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更新日:2019年3月12日

第8回工事完了

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akari(あかり):完成したゾウ舎の中に入ってみよう。

kenZo3(kenZo):入口は、昔、円山動物園にいた「花子」と「リリー」のレリーフが目印だよ。

neco(nEco):ゾウ舎は、だれもが安心して快適に観覧できる施設を目指して、ユニバーサルデザインの考え方でつくっているんだ。入口から観覧エリアへの経路は、ゆとりのある幅のスロープとなっているよ。


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neco:スロープを上っていくと、2階の「陸のステージ」に入って、屋内放飼場を上から眺めることができるよ。

kenZo5:天井や壁の色が緑色で、森の中にいるように感じられるね。それから、床に、木の枝や葉のあとがあるのを見つけたよ。

neco:観覧エリアでは、「えさを食べるゾウ」「水場にいるゾウ」「トレーニングを受けるゾウ」など様々なゾウの姿を観覧することができるんだ。


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neco:1階の「水のステージ」は、水の中にいる雰囲気を出すため、天井や壁の色を青色にしているよ。

akari:わぁ、屋内プールがこんな風に見えるんだ。ゾウが泳ぐ姿を見るのが楽しみだね。

neco:ほかにも、教育プログラムを実施するレクチャールームやゾウの生態についてわかりやすい解説サインや驚くような展示など、楽しく学ぶことができる工夫がたくさんあるから、ぜひ実際に来て見て楽しんでほしいな。

kenZo3:ゾウの生息地であるミャンマーのことやゾウを取り巻く環境問題などもわかりやすく学ぶこともできるよ。


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neco:それでは、通常は見ることができない場所も見学してみよう。ここは、キーパールームといって、飼育員さんがいる部屋だよ。飼育エリア全体を見渡すことができるように、2階に設置しているんだ。また、施設のメンテナンスやゾウの飼育作業を行いやすいように計画したよ。


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neco:ここは、オスの屋内放飼場だよ。左側に見える壁は、外壁の内側にもう一枚壁を立てる二重壁になっていて、飼育員さんの避難通路(ひなんつうろ)になるほか、ゾウが好む温度ムラをつくる輻射(ふくしゃ)パネルヒーターの設置やえさの隠し場所とするあなの設置場所としているよ。壁のあなや砂の中にえさを隠したり、高いところに吊るしたりすることで、ゾウがえさを探しながら時間をかけて食べられるようにしているんだ。


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akari:ゾウ舎の外に出てきたよ。次は、屋外放飼場を見学するのね。

neco:屋外放飼場は、ゾウ舎の影がかからない、南向きで日当たりのよい場所としているよ。ゾウ舎の配置は、風向きや日当たりなどを考慮して決めているんだ。ゾウの生き生きとした姿を観察できるよう、放飼場のまわりには様々なビューポイントを設置しているよ。


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akari:ここから、メスの屋外放飼場の様子がよく見えるよ。意外と地形に高低差があるんだね。

neco:快適な場所を求めて歩きまわるゾウの行動特性を考慮して、あえて地形に高低差をつくっているよ。また、放飼場を周囲より3.5mほど掘り下げることでモートの設置範囲を小さくし、ゾウに安全な放飼場としているんだ。

※モート:ゾウの脱走防止策のひとつとして、放飼場の周りを囲う深さのある堀のこと


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kenZo3:ここは、オスのゾウをワイヤー越しに観覧できる場所で、ゾウの迫力を間近で見ることができるよ。

akari:他にも、水場ごしにゾウを観覧できる場所や、えさを食べる姿を上から観覧できたり、小さな窓からゾウを間近に観覧できる場所も用意しているから、ぜひ探してみてね。

kenZo5:これでゾウ舎の現場レポートは終了だね。工事の現場を見て、色々な工夫がされていることがわかったよ。

neco:そうだね。円山動物園では、ゾウが自然体で生活できる環境を整えて、動物園に来た人たちが、ゾウの自然の動きを見ることができるように様々な工夫をしているんだよ。動物園に来た時には、今までの現場レポートを思い出してくれると嬉しいな。

(「突撃!工事現場レポート円山動物園ゾウ舎新築工事」はこれで終了いたします。閲覧(えつらん)していただき、ありがとうございました。)


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