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更新日:2011年2月24日

各団体の活動説明、意見交換 2

 平成17年度豊平区タウントーク開催報告

各団体の活動説明、意見交換 2

 ○司会
 次に、札幌大学経済学部でボランティア実習を行っている学生の方から発表をお願いします。
 発表者は、4年生の山形純一さんです。どうぞよろしくお願いいたします。
山形さん○山形さん 
 私は、札幌大学経済学部4年の山形純一と申します。
 今から、ボランティア実習の授業内容について紹介させていただきたいと思います。
 最初に、ボランティア実習ということですが、これは、ボランティア体験を通じて実社会の現状を学習し、社会人としての基礎能力を高める。二つ目に、イベント補助を初め、大学周辺の美化清掃、除雪活動及び地域活動等の支援をするということです。ボランティア実習というのは、一言で言うと、自ら進んで、地域社会の困った問題を解決していくために継続して無報酬で取り組む活動であると言えます。これは、前に札幌大学におられた奥村博先生の言葉ですが、「やってやるのではなく、させていただくという精神」であり、自ら進んで継続して行っていくことが必要であるということです。
 さらに、経済学部の専門科目として、毎週土曜日1講時と2講時に連続して開講されています。また、1年間2単位の科目で受講生は約80人です。全員で行う実習もありますが、多くの場合、10班で各班5人から6人ぐらいに分けて実習や体験を行っています。実習や体験に入る前に、講演会という形で豊平区の社会福祉協議会の方々から実習に入るための心構えを学んでおります。具体的には、ボランティアの歴史と意義、参加の仕方を学んでいます。
 さらに、厚田村の海岸清掃を始めた札幌市教育委員会委員長の講演会が昨年の秋にありました。美化清掃と書いてありますが、この美化清掃には、ごみ回収と花壇づくりの二つがあります。一つ目のごみ回収については、キャンパス内や大学周辺の公園のごみを回収し、分別しています。特に、校舎内は喫煙場所を指定し、分煙しています。しかし、キャンパス内にたばこの吸い殻が目立ちます。
 また、西岡1丁目から11丁目にある公園のごみ拾いをしています。これは、大学のある西岡という地域を知り、お役に立つためです。公園清掃を通して、子どもたち、地域の人たちの温かみを知り、さらに、社会の一員であるということを自覚してきました。公園や道にはいろいろなものが捨ててありますが、特にたばこのポイ捨てが目立ちます。たばこのポイ捨てについては、札幌市は、市内全域でたばこの吸い殻や空き缶などのポイ捨てが条例で禁止されました。また、指定された区域では、携帯灰皿での喫煙を含む歩きたばこや、犬のふんの不始末も条例違反となったということです。10月1日からは罰則が適用となり、1,000円の過料が科され、施行当日の取り締まりで6人が摘発されたということですが、皆さん、ご存じですか。
 美化清掃の二つ目に花壇づくりというものがあります。これは、福住中央通、ドーム周辺地区の町内会の方々に花の植え方を教えていただき、そのおかげできれいに植えることができました。町内会の方々の指導のもと、歩道の花壇づくりをしていて、僕もこれに参加させていただき、地域の方々にいろいろと教えていただいて、やることの大切、させていただくことの大切さを学ぶことができました。机の上で勉強ばかりやっていたのですけれども、実際に活動をすること、地域に住む人たちとともに活動することの大切を、この活動を通して学ぶことができました。
 また、道路の美化清掃では、道路はどこまでも続いていて、なかなか終わらないなと感じました。それから、僕たちの活動の中で、町内の方々が重い荷物を持っているときに手助けをすると、町内の方々、特に年寄りの方々に喜ばれていたので、とてもやりがいを感じました。
 次に、災害時に適切な行動をするために行う防災基礎訓練というものには、消火訓練と土のう積み実体験という二つがあります。そのうち、消火訓練について説明を行いたいと思います。
 この消火訓練は、消防士の方の指導により、消火活動を実体験するというものです。これは、札幌市豊平消防署西岡出張所西岡消防団の協力をいただきました。火の模型を標的に実際に消火器で消したのですが、なかなかうまくできず、大変でした。
 防災基礎訓練の二つ目の土のう積み実体験については、同じ消防署の方の指導のもと、水害を想定して土のう積みを実体験しました。袋に土を入れて並べていきましたが、袋が重くて、すき間を空けずに真っすぐに並べるのに苦労しました。防災訓練でしたから、ゆっくり確認しながら作業をしましたが、本当の災害のときには迅速にできるか、心配だと思いました。また、炊き出しというものを11月に実習で行います。11月に行う炊き出しについては、災害時に貢献するためにおにぎりを握る練習していくものです。
 さらに、そのほかの活動として、私たちは、夏休み中を利用して、ボランティア実習の宿題としてプルタブや切手、使用済みはがき、カード、ベルマークなどの収集を行っています。これは、大学の教職員や一般の学生にも協力してもらうために、期間を決めて学内に収集の容器を設置しています。収集したものは、社会福祉施設へ寄附しています。プルタブは、6年間のボランティア実習でかなりためてきていますが、車いすにするにはまだ半分くらいしかたまっていません。今年は、これから学内に呼びかけるつもりです。多くの人に協力してもらえるように、ポスターや容器を工夫したいと思っております。
 次に、除排雪ですが、これは、ひとり暮らしの老人宅や体の不自由の方々の玄関前の除雪を行うものと、緊急時の消火活動がスムーズに行えるよう、消火栓付近の除雪という二つの活動をボランティア実習で行っています。
 最後に、まとめですが、ボランティア実習では、ほかの授業で体験できないことを、地域の方々に教えていただきながら楽しく実体験をしています。この実習を通して、地域の方々と触れ合い、そして、地域の方々に札幌大学の学生として認めていただきたいと思います。地域の方々との触れ合いということで、公園の清掃のときに印象に残ったことは、公園の場所がわからなくて地域の方に聞いたときに、冷たい反応が来るのではないかと思ったのですが、とても温かい反応で、公園の場所を教えていただいたり、公園の掃除をしているときに一緒になって子どもたちや地域の人たちが僕たちの手伝いをしてくれたり、そういった温かみを知ることができてこのボランティア活動をやってとてもよかったと思っております。
 このように大変いい経験をさせていただきましたので、これからもボランティア実習を履修している学生には続けていってほしいと思いますし、私は来年3月に卒業しますが、個人的にも続けていきたいと思っています。ありがとうございました。これで終わりたいと思います。
○司会
 山形さん、ありがとうございました。上田市長、いかがでしょうか。
○上田市長
 どうもありがとうございました。非常にいい発表を聞かせていただきました。
 私は、先ほども少し申し上げましたが、いろんな方がいろいろなボランティア活動をすることによって、自己実現をしていくというのですか、自分と社会との関係、その接点を見出していくことができるのは大変すばらしいことではないかと思っております。もちろん、ボランティア活動によって助けられ、ありがとうと言っていただける、そういう感謝の気持ちが生まれる、そういう皆さん方が非常に出てくるわけでありますので、そういう方々にとってもすばらしいことであります。しかし、やっている自分たちも、とてもいい活動をすることによって自分を実現していく、自分が社会の一員だということを認識できることが一番大事なのかなと、そんなふうに思っております。
 今、一番おもしろかったのは、道路を掃除していても、道路はどこまでも続くので、いつ終わるのだろうというお話がございました、私は、それは、単発のボランティアではなくて、ボランティアの文化をつくっていくことで、どこまでも続く道路に対処していけると回答できるのではないかと思います。要するに、自分だけがやるのではなく、こういうことをやることがとてもさわやかな気持ちになれ、そして、人間として地域の中に住む者にとってとても価値のあることなのだということをお知らせしていく、そういう広がりのあるボランティア活動文化をここから発信していくことで解決できる、自分の持ち場、そして、次の場所は次の場所に住んでいる人が自主的、自立的にやっていくのだ、そんな文化がここからどんどん発信されていくことを目指すような活動になればいいのかな、そんなことを先ほどのお話の中で思ったところであります。
 防災活動なども、今、地域の中で大事ことです。パキスタンであんな大地震が起こって、たくさんの方がお亡くなりになっております。日本でも、この間の中越地震があって大変な被害が起こるわけですから、札幌でも、いつ、どうなるかはわかりません。そういうときに、おにぎりの握り方でも、これは実に簡単なように思えても、最も人の役に立つことかもわかりません。そういったいろいろな気づきといったことも、活動することによって発見することができると思いますので、大変すばらしいなと思いました。
 今、除細動器と言って、心臓がとまったときにどうするか、心肺停止になったときにどうするかという器械があります。AEDという道具ですが、今いろいろなところに設けております。しかし、器械があっても、それを使うことができなかったら何もなりません。今、それを使える人が少ないのですね。防災活動をするときには、これを使うことができる、そういう体験をどこかでしなければだめです。この札幌大学を出た人は、みんな、どこに行ってもそれができると。装置があれば、人工呼吸もできるし、心臓マッサージもできる、そして、AEDも使いこなすことができる、そんな学生、社会人になっていただくことが大事です。多分、皆さん方はボランティア実習の中でそういうことにお気づきになるのではないか、私はそんなふうに思ったところであります。
 札幌は、若い人たちが新しい文化をつくっていく、そういう気風のあるまちだと思います。雪まつりは、札幌の当時の中学校の生徒たちがつくり始めたのが初めだと言われます。今から56年前の話です。そして、YOSAKOIソーラン祭りも学生が始めたお祭りであります。これは、札幌の二大フェスティバルに成長いたしました。こうしたことは、若い人の力によって、そして、自主的な集まりによって出てきます。そういうまち、このすばらしいまちに私たちは住んでいるのだということをかみしめながら、今のボランティア活動についてもそういうことを応用していくことができれば、私は社会はもっともっと厚みのある、そして温かい社会になっていくのではないか、そんなふうに思ったところであります。山形さん、ありがとうございました。
 村上教頭先生司会
 最後に、札幌大学の隣にある西岡北小学校から発表をお願いいたします。
 発表者は、教頭の村上力成さんです。どうぞよろしくお願いします。
○村上教頭先生
 ご紹介いただきました西岡北小学校教頭の村上でございます。よろしくお願いいたします。
 機会を得ましたので、日ごろから大変お世話になっております札幌大学と本校のつながりにつきましてご紹介させていただきます。
 札大の森と本校は完全に隣接しております。
 今日は、札幌大学とのつながり、地域の教育資源の活用という観点でお話をさせていただきます。
 初めに、本校が取り組んでおります特色ある教育活動の一部をご紹介いたします。今年開校20周年を迎えました本校は、これを記念いたしまして、来る9月16日に教育実践発表会を開催し、市内及び道内から約200名の教育関係者、地域の皆さまをお招きし、全学級が授業を公開いたしまして、教育活動のあり方について貴重なご意見をいただきました。この会には、札幌大学学長の宮腰先生にもご参加いただいたところです。また、来る11月255日には、記念式典及び祝賀会を、20年の歩みを築いてくださった歴代教職員の皆さま、保護者及び地域の皆さまをお招きして開催いたします。これらを本校教育活動の工夫・改善の契機と位置づけております。
 学習内容の特色といたしましては、市立学校初の太陽光発電設備設置校として省エネ教育を推進しており、NPOによるいわゆる出前授業の実施など、関係団体の支援を受けながらその充実に努めております。
 他の活動におきましても行政からの支援をいただいておりまして、豊平区の地域振興課と商工会議所豊平支所との共催事業であるお菓子づくり事業に6年生が取り組ませていただきまして、物づくり及び働くことの意義について学ばせていただきました。先週金曜日には、荒川区長のもとに、代表児童がごあいさつに伺ったばかりでございます。
 さらに、地域提案授業として、道からの支援を受けまして、3・4年生が西岡地区を教材とした学習に取り組み、自分が住むまち西岡に対する理解を深めているところです。
 本校は、このような活動を通しまして開かれた学校づくりを推進しておりますけれども、隣接する札幌大学と本校がどのように関係づくりを行っているかについてご説明いたします。
 一つ目は、教育資源としての活用という観点です。学習の場として、また、学習対象として札幌大学を活用させていただいております。二つ目は、各種授業の計画、運営においての協力です。三つ目は、人的・物的交流であります。では、一つ目の教育資源としての活用についてお話しいたします。
 主に、生活科、総合的な学習の時間におきまして、札大の森を開放していただき、四季折々の自然観察などを行っております。また、地域について調べる学習では、キャンパス内の施設を見学したり、札大が行っている省エネの工夫について調査をさせていただいたりしております。過去には、訪日したチェルノブイリの子どもたちとの交流を組織していただいたり、留学生等に力添えをいただき、国際理解に関する学習も構成いたしました。次に、事業計画、運営等における協力につきましてご説明いたします。
 開校20周年記念事業につきましては、実践発表会の開催における各種表示の作成、物品の借用等について大変なご協力をいただきました。また、記念祝賀会の会場として札大のリンデンホールを使用させていただくなど、全面的な支援もいただいております。
 この10月25日には、本校のPTA研修部が札幌大学キャンパス見学会を実施することとなっておりまして、さまざまな施設や図書館の開放などについてご説明いただくことになっております。また、札幌大学自慢の学食での試食なども無料で企画されているなど、保護者にも楽しみながら学ぶ場を提供していただいております。 また、昨日まで開催されておりました大学祭につきましては、大学祭実行委員会の役員に対しまして、イベントへの児童の募集等について助言をしましたり、物品の貸し出しなどを行いました。
 次に、3点目の人的・物的交流についてご説明いたします。
 本校の施設を札大のサークル活動等に開放しておりまして、休日や長期休業中などに、アメフト部、チェアリーダー部、ヨサコイチーム、吹奏楽団などが本校のグラウンド、体育館、教室などを利用して活動を行っております。また、道内大学のバレーボール部が集まり、本校を会場に大会を行うことも恒例となっております。
 本校の運動会で児童がヨサコイを演じることを学生に話しますと、模範を示してくれることを快諾くださり、運動会前に全校児童の前で札大ヨサコイチームが踊ってくださいました。また、宮腰学長のご高配によりまして、先週金曜日には、吹奏楽団が70名余りで本校体育館において開校20周年を記念しての本格的なコンサートを開いてくださいました。本物の魅力に触れるとともに、今月末に行う学習発表会への子どもたちの意欲を高めることにもつながりました。
 以上、本校と札幌大学との連携についてお話ししました。
 すき間を空けずたち、人が代わると、いつの間にか、連携が途切れることも少なくありませんが、本校が、開校以来、札幌大学とのつながりを維持してきましたのは、日常的な人的交流によるものと考えます。今後とも、このような交流を大切にさせていただきながら、必要に応じて教育活動における連携に心がけてまいります。 以上でございます。
○司会
 村上さん、ありがとうございました。
 上田市長、いかがでしょうか。
○上田市長
 どうもありがとうございました。
 西岡北小学校というと、私たち札幌市役所としては、太陽光発電のパネルを最初に設置した学校だということで、子どもたちに省エネについて実践的な教育活動ができる、そういう場所としてあるのだと私たちは思っているところであります。私は、やっぱり、これがどういう教育効果を上げているか、そういうことを発信していくのが大事だというふうに思っております。
 そういう意味で、10万人エコライフ宣言とか、自分たちができることを家庭でもやってもらう、できないことをやれと言われるとなかなか難しいですので、できること、ほんの少し工夫すればできること、そんなことを子どもたちと一緒に学習して、地域の方々からそれをしっかり評価していただけるような、そんな場所になってほしいなというふうに思っているところであります。
 その学校が、札幌大学があるという地の利を得て、こんな形で連携が行われているということを非常に興味深く思ったところであります。子どもたちが刺激を受けるといいますか、大学を見学したり大学と交流することで、子どもたち自身の学習意欲を盛り上げていく、勉強の目標を見つけていく、この大学が開放的にされていることによってそのことに十分貢献されているのではないか、私はそんなふうに思います。
 また、小学生ばかりか、先ほどお話がございましたように、商店街の皆さま方、町内会の皆さま方、そういう皆さま方との連携が十分に展開されることで、この大学の魅力が一層高まってくると思います。また、そういうところで学んだ学生たちが、そういう気風を備えていく、札大かたぎといいますか、先ほどのお話ではありませんが、単なる机上の学習だけではなくて、実践的なフィールドワークをこなすことによってしっかりした体験を積み、地域の中で活躍していけるリーダーになっていく、そんな大学を目指しておられるのだなと思ったわけであります。小学校のころから大学が近くにあるということは、本当に魅力的なロケーションだと感じたところでございます。
 小学校の教育の中で、今、この小学校は環境という非常に大きなテーマを据えておられるとお聞きしましたので、札幌大学でも環境の問題について学習し実践する方々は、西岡北小学校もぜひ交流の対象にしていただきたいですね。小学校だからレベルの低いことをやっているのではないかと思ってはいけないのですね。小学生であっても、興味・関心を持つことでは大学生と同じ感覚を持った子がたくさんおります。学習は、どの方面でも、どの時期でもできる、そういうものでもあります。こういう小学校と大学が密接に関連して、地域の中でそれぞれの役割を果たしていくことは本当にすばらしいと感じたところであります。ありがとうございました。

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