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自然観察会1
4月29日午後、稲穂ひだまり公園(手稲区稲穂4条1丁目)で、手稲区土木部主催の自然観察会が行われました。
この観察会は、カタクリの開花時期に合わせて毎年開催されており、今年で14回目になります。
カタクリは、ユリ科の多年草植物で、早春に薄紫から桃色の花を咲かせ、その開花には種子から約8年かかります。一度成熟すると、何シーズンにも渡って開花を繰り返します。近年では、生育地が減少し、とても貴重な植物になっています。
このため手稲区土木部では、平成16年度から専門家の指導の下、地域住民と協力して保全活動を行っており、群生面積は広がりを見せています。
この日は、近隣住民を中心に約60人が参加。ちょうど見頃を迎えたカタクリの花が咲き誇っており、ほかにもエンレイソウやエゾエンゴサクが見られ、参加者たちの目を楽しませていました。
北海道大学大学院農学研究院の近藤哲也(こんどう・てつや)教授と有限会社緑花計画の笠康三郎(りゅう・こうざぶろう)氏は、植物の名前や生態に関して分かりやすく解説し、参加者らは熱心に質問をしたり、写真を撮ったりしていました。
初めて参加した女性は、「専門家の解説を聞きながら花を観察することで、新たな発見があり、より楽しむことができた」と話していました。
自然観察会2
自然観察会3
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