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更新日:2018年9月5日

第2回基礎工事

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neco(nEco):これから、基礎(きそ)工事の現場を見学していくよ。基礎は、躯体(くたい)の一部で、建物の重さを地盤(じばん)に伝える役割があるんだ。躯体とは、建物の骨組みになる部分のことだよ。

akari(あかり):今は、何をしているの?

neco:砕石(さいせき)を敷(し)きつめて突き固めた地面の上に、コンクリートポンプ車でコンクリートを打設(だせつ)して、平らにしているよ。このあと、この上に、工事の進行に必要な線や寸法を記す作業を行っていくんだ。

※砕石(さいせき):くだいた石のように角がとがっている砂利

※打設(だせつ):コンクリートを流しこむこと


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akari:地面に沿うように通路ができているよ。

neco:地足場(じあしば)といって、基礎工事のときに、作業員さんが移動したり、鉄筋の配筋(はいきん)やコンクリートの打設などの作業をする床として使ったりするんだよ。

※配筋(はいきん):設計図書どおりに鉄筋を組み立てること。


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neco:基礎は、はじめに鉄筋を組み立てて、次に型枠(かたわく)で囲み、その中にコンクリートを流しこんで固めて形をつくっていくよ。

akari:なぜ、鉄筋とコンクリートをいっしょにするの?

neco:コンクリートの中に鉄筋を入れることで、「引っ張る力には強いけど、熱に弱くてさびやすい性質」の鉄筋と「熱に強いけど、引っ張る力に弱い性質」のコンクリートが互いに助けあって、強度や耐久性(たいきゅうせい)を向上させることができるんだよ。


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neco:ここは地階だよ。

akari:鉄筋が縦と横にきちんと組まれているね。

neco:これは、耐圧版(たいあつばん)といって、基礎の一部として建物の重さを下の地盤に伝える役割があるよ。

akari:奥のほうには、組みあがった鉄筋を型枠で囲った様子が見えるね。


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akari:作業している人たちがいるよ。何をしているのかな?

neco:コンクリートポンプ車からホースがついた折りたたみ式のブームを伸ばして、「生コンクリート」を圧送し打ち込んでいるよ。圧送操作を行うオペレータや圧送作業員の他にも、合番(あいばん)といって、鉄筋工、型枠工、電工など関連業者さんたちが不測(ふそく)の事態に備えて立ち会っているんだよ。

akari:「生コンクリート」ってなに?

neco:「生コンクリート」とは、固まる前のやわらかなコンクリートのこと。コンクリートは、セメント、水、砂、砂利(じゃり)などをよくねり混ぜてつくるよ。はじめは、やわらかくて形を簡単に変えることができ、時間がたつにつれて、だんだん固くなるんだ。セメントと水が化学反応(かがくはんのう)することで固まるんだよ。


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neco:基礎もだいぶんできてきたね。これから、建物の骨組みになる壁や柱などを、基礎と同じように鉄筋コンクリートでつくっていくよ。それでは、今回の見学はここまでにしよう。

akari:次回の現場見学も楽しみだね。


 

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