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自然観察会1
4月29日午後、稲穂ひだまり公園(手稲区稲穂4条1丁目)で、手稲区土木部主催の自然観察会が行われました。
この観察会は、カタクリの開花時期に合わせて毎年開催されており、この日は好天に恵まれ近隣の住民を中心に約50人が参加しました。
カタクリは、ユリ科の多年草植物で、早春に薄紫から桃色の花を咲かせ、その開花には種子から約8年かかります。一度成熟すると、何シーズンにも渡って開花を繰り返しますが、近年では、生育地が減少し、とても貴重な植物になっています。このため手稲区土木部では、平成16年度から専門家の指導の下、地域住民と協力して保全活動を行っています。
北海道大学大学院農学研究院の近藤哲也(こんどう・てつや)特任教授と有限会社緑花計画の笠康三郎(りゅう・こうざぶろう)氏による解説を聞きながら、参加者は散策路を歩き、ちょうど見頃を迎えた紫色のカタクリの花を観察しました。太陽を浴びてキラキラと輝く紫色の小さい花が一面に群生し、参加者たちの目を楽しませていました。カタクリの他、淡い青色のエゾエンゴサクや市内では珍しいエンレイソウなども咲いており、きれいな花を写真に撮ったり、熱心に質問したりしていました。
参加していた男性は、「地元の公園にこのような珍しい花の群生地があることを知らなかった。これからも大切にしていきたい」と話していました。
自然観察会2
自然観察会3
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