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更新日:2011年3月1日

2003年度タウントーク

2003年度タウントーク <小学生の夢 10年後の私たちのまち、こうだといいなー> 

 去る9月27日、前田森林公園を会場に、「小学生の夢 10年後のわたしたちのまち、こうだといいなぁー」をテーマとした、手稲区タウントーク「あなたの街で市長と語ろう!」を開催しました。上田市長の市政に対する考えや皆さんから寄せられたご意見、ご提案をご紹介いたします。

タウントークの様子

開催日時

平成15年9月27日(土) 13時00分~15時00分

開催場所

前田森林公園サンクガーデン

開催趣旨

 手稲区では、21世紀を担う子どもたちに、まちづくりへの興味や関心を持ってもらうため、平成5年度から区内の小学4年生を対象に、「小学生の夢 10年後のわたしたちのまち、こうだといいなぁー」をテーマとして、手稲の自然や歴史を生かした夢など、自分たちの街の未来図を描いてもらっています。そして、子どもらしいアイデアや夢、思いが感じられる作品を選び、その作品を描いた子どもたちと一緒にまちづくりの夢を語る「10年後の手稲を語ろう会」を開いてきました。
 手稲区タウントークは、市長と子どもたちがまちづくりの夢を語り合い、その夢や 思いを通して街の未来を描いていきたいと考えました。

参加者

小学4年生の子どもたち 26名、保護者 22名、選考委員 3名、前田森林公園を訪れていた皆さんなど。

開催内容

1 子どもたちが描いた未来のまちづくり
 ~子どもたちの絵を鑑賞した市長の感想~

2 市長の仕事や札幌市のまちづくり
  誰もが自分の意見を言える社会
  環境問題
  みんなにやさしい街
  子どもたちの意見を大事にしたまちづくり
  協働によるまちづくり
  芝生のグラウンド
  地域の夏祭り~花火大会~
  手稲山の自然
  地域の協力
  少ないお金をどう使うか、よく考えよう
  これからの札幌

3 皆さんへのメッセージ
  選考委員から
  市長から

アイデア作品を見たい!

 ■子どもたちが描いた未来のまちづくり

司会

今日は、「小学生の夢 10年後のわたしたちのまち、こうだといいなぁー」をテーマに描かれた856点の絵の中から、アイデア作品として選ばれた29点の代表のお友達26人に集まっていただきました。手稲区タウントーク「あなたの街で市長と語ろう!」と題して、上田市長とともにこれからのまちづくりについて話し合いたいと思います。
市長は、先ほどお友達が描いた絵を見たり、その絵のお話を聞いたりしていましたが、感想はいかがですか。

市長

皆さんの作品を見せていただき、いろいろなお話を伺いました。絵が上手なこともありますが、それ以上に、「どんなことに関心を持っているのかな」と思いながら見ていると、自然が豊かな手稲に住んでいることもあって、緑を大事にしようという思いがあふれていて感動しました。音楽が大好きなお友達や、ごみに埋もれる街にならないようにしようと考えているお友達がたくさんいました。また、車との共生ということでは、車道と同じくらいの幅の歩道があればいいというお友達や、交通事故で人を傷つけないように車のボディを軟らかいものにしたらどうかと提案してくれたお友達もいました。今の社会で問題になっていることを的確にとらえ、関心を持って絵を描いてくれたことを大変うれしく思います。ありがとう。今日はそれらのことをテーマに話をしていきたいと思います。

語り合う参加者

話を聞く市長

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 ■市長の仕事や札幌市のまちづくりについて

司会

皆さんとこれからのまちづくりについてお話をする前に、上田市長に市長の仕事や札幌市のまちづくりについてお話していただきたいと思います。

 誰もが自分の意見を言える社会

市長

市長は、選挙で皆さんから選ばれます。ですから、私は市長として、皆さんの大切な税金の使いみちを、皆さんと一緒に一番よい使い方ができるように工夫をしていくことが、大事な仕事だと思っています。
今、札幌市にはいろいろな問題があります。例えば、お金がだんだん足りなくなってきているという問題もあります。限られたお金をどのように使うのが一番いい方法かをテーマに、みんなで真剣に話し合っています。そのためには、いろいろな場所で大人も子どもも誰もが「はい」と手を挙げて自分の意見を言えるような社会をつくり、それを私たちがしっかりと受け止めて税金をきちんと使う。そんな社会をつくっていきたいと思います。ですから、皆さんがこのような絵を描いて意見を述べることはとても大事なことだと思います。私はこれらの作品の中に込められた、いろいろな意見を札幌市政の中に活かしていきたいと考えています。

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 環境問題

市長

市民のために今一番やらなければならないことは何かというと、皆さんが描いてくれた環境やごみ、エネルギーの問題です。例えば車から出る排気ガスは有害なので、それを少なくするために電気自動車を造ったらいいのではないかというお友達や、煙突から出る煙が無害になるようになればいいと描いてくれたお友達もいました。
世界中でも問題になっている二酸化炭素は、いろいろなエネルギーを使うことによって排出され、それが空を覆い太陽の熱を吸収するので、どんどん気温が上がって地球が温暖化していくのです。
皆さんが大きくなってもいい空気の中で生活ができるように、地球の環境を守るという仕事が私たちにはあるのです。
皆さんが描いてくれたように、排気ガスを減らすためには車を使うことを減らさなくてはならないでしょうし、私はなるべく歩くようにしたり、自転車に乗ったりするようにしています。
札幌市は今、環境を大事にするために、いろいろな計画を考えています。電気や水をたくさん使うと、たくさんのエネルギーが必要になり、たくさんの二酸化炭素が排出されるように、普段の生活の中で環境を大切にしていくことが大事だと思いますので、皆さんもお父さんやお母さんと話し合って、家の中でいろいろと節約をするように努力してほしいと思います。
また、緑を大事にしたいと描いていたお友達もいました。緑や樹木は、見るだけでやさしい気持ちになりますが、それだけではなく私たちが生活の中で排出する二酸化炭素を吸収し、酸素をつくる作用を持っています。ですから、緑を大事にするということは、地球をきれいにするということになるのです。私は、今よりも札幌市の緑を30%ぐらい増やせるようにしたいと考えています。

保護者

小学校4年生でこれだけ環境問題に気がつくのはすごいと思いました。子どもたちのほうが将来のことを考えているのですね。そういう子どもたちが新しい手稲の街をつくっていくのかと思うと心強い気がします。

市長

皆さんは、ごみのことや自然を大事にしたいとか、クリーンエネルギーなどの環境問題にとても関心があるようですね。最初にお話しましたが、私は、今の自分たちの生活だけではなく、皆さんが大きくなって、またその子どもたちが大きくなったとき、もっと小さい子、そのもっと小さい子のためにも、今努力をしなくてはならない課題が皆さんの描いた絵の中に盛り込まれていると思います。

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 みんなにやさしい街

子どもたち

10年後の私たちの街は、地球にやさしいモノレールを利用しています。お年寄りや障がいのある人が、冬でも外に出かけた気分になれるモノレールの街です。

保護者

私の母が車椅子で数年一緒に生活していたことがあり、その時に外に出ることの大変さを感じたのだと思います。

市長

障がいのある人が、冬でも自由に外を出歩けたらいいなという、やさしい気持ちで描いてくれたのでしょう。私は、みなさんがやさしい気持ちで絵を描いてくれたことが分かって、とてもうれしいです。私も、そのようなやさしい気持ちになれる街になったらいいと思います。いろいろな人たちが住みやすく、地球にやさしい街を、皆さんと一緒につくっていきたいと思います。

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 子どもたちの意見を大事にしたまちづくり

市長

緑を増やしていくなど、いろいろとまちづくりを進めていくためには、たくさんお金が必要になりますが、お金がなければ知恵を出して工夫しようということで、みんなが一生懸命に議論できるようにしていきたいと思い、たくさんの人の意見を聞くためにいろいろと試みています。子どもたちの意見をたくさん聞いていくことが、私の次の目標でもあります。皆さんはまだ子どもですけど、札幌市に立派に意見を述べることができる資格のある人たちです。
北区に「子ども議会」というのがあります。その中で、子どもたちから古くなった公園を直した時に、子どもたちから「自分たちが使う公園を、自分たちの声を聞かないで直してしまった」という意見が出ていました。私はすごく大事なことだと思いました。一番公園を使う人の声が反映されるような、そんなまちづくりを進めることが大事だと思います。

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 協働のまちづくり

市長

また、家の近くや公園などに木があると、秋に落ち葉の掃除が大変だから木を切ってほしいと言う人もいます。もちろん木ですから、秋には葉が落ち、それが道路にたまるとごみになりますが、皆さんはどう思いますか。

子どもたち

木は切り倒さないで、枯れるまで自然のままにしておいたほうがいいと思います。

市長

私もそう思います。落ち葉はみんなで協力して掃除したらいいと思います。皆さんは、木を大事にしたいと言ってくれました。木を大事にするということは、落ち葉という面倒な問題のことも考えなくてはいけません。しかし、落ち葉が出ないように木を切ってしまうという考えではなく、どうしたらみんなで協力して落ち葉を片付けることができるかを考えることの方が大事なことではないでしょうか。例えば、皆さんは学校から帰る途中とか、落ち葉の片付けを手伝うことができますか。そんなことを皆さんに協力してもらえたらうれしく思います。そういうことを皆さんと一緒にできたらいいなと思います。

子どもたち

私が描いた絵は、日本や韓国、中国、アメリカ、ロシアなどの国々の人が協力してごみ拾いをするなど、街をきれいにしながら、みんなが仲良くなれたらいいなと思いました。

市長

外国の人と仲良くしようとか、一緒にごみ拾いをしようというのはすごいですね。大人は普通そのようには考えられませんね。たくさんの外国の人に札幌を観光してもらおうと考えますが、彼女は違います。みんなで共通の目標などを見つけて、それを一緒にやることによって仲良くなれるはずだという意見です。私は、そんな視点を大事にしたいと思います。遊びも友達になるきっかけになりますが、みんなのためにいいことをしようという共通の目標を持って、外国の人も男性も女性も、大人も子どももみんなが一緒になってやろうよという気持ちが持てるときに素晴らしい社会ができると思います。自分たちの街だから、自分たちでごみがあったら拾おうではないか、できることはみんなでやろうではないか。そんなことを皆さんとの話し合いの中で一緒に考えてほしいと思います。

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 芝生のグラウンド

市長

皆さんの絵の中に、転んでもけがをしないように、学校のグラウンドがふわふわの芝生になったらいいなというものがありました。
来年(2004年)4月、創成小学校など4校が統合されて資生館小学校ができますが、その学校はグラウンドを芝生にする第1号です。徐々に他の学校のグラウンドも芝生にしていきたいと思っています。しかし、芝生にするにはお金がかかるし、手間もかかります。また、管理するにもお金がかかります。皆さんには、芝の刈り込みなどのお手伝いをお願いするかもしれません。立派な芝でなく雑草でもいいですから、砂が舞ったり、転んでもけがをしたりしない、絵のように元気にかけ回れる芝生のグラウンドにしていきたいと思いますので、みんなで協力しあって進めていきたいと思います。そして、皆さんには緑を大切に育てていこうという気持ちを持ってほしいと思います。

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 地域の夏祭り~花火大会~

子どもたち

花火が上がったりする夜祭り広場の絵を描きましたが、花火大会を見るためには豊平区まで行かなくてはなりませんので、手稲区でも花火大会が見られるようにしてほしいです。

市長

手稲区長もこの会場に来ていますので、ぜひ区長に答えてもらいましょう。

区長

手稲でも花火大会をということでしたが、7月から8月にかけ各地域で夏祭りを行っていて、手稲駅前の町内会が商店街と協力して花火を打ち上げています。もっとたくさんの花火を打ち上げてもらうには、たくさんお金がかかりますが、この花火は商店街の皆さんの寄付で打ち上げていますので、ここの商店街でたくさん買い物をしていただければ、きっともっとたくさんの花火を打ち上げてくれると思います。

市長

大変分かりやすい話でありがとうございました。

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 手稲山の自然

保護者

手稲山は、10年後もこの景色でしょうか。

市長

10年後もこの景色であってほしいという気持ちですね。私も同じ気持ちです。先日、ここで「ていねの森コンサート」が行われ、一緒に私も歌わせてもらいました。出演者は手稲の山を見ながら歌い演奏しますが、これは豪快です。手稲山は札幌の大切な財産の一つだと思います。山の自然をしっかり残していければうれしいと思います。

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 地域の協力

保護者

札幌市がお金がなく困っているというのはよく分かります。私たちの町内会では、自分たちにできることは協力したいと思っています。例えば、公園の草刈りは業者が行っていますが、町内会でも有志が集まれば可能だと思います。お金がないから出来ないと言わないで、もっと地域の協力が得られるような仕組みをつくったらどうでしょうか。

市長

どうもありがとうございます。私も同じ考えでいます。お金がなければ知恵を出す、あるいは皆さんで体を動かすというふうになればうれしいと思います。お金がないのであれば、地域の皆さんはより結束を強くし、地域の中で密に話し合うようになるなど、逆に地域づくりにはいい効果があるのではないでしょうか。一般的に、お金があるために、とかく人に頼りがちになり、本当は自分がしなくてはならないこともお金で済ましてしまうようなことがあるのではないかと思うのです。地域というのは自分たちが住む街ですから、自分たちが地域のためにできることを探すなど、人から言われてやるのではなく、みんなで取り組むのが地域のまちづくりではないかと思います。

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 少ないお金をどう使うか、よく考えよう

市長

皆さんは、お小遣いが足りないときは、どうすれば足りないお小遣いで満足するか自分たちで工夫をすると思います。親は、お小遣いをたくさんちょうだいとお願いされても、あげられないことがあります。それでは、足りないときにどうするか考えるのが知恵であり工夫です。例えば、漫画の本を買うのにお金が足りないとき、みんなで回し読みをするとか、古本屋で買うとか、いろいろ工夫をしていかないとお金はいくらあっても足りないと思います。お父さんやお母さんにねだる前に、自分たちで今あるお金で何が出来るのかを考えていただきたいと思います。札幌市もそうやって考えています

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 これからの札幌

子どもたち

上田市長は札幌市をどんな街にしようと考えていますか。

市長

一言で全てを説明するのは難しいのですが、一番大事にしたいのは環境を守る人材を育てていきたいということです。市民の皆さんがそのような気持ちになれるまちづくりをしたいと思っています。そのためには、初めにも言いましたが、大人も子どももこの街をこうしたいなと素直に話し合える社会をつくっていきたいと思います。これを「市民自治」といいますが、自分たちのまちづくりは自分たちで取り組むという意識を根付かせながらまちづくりを進めたいと思います。

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 ■皆さんへのメッセージ

 選考委員から

平塚

皆さんの作品を見せていただきましたが、自然を大切にしたいとか、お年寄りや体の不自由な人にやさしくしたいという気持ちが伝わってきました。大人になっていくと、その気持ちを忘れていくことが多くなりますので、しっかりと自分の意志を持って大きくなっていってほしいと思います。

野村

先ほど、市長から小学校のグラウンドを芝生にしていきたいという意見がありましたが、皆さんの絵の中には、このような芝生のグラウンドなど、緑がたくさんある街にしたいという思いを込めたものがとても多くありました。そのような思いを大切に10年後いい手稲区をつくっていってほしいと思います。

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 市長から

市長

皆さんのすてきな絵を見せていただきましたが、緑を大事にし、人にやさしいまちづくりをしていきたいという皆さんの気持ちが伝わってきました。
私は6月から札幌市長になり、札幌のまちづくりの責任を持たなくてはならない立場になりました。しかし、私一人ではまちづくりはできません。皆さんの「こんな街ならいいなあ」という気持ちを寄せていただくこと、そして一緒に行動するということがいいまちづくりにつながるものと信じています。これからもたくさん意見を出してください。そして、一緒にまちづくりに参加してください。
保護者の皆さん、本当にお疲れ様でした。今後も、私のいろいろなメッセージを市民の皆さんに発信させていただきますので、一緒に考え行動していきましょう。本日はありがとうございました。

参加してくれた小学4年生のお名前(順不同)

水島佳緒里さん  木下瞳さん  鷲野夏実さん  谷口里花さん  菅結実花さん  立石伊吹くん  山田生子さん  沢木瑠唯さん  畠山沙織さん  西田みさきさん  島田成美さん  山崎拓哉くん  幕田はるかさん  佐々木朱梨さん  小斉佑太くん  佐藤映海くん  富樫航くん  水野俊輔くん  奥山悦司くん  野村渉くん  安富皓平くん  長田亜梨沙さん  石黒小百合さん  佐藤杜花さん  竹本えり子さん  阿部静香さん
以上26人

記念撮影

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札幌市手稲区市民部総務企画課

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