思っています。
 簡単でございますが、私の本日の感想と決意を述べさせていただきました。
○上田市長
 大学の方針が決まったようで、ありがとうございます。
○司会
 ありがとうございました。
 時間の都合もありますので、第1部の方はここで終了させていただきたいと思います。
 ほかにご意見のある方がいらっしゃれば、第2部の方で発言していただきたいと思います。
 第2部の司会は、札幌大学運営事業オフィスの清野さんにバトンタッチいたします。
 第1部の司会を務めさせていただきましたが、大勢の前で司会をすることは初めてだったのでとても緊張しました。聞き取りにくいところもあったと思いますが、一生懸命できたと思います。また、こういう場に参加できたことをとてもうれしく思います。ありがとうございました。

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