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更新日:2017年12月15日

水質トピックス(第11回以降)

 第11回「水の硬度」

みなさんは、水道水やミネラルウォーターに関して、「硬水(こうすい)」や「軟水(なんすい)」という言葉を耳にしたことはありませんか。水は、「硬度(こうど)」という水質項目の値により、硬水や軟水に分類され、特性もそれぞれ違うのです。

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硬度とは

硬度とは、水中のカルシウム及びマグネシウムの量を、これに相当する炭酸カルシウムの量(mg/L)に換算して表したものです。硬度の違いによる特徴を下の表に示します。

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    ※1 「スケール」とは、水中のカルシウムやマグネシウム等のミネラル分が析出したもののことです。

    ※2 臓器の発達が未熟な乳児は、ミネラル成分が多いと下痢を起こしてしまう場合があるためです。

 

硬度の基準と分類

硬度の水質基準としては、石けんの泡立ちを悪くするという観点から300mg/L以下とされています。また、水質管理目標値としておいしい水の観点から、水質基準値よりも厳しい範囲で10~100mg/Lが設定されています。

一般的に、硬度の高い水を「硬水」、硬度の低い水を「軟水」と呼びますが、WHO(世界保健機構)では、下表のとおり飲料水を硬度により4種類に分類しています。

 

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                 ※WHO(世界保健機構)による飲料水水質ガイドライン

札幌市の水道水(H27年度の市内5浄水場の給水栓水)は、硬度24 ~ 48mg/Lであるため、おいしい水とされる硬度(10~100mg/L)を満たす軟水であると言えます。

飲料水の硬度を計算してみよう!

飲料水の栄養成分表示のカルシウム量とマグネシウム量から硬度(mg/L)を求めことができます。

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(2016年11月)

 第12回「水質基準」

水道は、飲用、炊事、洗濯、お風呂、トイレなど、毎日の生活に欠かすことのできない重要なライフラインです。水道局では、「水質基準」に適合する安全な水をつくり、みなさまのご家庭にお届けしていますが、水道水の安全性について不安をお持ちの方もいるかもしれません。そもそも水質基準って何?どうやって決まっているの?安全な水って…?今回は、水道水の安全を守る「水質基準」について説明します。

◇水質基準ってなに?

水質基準とは、水道水の飲用、生活利用のために“水道水が備えなければならない水質上の要件”を、項目ごとに具体的に示したものです。「水道法第4条」に基づき省令により定められています。

水質基準として、水質に関する51の項目(H28現在)について、水道水の安全を確保する条件 =“基準値”が定められています。この51項目を、「水質基準項目」といいます。

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その他の水質基準項目は、こちらをご参照ください↓

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/kijun/kijunchi.html(厚生労働省HP)

 

水質基準項目は、大きく分けて2つの観点で設定され、分類されています。

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◇水質基準値はどうやって決めているの?

水質基準を満たす水道水は安全だとされますが、具体的には何をもって安全といっているのでしょうか。

健康に悪影響を及ぼす化学物質の基準値がどのように設定されているのか、一例を紹介します。

 

~健康に影響を及ぼす化学物質の基準値の決め方の基本~

生涯にわたり水道水を飲み続けても、人の健康に影響が生じない(または発がんリスクが十分に低い)水準をもとに設定されています。

 

【基準値の決め方の例】

○ジクロロメタン、ホルムアルデヒド、クロロ酢酸 など

動物実験の結果と“体重50kgの成人が1日2 Lの水を飲む”という条件などから、ヒトが一生涯にわたり摂取し続けても健康に影響が出ないとされる濃度を算出し、基準値として設定する。

○ベンゼン、ジクロロ酢酸、臭素酸 など

動物実験の結果と、体重、飲料水から摂取される化学物質の割合などを考慮し、「70年間飲料水から発がん性物質を摂取したことが原因でがんになる人が10万人に1人以下」の確率となる濃度を求め、基準値として設定する。

 

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これからも見直され続ける水質基準…

 

水質基準は昭和33年に制定された後、昭和35年、昭和41年、昭和53年、平成4年の改正を経て、平成15年に全面的な見直しが行われました。従来水質基準は、全国的に問題となる項目に対して設定されてきましたが、平成15年の全面改正では、全国的には検出率が低くても、健康や生活利用上支障を生じるおそれのあるものは全て基準項目とされました。

また、約10年サイクルで見直されてきた水質基準ですが、平成15年以降は、最新の知見をもとにその都度基準が見直されるようになりました。今後も、水道を取り巻く環境の変化や最新の科学的知見に従い、水質基準は見直されていきます。

(2017年1月) 

 

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このページについてのお問い合わせ

札幌市水道局給水部水質管理センター

〒064-0942 札幌市中央区伏見4丁目6

電話番号:011-563-7003

ファクス番号:011-551-0993

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