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更新日:2011年2月24日

各団体の活動説明、意見交換 1

 平成17年度豊平区タウントーク開催報告

各団体の活動説明、意見交換 1

 ○司会
 それでは、早速、タウントークの第1部を始めてまいります。
 まず初めに、西岡地区地域情報化推進協議会ホップネットと記念日工房からお願いします。
 発表者は、札幌大学の千葉教授と村岡さんです。どうぞよろしくお願いします。
千葉教授○千葉さん 
 こんにちは。今ご紹介がございましたように、私は経営学部の千葉でございます。
 私は全体的なことを一、二分申し上げて、その後、私のゼミの学生でございます村岡君と大森先生のゼミの卒業であります馬場君に、それぞれ具体的な活動の様子を報告していただこうと思っております。
 今、ホップネットというお話が出てまいりました。私どもは、この大学から飛び出して地域活動を展開して七、八年ぐらいになりますが、そのきっかけになりましたのがホップネットでございまして、これがまさにスタートラインでございました。どういうきっかけでこういうことをやったかといいますと、私の部屋は、この建物のちょうど6階にございます。大変眺めのいいところでございまして、札幌大学の中で、唯一、冷房の効くのがこの建物でございまして、夏は大変気持ちのいいところです。
 さて、地域の方々が私の部屋にお集まりいただいて、いろいろとおしゃべりをしていました。大変眺めがよくて、ビールを飲んでいましたが、ある方から、大学のこういう施設を活用して地域の人たちと何か活動しようじゃないかというご提案をいただきました。道新の情報関係のお仕事をされている方で、大学のすぐそばに住んでいらっしゃるのですが、そうすると私も大学に遊びに来られるからということでした。
 それではやりましょうということで、ちょうどインターネットが普及してきたころですから、インターネットを皆さんに知っていただいて、情報を使った地域活動をやりましょうと。
 なぜかといいますと、私どもの所属は産業情報学科でございまして、文化系の大学の中では珍しく、多少、理系っぽい技術的な情報関係のことを教える学科でございます。来年度は、名前をビジネスコミュニケーション学科と変えて、さらに発展的に幅広く展開いたしますが、私はそういう教員ですから、やりましょうということになりました。
 なぜホップネットなのか。今申し上げたように、ビールを飲んでいました。昔、この西岡はホップの産地だったそうで、リンゴ園の前はホップだったそうですから、ホップネットということにしたわけでございます。
 平成10年7月に設立いたしました。当時の市長さんにお越しいただきまして、発会式はまさにこの部屋でやったのです。地域の方々からご相談させていただいたときに、私どもと地域の方だけではなくて、行政の方にもご相談させていただこうということで、大学と町内会と豊平区さん、この3者で会を立ち上げました。ある人など、「ビールを飲んでやったのだから、そのうち泡と消えるのだろう」と言いましたが、そうではございません。ホップ・ステップ・ジャンプのホップということで、だんだん発展をしてまいりまして、もう7年もたちました。
 どんな活動をしてきたかということですが、いわゆる商大連携という側面がございます。大学と商店街の方々と連携しながら地域おこしをするということです。それから、町内会の方々とも、いろいろな地域の課題を話し合ったり、解決の方向を議論したり、そういう活動をしたりします。それからもう一つは、情報化のためのいろいろな講習会など、いろいろなことをやってまいりました。
 その一つの例として、よそでは余りこういうことはないだろうと思いますが、これをやって私どもも大変勉強になりました。それは、障がいのある方のためのパソコン教室です。大学の施設を使ってやったのですが、そのとき、障がいのある方から、「テーブルがあと5センチ広かったらな」とか「段差がもうちょっと低かったらな」とか、いろいろなお話がございました。そういうようなことが、その後、施設改善に役立っているのではないかと思いますが、併せて、私どもも、障がいのある方にこういうことを教えることの難しさ、あるいは大事さということに気づいた次第でございます。このときには、ほとんどマン・ツー・マンでの形で講習会をやりました。一般的な講習会というのは、たくさんの人に全体的にお話ししますが、そういうことではだめですね。このようにマン・ツー・マンで対応すると。この経験で、後にご紹介いたします記念日工房でやっているパソコン教室もマン・ツー・マンになりました。
 活動の一つとして、商大連携という側面を持っているとお話ししました。豊平区商連の方々と一緒にホームページをつくったり、それをどうやって更新したらいいかとか、インターネットをどう使い込んでいったらいいかという勉強会を行いました。
 私どもの活動は、コミュニケーションという側面から見ると、三つくらいの側面から説明することができるのではないかと思います。
 一つは、対面式のコミュニケーションということです。これはどういうことかというと、地域の方々と直に対峙して一緒に活動する、そういう中から地域のコミュニケーションを深めていくお手伝いをしましょうということです。一昨年、私どもがお手伝いをした月寒のフェスタつきさっぷというお祭りの中で、駄菓子屋さんをやっています。子どもさんたちも大分集まりましたね。そういう中で、こういう店、いわゆる子どもの遊び場のありよう、大事さということももう一つの側面から気づいたところでございます。
 2番目は、ITを使ったコミュニケーションです。これは、ウェブサイトを立ち上げて、地域の情報発信の基地にしようということでいろいろやっています。これについては、後ほど、村岡君の方から詳しく説明をしていただこうと思います。
 それから、もう一つの柱は、さっきも市長さんの方から知の発信ということがございました。まさに、そのことを意識して展開しているところでございまして、地域の方々が抱えている地域課題に対して分析的にアプローチをして、学術的に問題解決のお手伝いをしていこうということであります。アンケートをしたり、分析したりといったようなことです。地域活動のお祭りの分析もしてございますので、後でご紹介をさせていただきたいと思います。
 私の前座の役目はこれぐらいでございまして、それでは具体的にどんな活動をやったか、村岡君の方から紹介していただきます。
村岡さん○村岡さん
 
 千葉研究室のゼミ生の3年の村岡と言います。よろしくお願いします。
 僕は、去年1年間ニュージーランドに滞在していまして、今年からこのゼミ生になりました。先ほど先生がおっしゃっていたように、地域をよくするためのコミュニケーションの具体的な中身についてお話しします。
 フェスタつきさっぷというお祭りの中で、商店街の皆さまにご協力いただいて、アンケートをする場所を設けさせていただきました。大人用と子ども用のくじがありまして、子どもさんが1人だけでも参加できます。そして、このアンケートに答えていただいたらくじ引きができます。お金もかからないし、対面式にコミュニケーションができるので、僕らもすごくためになりました。
 それから、ウェブサイトによる情報発信の利点ということです。サイトを立ち上げまして、一昨年のお祭りの様子が動画で見られるようになっています。この利点として、こういうサイトを立ち上げることによって、地域の住民の方にもっと深い興味と積極的な参加を呼びかけております。あと、ほかの地域の方々にこういうウェブサイトを発信することによってお互いに参加、協力をいただけるようにするなど、もっと深いコミュニケーションでイベントの活性化を図ろうというものです。
 先ほど出てきた記念日工房ということですが、16年8月20日に開店しました。僕らのゼミは、そこでアンケートの集計などをしております。また、ここでゼミ活動や地域の方、先生と僕で地域活性化のための議論をしています。
 去年のお祭りはどの地域からお客さんが来ていらっしゃるのかということを地図でまとめてみました。これを見ると、開催されたお祭りの場所から半径500メートルから700メートル四方にかけての皆さんがよく来てくださいました。こういう広い範囲から皆さんが来てくれているということは、このお祭りが地域の中に浸透しているのではないかということがわかります。
 お祭りの年代別の参加頻度は、ほとんどの年代の方が参加してくださっているようで、とてもこのお祭りの意義があったのではないでしょうか。
 参加してくれている要因、参加の動機としては、「町内の子どもたちのつき合い」というのがとても多くて、「お互いの誘い合い」と「通りすがり」です。皆さんがこのお祭りに積極的に参加してくださってとても繁盛したために、警察も出動して路上駐車の注意を呼びかけていたのですが、そのおかげで逆に宣伝効果となったようで、通りすがりの方たちも参加してくださいました。また、恒例のお祭りなのでという回答もあって、このお祭りの浸透率はとてもあったのではないでしょうか。
 一方、地域としての課題としては、大きいのが二つありまして、人通り、店舗、活気不足、それから、道路、駐車場問題です。こちらを見ていただければわかるように、ほとんどの年代の人がこの大きな二つの問題点を指摘しております。
 僕は、先ほどお話ししたように、ニュージーランドに1年間いましたが、向こうでは、人通り、店舗、活気不足、また、道路、駐車場問題はほとんど見受けられません。こういう問題に取り組み始めたのは今年からですが、それ以前のニュージーランドにいたときは、きれいなまち並みの地域で、ここでは大きな二つの問題点はほとんど見受けられませんでした。帰国してすぐに感じた僕の感じたイメージですが、月寒商店街のあたりは少し無機質な感じがいたします。それで、もっと活気のある豊かな生活感が欲しいということで、僕たちはこの活動を通して大きく貢献していきたいと思っています。ニュージーランドでは、活気のある商店街がたくさんございます。確かに、大型店もありますが、その大型店に負けていません。それから、僕が一番感じたのは、人と人とのコミュニケーションです。お客さんとお店の人がフレンドリーな会話をしているのがとにかくよく目立ちまして、そういう機会がたくさんあることが繁盛している要因なのではないでしょうか。
 もう一つは、道路、駐車場問題ということです。路上駐車に関してですが、こちらはほとんどの方が迷惑しています。725人の方がアンケートに参加して、447人が迷惑していて、186人が時々迷惑していると、ほとんどの人か迷惑しているというふうに回答しています。
 交通問題の一つの例としてこういう現象が挙げられますが、路上駐車に関係して考えられることがございます。ある市営駐車場がもしかしたらなくなってしまうのではないかというようなことがあります。その駐車場に対して、ほとんどの方がこの駐車場がもしなくなったら大変迷惑すると回答しています。725名の方に参加していただきましたが、反対の方が555人ととても多い数になっています。もしこちらの市営駐車場がなくなってしまったら、先ほど挙げた道路、駐車場、バス問題というのはさらに深刻な問題になっていくのではないでしょうか。
 最後に、まとめですが、大学ができることとして、学生と教師の人的支援、それから、大学の教室、パソコンなどの物的支援という二つの側面から皆さんをサポートしていきたいというふうに思っています。また、地域団体の方たちと協力して何かできたらいいなと思っていますが、ここで重要になるのは、僕たちはこの二つの側面からサポートしていきたいし、地域団体も参加していきたい、そういう協働の場というのがとても重要なポイントになります。この協働の場をどうつくっていくか、これからとても重要な問題となっていくのではないでしょうか。僕らは、このホップネットと記念日工房、また、こういうまちづくり懇談会といったもので、皆さんともっとよりよい地域活動をして、活性化して、より住みよいまちづくりをしていきたいと思っております。
○千葉さん
 一言、付け加えさせていただきますと、さっきの市営駐車場のことでございますが、幸いなことに、区長を初め、担当部局の方々が今いろいろとご検討されていて、前向きの対応をされているようですので、お話しさせていただきました。
 さて、私どもの活動はこんなようなことでございますが、さっき障がいのある方のパソコン教室ということもちょっとご紹介しました。記念日工房の中でも、地域の方々を対象にパソコン教室をやっておりまして、馬場君からその様子をちょっと伝えていただきます。
○馬場さん
 大森ゼミ研究生の馬場です。
 記念日工房では、パソコン何でも相談という形で地域の方にパソコンの操作をマン・ツー・マンで教えるという活動をしています。主に内容は、ワードやエクセルなどの簡単な操作ですが、それをわかりやすく、その人のペースに合わせてゆっくりと教えています。エクセルでは、カレンダーをつくるとか家計簿をつくるとか、そういう作業をなるべくわかりやすく教えています。ワードでは、例えば、仕事などで使うような書類のつくり方とか、ここをこうするともっと簡単につくれるとか、そういうようなことがわかるようにお教えしています。
○千葉さん
 お聞きいただいたように、彼は非常に優しい話し方でございまして、地域の方々に大変評判でございます。個人レッスンですから、大変評判がいいのです。さて、私どものプレゼンは以上でございますが、司会の方にバトンをお返しすることにいたします。
○司会

 千葉教授、村岡さん、馬場さん、ありがとうございました。上田市長、いかがでしたでしょうか。

○上田市長
 どうもありがとうございました。私は、あの新聞記事をよく覚えておりまして、大変すばらしい活動を大学でやられているなと感心しておりました。IT技術や高度な科学技術というのは、もちろん、社会全体のために、あるいは経済活動に大変役に立つものですが、本当に必要としている方が身近にたくさんおられます。それは、障がいやハンディを持った方ではないかと私は思っております。彼らが情報にどうアクセスできるかということで、きっちり講習すること、そのために、IT技術というもの、パソコンの操作の仕方を教えていただくことはやはり大事ではないかと思っております。我々は歩いていろいろな情報を集めることができますが、車いすではなかなかそこまで行けません。そういう方々が、その場にいて情報収集できる技術を提供するということは、そういう方々にとっては世界を広げることになります。そういう意味で非常に大事なことだと思います。
 NPO法人で札幌チャレンジドというNPOがございます。チャレンジドというのはチャレンジする人たちという意味ですが、障がいのある方ことをチャレンジドと呼びます。札幌チャレンジドというのは、障がいのある方々にパソコンの技術をお教えするような活動をNPOという形でやっております。ぜひ、札幌大学の千葉ゼミの皆さん方、そして、大森ゼミの皆さん方の優しい気持ちが、大学を出てからも、地域の中で、NPOあるいはいろいろな場面でご活躍いただければうれしいなと感じました。
 それから、村岡さんの発表のように、アンケートをとって、それをどう分析するかというのは、学問的な統計学あるいは分析学といったもので、我々が普通に勉強をしている中ではなかなか知らない技術であります。こういうものを、商店街の皆さんとしっかり手を組んで、どういうところに焦点を当てると人に楽しんでもらえるか、分析して方針を出していくことは、本当に役に立つ学問でもあり、皆さん方の実践でもあると思います。そして、皆さん方が、こういうところで実践的なフィールドワークといいますか、しっかり学習をされて、卒業して、また地域社会の中で頑張っていただくことになれば、それは、札幌でなくても構わないわけで、全道のどこでも、皆さん方がいる場所で活躍できるようになります。そういうふうに、技術を生かすことができる学問を体験的に今なされていることをお聞きしまして、非常に勉強になりました。
 我々札幌市役所のサイドとしても、札幌市政をどう運営していくかについてのアンケートがたくさん出ますから、それを分析する力、そしてどう企画していくかというときに、皆さん方の実践は非常に役に立つ発想であります。我々も、皆さん方の実践を利用させていただき、そして、一緒にいいまちにしていくことに役立てていただきたい、そんなふうに考えてございますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。
 ○司会
 次に、札幌大学の地元、西岡地区の町内会連合会から発表をお願いします。
 発表者は、西岡地区町内会連合会会長の佐々木さんです。どうぞよろしくお願いします。
西岡地区町内会連合会会長○佐々木さん 

 今日の主要演題は、「大学と地域づくり」ということで、たまたま私どもの西岡に札幌大学があるものですから、私に発表の機会が回ってきたと思っております。西岡の概略を申し上げますと、私どもの連合会は37の町内会、そして、加入者は97,55世帯、未加入者がございますから全体では約1万1000近くございます。人口は3万人弱でございます。西岡の特徴といたしましては、ほかの豊平区の地域と比べますと非常に高齢者の比率高いということでございます。これはやむを得ないことでございまして、皆さんも好きで年をとっているわけではございませんので、計数上、そうなってくるのだろうと思います。
 私どもは、札幌大学には非常にお世話になっておりまして、これから発表する幾つかのことも含めて、今まで常に連携に重きを置いてやってきました。西野地区では街頭啓発を毎月やっておりますが、西岡というのは縦に長いものですから、いわゆる小学校の校区ごとに街頭啓発をやっております。四つの小学校がありまして、西岡南小学校、西岡小学校、西岡北小学校、南月寒小学校の四つの小学校に生徒さんが通っていまして、4月から11月まで、毎月1回、四つの校区ごとに街頭啓発をやっておりました。
 しかし、今年からちょっと方法を変えました。といいますのは、水源池通というのがありますが、水源池通に面している小学校は西岡南小学校だけなのです。考えてみたら、交通の激しくないところでやっていてもしょうがないから、水源池通に並ぼうということで、校区ごとに出る人数はばらばらですが、現在は水源池通を中心にやっております。
 それから、これがまた大変なことですが、今年から札幌大学にも参加していただくようになり、札幌大学前の水源池通で街頭啓発をしていただいています。学校ですから、授業があったりサークル活動があったりして数はばらばらですが、積極的に参加していただいて、私は本当にうれしく思っております。
 それからもう一つ、街頭啓発といいますのは、西岡まちづくりセンター長谷川所長の発想ですが、24日を西岡の日と決めました。それで、全国交通安全運動の場合は初日にやるということで、そのほかの月は24日、西岡の日ということで、全部で250名前後の参加をいただいております。そのほかに、年に何回かは小学校の高学年の生徒にもお願いしています。ただ、危険ですから学校の近くでやってもらえばいいということで、生徒さんにも参加していただいております。
 それから、札幌大学とは随分縁が深くて、体育館がありますが、私どもがお願いして年に何回も借りております。これは、アジャタ大会と言いまして、いわゆる玉入れですけれども、今年も10月30日に体育館をお借りしてやることに決まっております。そのほかにも、11月23日に豊平地区対抗少年少女ドッジボール大会や西岡、福住の少年少女のミニバレーボールもこの体育館を使わせていただいております。本当にありがたく思っております。
 それから、いわゆるボランティアといいますか、大学生にお願いして、人数は定かではございませんが、除雪ボランティア、春先の緑化運動にも積極的に参加していただいて、本当にありがたいと思っております。
 現在、私ども連合会ではまちづくり協議会を立ち上げております。札幌大学の学生も先生も入れて立派なまちづくりをしようということで、これからまたお願いしようかなと考えております。
 また、これは、大学とは関係ありませんが、先ほど西岡地区は高齢者が多いという話をしましたけれども、実は、札幌大学の向こう側は山坂がすごく多いのです。そこで、商店街と連携して、いわゆるお助け部隊というものをつくりました。これはどういうものかといいますと、例えば、買い物をして物を運んでくださいという方もいらっしゃるでしょうし、蛍光灯が切れて取りかえられないとか、水道の水漏れで取りかえられない場合に、受け口を設けて、本当の実費でやってあげようという取り組みを考えていまして、年内にはそういうことができるかと思います。
 以上、私の発表を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
○司会

 佐々木さん、ありがとうございました。上田市長、いかがでしょうか。
○上田市長
 どうもありがとうございます。大学が本当に地域の中で活用されているといいますか、いい交流ができていることに本当にうれしく思いました。先ほどの村岡さんの発表の中で、大学の役割について人的支援と物的支援ということをおっしゃいました。この物的支援というところでも、体育館を活用されるとか、図書館を開放するとか、そういう形で開放された大学があるということで、また、地域の皆さん方もそのことを理解され、うまく学生の力を借りたりして、町内会の皆さん方が安心して生活できる地域をつくっていくことに本当に役立っているのだなと思いました。
 最後の方で、お助け部隊というようなことをお考えになっているとおっしゃいましたけれども、白石区のあるまちづくりセンターを中心に活動をされている方々は、ボランティアをすることのできる120人ぐらいの方を、自分は何曜日の何時から何時までの1時間は自由に使える、月に何回ならできますというふうにパソコンの中に登録しております。そして、自分の得意わざ、何が得意なのか、あるいは、どんなことでも大丈夫な方はどんなことでもできますというふうに、開いている時間を人に提供できますと。そして、例えばハンディを持った人たちが、このことを手伝ってほしいとセンターに電話でリクエストすると、時間の折り合いのつく方を派遣するという仕組みなのですね。こういうふうにインターネットに登録して連結させるといいますか、ボランティアと利用者の間の橋渡し、ネットワークをつくっていく活動をしています。
 今、高齢者とおっしゃいましたけれども、介護保険の適用をされる方は一定程度保障されていて、要介護でサービスの内容が決まっています。ところが、介護保険を適用されていない方であっても、不自由な思いをされている方はたくさんおられます。例えば季節によって、夏はそんなに不自由しないけれども、冬は、ちょっと買い物に行くにも滑って、ひとりで行くのはちょっときついな、だれかついていってほしいなというふうなお助けマンの助け方というのがあるのですね。だから、私もスーパーに買い物に行くから、あなたが必要なときには私も一緒についていってあげますよと、そういう道案内をしたりサポートをするのは結構大事なことなのです。
 地域社会の中では、厚生労働省が決めた介護の仕方やサポートの仕方以外にも必要なことはきめ細かくたくさんあるわけです。そういったことを地域の中で考えてくっつけていく、このぐらいのことだったら私にもできますよと。ボランティアというと、いつも拘束されて、ちょっと引っ込みがちになってしまって、できることもできると言わないようになると困りますので、もっと気楽に参加できるように、例えば、私は1週間の中の何曜日の午後1時から3時までの2時間は地域のために使うことができますというふうに登録しておけば構わないわけです。あとの時間は全部自分のために使えばいいわけで、その時間だけは地域のためにできますと言っておけば、その時間を必要な人に提供できます。これも、鉛筆書きではなかなかできません。やっぱりパソコンがあって、簡単に組み合わせができて、検索ができて、すぐ連絡できれば、私は、この地域の中で便利かつ安心なシステムができると思います。
 これは、人のためということではなくて、私も含めて、このまちに住む人たちにとって本当に安心なまちづくりに役立つと思います。私は、今は労力を提供する側にいますけれども、先ほども好きで年をとるわけではないとおっしゃいましたが、みんながハンディを持つ可能性があります。だれかの助けが欲しいと思う年齢に達するときがあります。そのときに、社会のシステムとして、そういう助け合いのシステム、ネックワークがちゃんとできて、気兼ねすることなく、必要なときに、だれか手伝ってくれないと言える社会、地域ができていれば、私は、このまちがもっともっともっと豊かな安心して生活できる場所になっているのではないかと思います。そんなことも、パソコンができて、例えばまちづくりセンターに1台置いて管理していくことになれば、もっともっとすばらしい活動に結びついていくのではないかと思っております。
 東海大学で南区のタウントークをやったことがございます。その日の終わりの段階で一人の高齢者の方が手を挙げて感想を述べられました。東海大学も、一生懸命に地域と連携をとって、いろいろな企画をしたり、ご近所の方が大学においでになったりしていますが、そういう中で、交通安全や不審者のパトロールなどの活動を手伝っている男性の方でしたが、その内容は一言です。「私は大学のあるまちにいて本当によかったと思う」という一言を述べられました。私は、この札幌大学も本当にそういう大学になりつつあるのだなと感じました。大学があって本当にいいまちだと皆さんに思っていただけるような連携がとれれば、もっとうれしいというふうに思いました。
 ありがとうございました。

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