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更新日:2019年3月12日

第6回内装工事

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neco(nEco):今回は、建物内部の工事見学だよ。ここは、屋根工事のときに組み立てていた足場(あしば)の上だよ。

kenZo3(kenZo):そうすると、天井に近いところにいるんだね。

akari(あかり):箱型や円筒型のものがあるね。これらはなにかな?

neco:これらはダクトと呼ばれる設備だよ。建物全体を暖めるのに必要な暖かい空気を箱型のダクトで運んで、その暖かい空気を円筒型のダクトで吹き降ろして、広い室内の空気を循環させ、室温が均一になるようにしているんだ。冬でも室温20度を保つようにしているよ。


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akari:あれは何の設備かな?

neco:遠赤外線(えんせきがいせん)ヒーターだよ。遠赤外線は、目に見える光よりも波長が長いもので、物の温度を上げる性質があるんだよ。

kenZo:このヒーターの下で遠赤外線を浴びると温かく感じるんだね。

neco:そうだよ。特定の場所に温かい場所をつくることで、ゾウが群がりやすい場所をつくっているんだよ。


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akari:今は、何をしているところなの?

neco:ゾウにとって自然に近い生活環境を整えるために、屋内放飼場の床全面に深さ1mの砂をしきつめる作業をしているところだよ。砂は、水はけがよく、粒がそろったもの選んでいるよ。ゾウは、砂の上を歩くことで、足を健康に保つことができるんだって。

kenZo3:放飼場の床が砂敷きになっていることで、ゾウが砂を掘りかえしたり、寝床を整えたり、砂浴びをしたりする姿を見ることもできるかもね。ゾウは、体についた虫を退治したり、直射日光から皮膚を守るために、砂を体にかけるんだよ。


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kenZo:あっ、足場を全部はずしたんだ。砂もしきつめ終わったようだね。とても天井が高いんだなあ。

neco:ゾウの飼育に必要な6.5mを確保しているんだ。そのほかにも、放飼場は、柱のない大空間、かつ、行き止まりとなる場所のない形状として、ゾウにとって快適な広い室内空間をつくっているよ。

akari:上に廊下みたいなところがあるね。

neco:キャットウォークといって、ゾウの飼育作業を行うために飼育員さんが使用したり、設備の点検など施設のメンテナンス作業を行ったりする場所だよ。


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akari:さっき見た暖かい空気を送るためのダクトの近くに、さらに細い管があるね。これは、どんな設備なの?

neco:スプリンクラー設備だよ。天井から散水するために設置しているよ。天井から水をまいて、雨の代わりにしたり、砂を定期的に湿らせるよ。湿った砂を定期的にかき混ぜることで、室内の臭いをおさえる効果があるんだ。


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kenZo3:これは、なにかな?

neco:監視カメラのひとつで、遠隔操作(えんかくそうさ)することができるカメラだよ。飼育員さんがいる部屋からカメラを操作して、カメラの視点を上下左右に動かしたり、ズームさせたりして、ゾウの動く姿を観察することができるんだ。また、ゾウがどこにいても常に観察できるように、監視カメラを設置する場所を決めているよ。この他に、暗くてもゾウを観察できる赤外線カメラも設置しているんだ。


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neco:ここは、屋内と屋外放飼場をつなぐ場所で、大きな庇(ひさし)をつけた半屋外空間だよ。

akari:冬でも雪が積もらないから、屋内からここへ出ることができるんだね。床にホースがあるけど、どんな工事をしているところなの?

neco:床暖房を設置する工事だよ。床下に設置するこのホースの中に温水を流すことで床を温めて、冬期間でも屋外に出やすいように工夫しているんだよ。

kenZo:足元があたたかいのはうれしいね。

neco:それでは、今回の見学はここまでにしよう。次回も、いろいろな内装工事を見てみようね。

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