ホーム > 手稲区“まちのできごと”紹介 > まちのできごと2017(平成29年) > 自転車の安全運転を心掛けて~稲積小学校で自転車交通安全教室開催
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7月10日火曜日午後1時30分から、稲積小学校(手稲区前田5条7丁目、北本雅人(きたもと・まさと)校長)で、自転車交通安全教室が開催され、同校の6年生47人が自転車の安全な走行方法について学びました。
これは、日常生活における自転車利用時の事故を防ぎ、間近に迫った夏休みを子どもたちに安心して過ごしてもらおうと、地域住民でつくる稲積安全・安心まちづくり協議会が主催し、手稲警察署と手稲区交通安全運動推進委員会の協力を得て実施されました。
この日は、同協議会の佐々木針(ささき・きよし)会長から「これから勉強することをずっと忘れずに覚えておいてください。今後、自転車や自動車を利用するようになったときなどに役に立つはずです。今日はしっかり勉強しましょう」とあいさつの後、教室が始まりました。
教室では児童の代表者が、「自転車シミュレーター」に乗り、他の児童はシミュレーターで運転する様子を見ながら一緒に安全な自転車走行について学びました。シミュレーターで通学や塾通いなどの日常生活を想定した場面を走っていると、急に建物の陰から出てくる自動車や歩行者に悪戦苦闘し、その様子を見ながら他の児童も「危ない」、「後ろも確認して」などと声を出していました。
体験終了後は手稲警察署の署員から、「夜に自転車を運転するときは、自分だけでなく相手も見えにくくなっているので必ずライトをつけましょう。それが自分の命を守ることにつながります」と話があり、児童も真剣な表情で話を聞いていました。
シミュレーターを体験した児童は「思っていたよりも危険な場面が多くてびっくりした。実際に自転車を利用するときは今日のことを思い出して安全に運転したい」と話していました。
同協議会からは、早朝や夕暮れ時の事故予防に、自転車に取り付ける夜光反射材と、自転車運転に関する教本が児童に渡されました。
今後も、同協議会では、子どもたちに安全・安心なまちづくりに向け、防犯・防災・防火・交通安全に関する取り組みを進めていきます。
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