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更新日:2011年2月24日

第1部 市長からの話

 平成17年度豊平区タウントーク開催報告

第1部 市長からの話
司会者開催のあいさつ司会
 ただいまから、「豊平区タウントーク あなたの街で市長と語ろう」を開催いたします。
 私は、札幌大学経済学部4年の山本裕美と申します。本日は、第1部の司会を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。今日は、ご来場の皆さんを豊平区のキャラクターであるこりんとめーたんがお迎えいたしました。また、先ほどまで会場に流れていたのは、豊平区民の歌「とよひらの空に」という曲です。今日、皆さんにお配りしたリンゴは、リンゴ並木で採れたリンゴです。また、市長のテーブルの上に置かれているリンゴは、豊平区役所の前の木から収穫されたものです。上田市長という字が青く浮き上がっているのがご覧になれますでしょうか。今日のタウントークは、「大学と地域のまちづくり」をテーマに、大学や地域の皆さんがこの地域の特徴を生かしたまちづくりについて上田市長と意見交換し、対話を通じて相互理解を深めることを目的としています。
 それではまず、上田市長からお話をお願いします。

上田市長○上田市長

皆さん、こんにちは。
 タウントークにようこそおいでいただきました。そして、札幌大学という場所をお借りして、学生さんにもたくさんおいでいただけるということで、こういった場を設定していただきましたこと、ご協力していただきました皆さま方に心から感謝申し上げたいと思います。
 タウントークを始めまして、もう2年半が過ぎました。月に1回、回りますと、札幌市は10区ございますので、10カ月かかります。1年目、2年目と、各区を実行してまいりまして20回、そして、今年に入ってもう半分が過ぎようとしているところでございます。豊平区はこれで3回目ということでお邪魔させていただいております。そういう中で、私は、市民との対話といいますか、皆さま方のご意見をいつも肌身で聞き、それを市政に反映できるものは反映していくことを目標に市政を運営していきたいと考えておりますので、こういう形で続けさせていただいているところでございます。
 毎回、こうしてたくさんの方々にお集まりいただきまして、本当に感謝申し上げたいと思います。
 今日は、皆さんからいろいろなお話をお伺いできると思います。ここでお答えできることもあるでしょうし、そうでないこともあろうかと思います。荒川区長を初め、市民部長もご出席いただきまして、ここで答えられることはお答えしたいと思いますし、ここで議論できることは議論したいと考えておりますので、どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。
 さて、今日は10月10日であります。昭和39年10月10日、東京オリンピックが開催されたその日でございます。昔は、10月10日を体育の日と固定して、オリンピックを記念して国民の祝日にしたところでございます。最近は、ハッピーマンデーと言いまして、3連休にしようということで第2月曜日を体育の日としており、必ずしも10月10日が体育の日ではないですが、今年はちょうど10月10日が月曜日ということで国民の祝日になったわけであります。
 夏季オリンピックが昭和39年に開かれて、そして、昭和47年に札幌冬季オリンピックが開かれましたが、このオリンピックの問題については、札幌では、今度、夏のオリンピックを札幌に誘致したらどうかという議論が起こっております。皆さんもご承知のように、東京都と福岡市が手を挙げて、2016年のオリンピックを日本でやりたいということで国内での立候補を表明しているところでございます。札幌でもやったらどうかということで、市議会の皆さん方からそういうご意見がございまして、今年の3月に誘致の議決がございました。そして、早く手を挙げろという決断を求められているところであります。
 ただ、オリンピックについては、皆さんもいろいろな報道に接しておられてお分かりかと思いますが、決まるまでの過程で非常に難しいものがたくさんございます。世界の都市が手を挙げるという中で、それを実現していくのは本当に誘致をするだけでも相当にお金がかかるということがございます。
 私は、オリンピックの理念、そして、オリンピックがもたらすさまざまな効果、また、オリンピックそのものに対する魅力については、皆さん方と同じように、これを期待しますし、非常にすばらしいものだと思っております。若い人たちや子どもたちにとっても、もし札幌でオリンピックが開かれれば本当に喜ばしいことでありますし、冬季オリンピックが札幌のまちづくりに本当に大きな役割を果たしたことと同じように、また新しいまちづくりができる可能性が十分あると思います。そんな意味で、オリンピックを誘致することについて、私は否定的ではないのであります。
 しかし、一つ考えなければならないのは、それが今の札幌にとって本当に最重要課題かどうか、そして、本当にお金が大丈夫なのかというようなことを考えなければなりません。そこで、どれだけの費用がかかって、どれだけの効果があるか、そして、デメリットがもしあるとすれば、どういうものがあるのかということを市民の皆さん方にしっかりご説明するための資料を提供させていただきたいということで、今、調査をさせていただいているところでございます。調査結果は来月くらいに大体まとまりますので、それを広報さっぽろに情報提供をさせていただき、それを見た上で、市民の皆さん方にご意見ちょうだいしたいということでアンケートをとって、そして決めようとしているところでございます。
 子どもたちに夢をということでありますが、夢と同時に、あまりに過大な費用がかかることになりますと、後々、借金を払っていかなければならないのですね。今日の朝日新聞の社説などを見ますと、総経費として多分1兆円ぐらいのお金がかかるのではないかと書かれておりました。大阪は誘致に失敗してしまったわけですけれども、誘致をするだけでも40億円ぐらいのお金がふいになってしまったということも書かれていました。そのことは広く知られておりますが、今、札幌でそれをやり切ることができるのかということになりますと、一般論としてはかなり難しいのではないかというふうに私は思っております。
 2020年ということであれば、今から15年後の話でもありますから、15年たちますと、私はもう税金を払うような年齢ではございません。今の子どもたちが、小学生の子どもたちが大人になって借金を払っていかなければならない年になるわけです。ですから、大人が今判断しなければならないのは、子どもたちへのいいプレゼントとして本当に喜んでもらえるかどうか。大人が誤った判断をすると、自分たちの能力を超えたものを誘致し、費用を使うということになりますと、子どもたちにとっては、夢はもらったけれども、しかし、それが悪夢であったりする、借金地獄に陥ることになる。そうなりますと、これはやっぱり困ったことになりますので、それに耐えられるだけの費用で収まるかどうか、そして、これはお金を使う価値のあることなのか、みんなでしっかり議論していかなければなりません。ここは、将来、大人になる子どもたちのために、今の大人がしっかり議論をして、情報をしっかり握って、その上で判断をしていかなければならない、それが責任ある大人の態度ではないかというふうに私は考えて、今、調査をさせていただいているところでございます。
 12月号の広報さっぽろに、直前のアテネオリンピックと同じような規模の種目や競技が行われるとしたら、どんな競技場が必要で、それにはどれだけの建設費がかかるか、そして、その建設費用はどれだけ市民が負担しなければならないのか。国からお金をちょうだいすることがありますが、実際に市民がどれほどの負担をしなければいけないのかということ、それから、スタジアムを考えても、10万人規模のスタジアムを作らなければならないと言われていますが、オリンピックが終わった後にそのスタジアムをどう管理していくのか、どうやって維持していくのか、どういうふうに使うことができるのかというようなことも含めて、後々のメンテナンスや維持費がどれほどかかるかということも含めて、皆さんに情報を提供させていただきたいと考えております。
 ぜひ、多くの皆さん方にまじめな議論をしていただき、そして責任のある議論を展開していただきたいということで、今日は、10月10日、東京オリンピック記念の日でもございますので、41年前に東京オリンピックがあった日だということを思い出しながら、今日、札幌が抱えている問題について少しお話しさせていただきました。
 お金のことばかり言って、夢のない上田市政だなと言われる昨今ではございますけれども、今日、お手元に「さっぽろのおサイフ」というパンフレットを入れさせていただいていると思います。これは、札幌のお財布の中身はこういう状態ですよということをわかりやすくお示ししたパンフレットでございます。今、私たちがやらなければならないこと、そして、本当に大事なお金の使い方をしていかなければならない時代にあるということを皆さん方に知っていただいて、そして、優先順位をつけて、あれもこれもではなく、選択していくといいますか、そのために皆さん方に情報を提供させていただき、しっかりした議論をさせていただければありがたいと考えているところでございます。
 その情報提供の一つの機会として、このタウントークも皆さん方にご利用いただければありがたいと考えておりますので、どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。
 今日は、こうして大学でタウントークを開けるということは、札幌市と大学の関係がもっと密接にしていこう、そして、若い学生諸君、この大学で研究活動をされている先生方、学者の皆さん方、そういう皆さま方の知識や知恵とか、若い方々の発想とか行動力とか、そういったものがまちづくりの中にどう生かされるべきなのかということを私は皆さんと議論できればうれしいと思っております。
 この札幌大学は図書館を一般市民の皆さん方に開放されているというすばらしい実践をされている珍しい大学でもございます。大学がこの地域の中で本当に知の拠点として、若者をどんどん教育して輩出していく、みんなが社会貢献できるような学生をつくっていくことと同時に、地域の皆さん方に喜んでいただける、そんな拠点になっていることに、本当に敬意を持ってこの大学を評価させていただきたいと思います。
 ぜひ、多くの学生諸君からの発言を心待ちしております。そして、私の新しい発想につながるように刺激をしていただければうれしいなと思いますし、また、私なりのお話もさせていただきたいと考えております。今日はわずかな時間でありますけれども、どうか活発な討論が行われますように心からお願い申し上げたいと思います。
 最初のごあいさつということでお話しさせていただきました。本日は、どうかよろしくお願い申し上げます。

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