ここから本文です。

更新日:2019年3月12日

第5回屋根工事2

zu1

neco(nEco):それでは、屋根が完成するまでを見ていこう。

akari(あかり):前回の見学のときに見た屋根の状態から、工事がどんどん進んでいるようだね。

kenZo5(kenZo):向かって左側の屋根から順に何かでおおわれているようだよ。

neco:鉄骨の梁の上にルーフデッキ(金属製の板)を設置しているんだ。


zu3

akari:あれ、ルーフデッキの上に新しく何かを設置しているよ。

neco:ルーフデッキの上に硬質ウレタンフォームという断熱材(だんねつざい)を設置しているところで、これから屋根全体をおおっていくよ。

kenZo2:断熱材にはどんな役割があるの?

neco:熱が伝わりにくい性質の断熱材は、室内と室外の熱移動を少なくして、室内の温度を安定させることができるから、特に冬期間の空気調節の負担を少なくするのに役立つんだよ。


zu5

akari:あれあれ、硬質ウレタンフォームの上にさらに新しいものを設置しているよ。

neco:建物を雨、雪、紫外線などから長い期間保護するため、接着剤や専用機具を使って、塩化ビニール樹脂(じゅし)の防水シートをはりつける防水工事を行っているんだよ。

kenZo3:そうなんだ。ところで、屋根にある三角形に飛び出している部分はなに?

neco:自然採光をとりこんだ明るいゾウの飼育環境とするため、屋根の上から自然光が屋内に差しこむように設置されている天窓(てんまど)だよ。ちょうど、天窓の部分の作業をしているから、見学してみよう。


zu4

akari:今は、どんな作業をしているの?

neco:天窓の窓枠を溶接(ようせつ)しているところだよ。

kenZo3:溶接って?

neco:溶接とは、ふたつの金属の接合部を高熱で溶かしてつなぎ合わせることだよ。溶接したあとは、窓枠にガラスをはめこんだり、窓枠の下の部分にアルミの水切り金物を設置して、雨仕舞い(あまじまい)をしたりするよ。雨仕舞いとは、建物内部に雨水が侵入しないようにすることだよ。


zu6

kenZo5:いよいよ、屋根の完成だね。

akari:屋根ができあがっていく様子がよくわかったよ。

neco:屋根の形は、自然豊かな円山動物園の風景のなかに違和感なく、なじむように考えてつくっているよ。リング形状の部分と屋内放飼場の部分の屋根に段差をもうけたのは圧迫感を感じさせない工夫で、その段差の部分に窓を設置して自然換気を行う計画なんだ。さらに、屋根が平らなのは、雪が落ちにくい工夫でもあるんだよ。それでは、今回の見学はここまでだよ。次回は、建物の内部を見学しよう。


このページについてのお問い合わせ

札幌市都市局建築部建築保全課

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎9階

電話番号:011-211-2816

ファクス番号:011-218-5142