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更新日:2019年3月12日

第4回屋根工事

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neco(nEco):今回は、屋根工事を見学するよ。

kenZo5(kenZo):工事現場を真上から見てみよう。

akari(あかり):真ん中に穴があいていて、リングみたいだね。

neco:この建物の真ん中は、ゾウのトレーニングエリアや屋内放飼場となる場所で、放飼場の床はコンクリート床でなく、ゾウの足の負担を軽減する砂敷きとし、砂の下はそのままの地盤とする計画だよ。将来、放飼場内の形状変更が必要になった場合にも対応しやすい仕様となっているんだ。

akari:屋内放飼場ということは、これから屋根がかかるのね。どうやって、屋根をつくるのかな?

neco:周囲のリング形状の鉄筋コンクリート造の上に、鉄骨造の屋根が乗る構造となるよ。


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neco:あっ、建物の真ん中の部分で、足場(あしば)を組み立て始めているね。この後、屋根の高さまで足場を組んで、その上で屋根工事などの作業を行うんだよ。

kenZo3:これから、どんな作業をするのかな?

neco:建物の上からの荷重を支えて下の部材に伝える役割をする梁(はり)を設置していくよ。今回の工事で使う最も長い梁は、長さが38mもの大型部材だよ。


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akari:今は、なにをしているの?

neco:梁(はり)となる鉄骨で運搬できないような大型部材を部分的に分割し、トラックで工事現場に搬入したところだね。分割した状態の鉄骨の梁を地上で組み立てる「地組(じぐみ)」という作業を行っているんだよ。仮止め用のボルトで固定しているようだね。

kenZo3:仮止め用?あとで取り換えるってこと?

neco:そうだよ。あとでボルトを交換して、しっかりと固定しなおすんだ。


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neco:鉄骨はとても重いのでクレーンで吊りあげて、指定の場所まで運んで設置するよ。指定する場所に鉄骨を設置し終えたら、次は建て入れ直しだ。

akari:建て入れ直しって具体的には何をするの?

neco:測量器(そくりょうき)を使って、ゆがみや角度のずれがないかを慎重に確認して、鉄骨を正しい位置に調整するんだよ。

kenZo:なるほどね。その次はどうするの?

neco:この調整が終わったら、鉄骨がずれないようにしっかり固定していくよ。建て入れ直しのときにボルトのねじ山が崩れてしまうことがあるから、仮止め用のボルトを本締め用ボルトに交換するんだよ。


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neco:鉄骨をジャッキで支えながら、ボルトの交換をして締め付け作業を行うよ。ボルトの締め付け作業は、1次締め、マーキング、本締めの3段階で行うんだ。マーキングは、本締め作業の時に、ナットの回転量や、ナットやボルト、座金が一緒に回っていないかを確認できるように白く印をつける作業だよ。

kenZo:今は何をしているの?

neco:マーキングを確認しながら、シャーレンチという工具を使ってボルトの本締めを行っているところだよ。このボルトは、所定の力が加わると、「ピンテール」という部分が取れるようになっていて、本締めは「ピンテール」が破断するまで締め付けるんだ。


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neco:屋根の骨格(こっかく)ができあがったようだね。

kenZo5:あれ、ゾウ舎を上から眺めてみると、何かの形に見えてくる気がする・・・。

akari;あっ、ほんとだね。ふふふ。

neco:それでは、今回の見学はここまでにしよう。次回は、屋根が完成するまでを見ていこうね。

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